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「OZMA PRESENTS
 face to ace ONE NIGHT STAND」
2006年7月15日 目黒 BLUES ALLEY


この日は、個人的に、友人ライブで、横浜にいってまして、整理券配布の16時に間に合わないかなと思ったのですが、
15時半前には無事到着。その時間なりの番号をゲット(笑)。人数は、120人以上はいたんでしょうか。
17時半の開場時間に整理番号順にお店の前に並び、会場へ。

会場は、5 、6人が座れる丸テーブルと、カウンター席などがありました。
自由席、私はひとりだったので、比較的、ステージに近い、しまっち側へ。
モスコミュールなんぞ飲みながら、時間を過ごしました。
その時は気づきませんでしたが、face to aceをイメージした、「fuse」というカクテルも用意されてたようです。

※椅子席なのに、朝からのバタバタで、メモるものをもっていかなかったワタクシ;。帰りの電車でケータイに思い出しメモしまくりましたが、雰囲気のみゴメンです。。。


<第一部>

テーブルの客席の間をぬって、笑顔で手を振って現れるメンバー。大きな拍手。
扇型のステージになるんですかね。客席に向かって、広がっているようなステージでした。

STEPPIN' OUT
THE RIDDLE

久しぶりのカバー曲、2曲です。

「こんばんわ・・・」なぜか、声を潜め。。。?(笑)
ブルース・アレイに出演となったことについて、「ブルース、ソウル、ジャズの殿堂で・・・」素晴らしいお店だと言うような話から、
ブルース・・・、僕たち希薄ですけど、いいんでしょうか・・・?;。」(笑)、後ろの海月さんからも「薄いっ!」と一声。
いいんです、いいんです、素敵な演奏を聴かせていただければ(笑)。

なんの話からか忘れましたが、「頭突きとかしちゃいますよ。」という話になり(笑・時事ネタ)、
「俺の妹を侮辱するなとかいって。妹なんていないんですけどね。僕ひとりっこだから。」
「あ、妹っていえば・・・。って、こんな話しても、まぁ、いいや(笑)」と、
聖飢魔II時代のMCでもおっしゃってた(長野のミサらしいんです)ミサ会場の楽屋口で、スタッフとファンの女の子がやりとりしてた話。
「私は、ACE清水長官の妹なんです〜。兄に会わせてくださいっ」って必死に言ってるんだけど、
ACEさんが人間の姿で、ケータリングの飲み物とか持ってうろうろしてる側でやってたそうで、
にーちゃんの顔ぐらい、憶えておけっ(笑)」(爆)
「face to aceになってからはそんなことないでしょうが、微熱の季節だったんですね。」(笑)

「久しぶりにこの曲を」ということで。。。

KALEIDO-PARADE
fiesta

今回、とにかくベースのルート感があって、どの曲も安定感ばっちりだったのですが、
特にこういう、テンションコードが多いような曲は、これまでのハコでは、不思議な響きに聞こえて、
時々、ACEさんも見失ってない?っとまで思うようなことがあったので、今回は本当に安心して(?)気持ちよく聴けました。

勢いのあるギターソロ。う、弦が切れる。その後の歌詞にやや動揺の色が;。
(ペグをいじってらっしゃったような、切れた弦をはずされようとしたのかしら・・・???)
スタッフ何人かが動き、最終的には、M永さん登場で、ギターをACEさんから受け取り、舞台袖で作業。

「みなさんの熱気のためか、弦が切れました;。」
いつぞやのルイードの話になり、あの時は汗だくになって、涙拭いてるみたいで弱虫みたいだったってな話をし、
本当は、次の曲も続ける予定だったのか・・・、
「このくらいのことで動揺してたら、ミュージシャンやってられませんから・・・」と自分にいいきかせるように(笑)、
こーゆーときこそ、何をしゃべれるかで、真価が問われます。」(笑)

・・・で、何をはなされたのかは忘れました;。

あ、合コンの話かな?ま、いいや、どっかでされました。
もう、合コンなんて、10年ぐらいやってないという話から、えぇ?;;;って会場の空気を感じたらしく、
「あ、20年ぐらいか」と言う話になり、なんでも、学生時代バンドばっかりで、クラスの行事にはほとんど参加しなかったので、
「清水は・・・」ってことになって、合コンやるからこいっていわれ、相手が看護婦さんと聞いて、期待していったそうなんですが、
いったら、メガネきらりというような女性ばかりがずらっと並んでいて、そそくさとその場を去って帰ってきたんだとか。
大学1年のそれ以来・・・とかおっしゃってました。20年???(笑)。

