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face to ace Live Tour'05『5×5=37』 (最終日)    2005年8月11日 Zepp Tokyo

★スペシャル・ゲスト rush! & LATUKA
Violn:加藤千晶、武内いづみ
Cello:森谷佳奈、平松由衣子
Viola:田口厚子


ややどんよりとした夏休みのお台場、人が溢れかえっているかと思えば、さすがに18時開場のライブにむかうゆりかもめは人がまばらでした。
それでも、窓越しに見たフジテレビのところなどはイベントで沢山の人が・・・。新橋方面に戻るゆりかもめもいっぱい。。。

青海の駅をおりて、あいかわらず、ちょっとわかりにくいルートを通って、(ビルの中が通路なんですよね?;)会場へ、大阪同様、席があるので、開場時間を過ぎても人が入り口付近で人待ちをしてたり、ゆったりとした空気が流れてます。

開演ぎりぎりに、ドリンクをとって客席へ。今日は、やはり前から10列ぐらい、今度はACEさんとしまっちの間ぐらいで、ほぼ、大阪と左右対象の位置(笑)。今日は海月さんがみえるぞ〜。

(東京は、メモらしいメモもしてないので、感想とニュアンスMC程度で失礼します・・・。)


シンセギターっぽい、音色豊かなちょっと旅情をさそうSEが流れ・・・。

下手からあらわれるメンバーのシルエット、歓声と拍手。左手を上げて海月さんが合図を送る。

■a new day

「イエ〜イ、TOKIO〜っ、今日は夏祭りだぜ〜っ」と叫ぶ。

■FIESTA
■ノンフィクション


「ただいま〜」と元気に声をかけるACEさん。 「おかえりなさ〜い」と客席。
「・・・っていっても、大阪と名古屋いっただけで、そんなあちこち回ったわけぢゃないんですけどね。」笑

大阪のお客さんは最高でした〜。」うぉぉぉぉぉぉっ。「名古屋のお客さんも最高でした〜。」うぉぉぉぉぉぉぉっ。
東京も・・・・、まだ、ちょっとしかやってないけど、すでに素敵(笑)。・・・・素敵だよ(←囁くように)。」笑

「もう、皆さんの笑顔に会いたくって我々やってますから。別に郵政民営化法案が否決されたから、とか、衆院解散、総選挙があるから練習しなきゃ〜(ギター弾くまね;)ってわけぢゃないですから(笑)。とにかく皆さんに聞かせたい。。。」と。

夏祭りだから、どんどんいこうというようなことをいいつつ、急に動いたりすると、体がつったりして、疲れもたまって・・・と言う話から、
「何がたまるか知ってます?」会場から、「乳酸っ」って声がかかる。嬉しそうにおっという顔をするにーさん、「そうっ」
ニュウサン」・・・←って声には、そこだけ、エフェクターかけて、ヘリウムちっくなアニメ声に(爆笑)。袖でMさんも大うけ;。

「たまってもいいも〜ん、アタシお腹の調子悪いしぃぃぃ・・・便秘気味だしぃぃぃ・・・ってそれは、乳酸菌、ビフィズス菌とかね・・・。乳酸・・・別のものですから、これがたまると・・・」
と、乳酸説明会?(笑)。

■SLOW DANCE
■流星雨
■ESCAPER


「翼がなくなったら・・・、飛べなくなるんじゃないか、どこにもいけなくなっちゃうんじゃないかと不安になったりしますよね・・・。」
でも、