そうそう、避雷針の話もありましたね。この日、都内は、電車の運行に影響するほど、一時雷雨がすごかったようで、
(横浜にいた私は、辛うじて雨には降られませんでしたが、家の洗濯もんは悲惨な状態になってました;;。)
「並んでる人たちは、大丈夫だろうか?、俺が避雷針になってやるっ!って飛び出したんですが、もうやんでましたね(笑)。」って(笑)。

風の向こうへ
この曲のソロの、海月さんシンセとしまっちのギターのハモリが好きなんです。ほのぼのとします。
私のところから、ちょうど、しまっちの譜面台の影になって、(そいえば、なんでしまっちが譜面台つかってるのか、後になってわかりました。)
海月さんの手元とかが見えなくて、にーさんのギターから切り替わったとこから、近くにあったモニターで、かじりつくようにみてしまいました(^^;。

Flow


<第二部>

...I KNOW
一段と、サックスっぽいギター、恐いぐらいでした;。
ON THE WING
とにかく、繊細な音の粒がすごく捉えられていて感動しました。どうしても、ここのところのライブハウスは、
音が一枚岩になって、押し寄せてくるような感じがしたんですが(?笑)、それが立体的に包まれる感じ?(語彙がとことん貧弱だ;)。
この曲のイントロやエンディングで、エレピとしまっちのギターがお互いに響きあうようなとこがあるんですが、
そこがすごく柔らかく、それぞれの楽器の音で伝わってきて、とても幸せな気分になりました。
海月さんのピアニカにも、画面で食い入るようにみてしまった。。。

「そうか、モニター画面があるんですね。僕のところからは、ちょうど、スピーカーに隠れて、ギターがちょっと見えるだけで。」
カメラが引いてくれたりしたけど、ご自身の全身は見えない様子のACEさん。
「これ、カメラどこにあるんだろ。あ、あそこか。今、カメラ目線になってる?」みたいに、カメラ見つめてはしゃぐACEさん。
モニターには、カメラ目線のACEさんのアップ。(爆)
その後ろでは、街角のテレビカメラの後ろで手を振る素人のように、海月さんが、カメラに向かって体を伸ばして、手を振る。(爆)なんのライブでしょ;。
MISSING WORD
CLOUDY DAY
エンディングのフレーズの、二人の息がどんどんあうようになったと思いました。
節回しから、細かいひっかけるところまで・・・。切なく色っぽい。

なんかの話から、「僕らもうっしっしみたいな。」っておっしゃって、それがつぼにはまったらしく、「うっしっし・・・いいなぁ、気に入った(笑)。」
YEAH〜♪みたいで」(爆・石川氏モノマネ)なんか、その辺りのネタはうけるということがわかったそうなのですが、
「あまり、そればかりやってると、すがってるとか思われてもいけませんので。」とかなんとか(笑)。適宜にやるそうです。

FLAMING DAYS
なんたって、このソロ回しが、めちゃかっこよかったです。
ドラムとベースの、息ぴったりキメ系のソロがビシバシきて、ベースソロ、ドラムソロみたくなったんだっけかな。
その合間を埋めるように入る、海月さんのオケヒットのアクセントみたいなのも、またかっこよく。
そして、そのまま、リード系シンセのいかにも海月さんのソロ、そして、一息おいて、メロディアスなギターソロに流れていくとことか、
振るえがきましたよ。

このライブ一回だけのソロまわしじゃもったいないっ!。
この後お目見えするかどうかは、私たちのリクエストにかかってるようです;。

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丸いもの(音源)の話から、「今日やっちゃう?」「やっちゃいます?」みたいな。
会場、おおおおお。
「もちろん、今決めたわけぢゃなくて、ちゃんとそういう段取りだったんですけどね(笑)。」
ということで、新曲披露。(感想はいずれ・・・タイトルの意味も説明されてましたが、おそらく今後も話される機会はあると思うので。)
新曲
TOUGH! 
流星雨
月夜のケモノたち
これは、今回気付いたんですけど、ギターソロのときの、ちょっとたたみこむような、バックのリズムの持ってきかたが、前に進む感じですごく気持ちよかったです。


<アンコール1>

アンコールの声にひとりで現れるACEさん。ツアーTシャツ。
マイクをもって、「綾小路きみ○ろです。」(笑)
「アンコールで、僕が先にこうやってひとりで出てくるのって珍しいですよね。初めてかもしれない。いつもみんなの後から。。。
 なんか、でもこうやって、嬉々として話するのも、ミュージシャンとしてかっこわるいですよね。」(笑)。

今回、OZMAさんという事務所の関係で、出演が決まったということで、そのお礼のお話。
そしてその事務所の所属アーティストで、新潟のライブで対バンだったMsawさんが、来てくれている。というお話。

それぞれ自己紹介。
そして、Msawさんのラジオの1コーナーを持たせてもらうことになった御礼や、たまには一緒に番組やってもいいよね、という話。

Msawさんからは、「ACEさんはいじわるだ」ということになって(笑)、なんでも、Msawさんが、そのラジオ番組を持つことが決まって、
そのお祝いの電話がACEさんから入ってるといわれて、電話で話してたところ、「また、上越のほうにも来て下さいよ。」っていったら、
「うん、わかった行くよ。」ってドアが開いて、そこにACEさんが立ってたんだとか。(笑)
ナイショで新潟に来ていて、となりの部屋から電話してたんだそうです(笑)。

ACEさんが、シンセで音を拾ってあげて、Msawさんがアカペラで、1曲、ゴスペラーズのカバーを。
ふたりだけど「ひとり」っておっしゃってたかな?曲名でよいのかな?

ひとり

ふたりの声が時々ひとつに聞こえるところが、すごく神秘的でした、それだけ正確なピッチなのでしょうし、
表の声とファルセットがお二人とも、自在に同じ様に操れるのか、どちらがどちらのパートを取っているんだろうと
不思議でトリッキーな印象も受けました。



「この後どうやって歌おう・・・;」と悩むACEさん。素晴らしいMsawさんについては、「すがるか、早いうちに芽を摘んどくか。」だそうです(笑)。
とりあえず、ひとりずつ、メンバー紹介しながら、ステージにあがってもらいます。ということで、まずは、しまっち。

マイクの前に立つやいなや「あいの〜」かなんか、Msawさんの真似で突然裏声で歌いだすしまっち。
思いっきり、ストライクゾーンをえぐられ、崩れ落ちるように座り込んで、笑い始めるにーさん;。
自業自得とはいえ、取り残されたしまっちは、ACEさんを起そうとするんだけど、立ち上がれず。
しかたなく「ギターのしまっちで〜す。誰か清水さんを助けてあげてください;。」みたいな挨拶(笑)。
ようやく立ち上がったACEさんは、「だって、ふ〜(←裏声)とか歌いながら、勝ち誇った顔でこっちみるんだもん。」泣き笑い。
「もう、しまっちには絡むの止めることにします。ひとりで暴走させておいたほうがおもしろい。」その後も、話しかけようとするしまっちに、
「こっちみないで」っと噴出す始末(爆)。勝ち組ですよ。しまださん。。。

その後呼び出された、YANZさんは、Msawさんに目をつけたらしく、二声なんだよね。三声にしない?とか声をかけたとかで、
「もう、プローモーションしてるんだ。」とこれまたにーさんにうけられてました。
そして、西やんと海月さんの紹介。
なんか、海月さんは、しゃべらず、身振り手振りが多かったかも(笑)。「パントマイマー?」とかにーさんにいわれてました。

BRING YOU BACK TO ME
この曲のふたりのギタリストの掛け合いは、雰囲気いいですね。

so sad-so what?
そういえば、いつからか忘れましたが、少なくとも前回の原宿でも、海月さんのギターのヘッドの先ににーさんとお揃いの、チューナーが付くようになりました(笑)。
・・・そうそう、海月さんで思い出したけど、いつもの通り、結構前まで、出てきてギターを弾かれてた海月さん。
シンセソロで戻ろうとしたときに、狭いキーボード脇で、多分しまっちのギタースタンドに、ギターのストラップか何かが引っかかって動けず、シンセソロが間に合わず、
途中から弾き始めるという、ハプニングがありました。
(・・・スタッフさん、そばにいるんだから、ちゃんとアーティストさんの動線みててあげてくださいね;。気づくの遅い;。)


<アンコール2>

今度は、メンバー全員で現れる。

「今、(楽屋から)出てくるときに、トイレの前に並んでらっしゃる方々がいらっしゃったようですが、始めちゃっていいんでしょうか;?」といって、MCで繋げてくださる。

TWO OF US
しっとりと歌う兄さん。この日何度か感じた、ちょっとあの喉をしめて歌いあげる発声はいかんぞ;;と心配しつつも、バラードの世界へ引きずり込まれる。

そだ、これも今回初めて気づいたんですけど、波の音の効果音とかいれられてます・・・??ありゃりゃ?と思いました(笑)。
(だから、ライブバージョンって、Pad系の音を抜いてるのかな。。。ひとりごと)

客席の中をファンとタッチしながら、楽屋に戻るメンバー。お疲れ様でした〜。
時計の針は、22時半近くを指してました・・・。



(2006年7月21日)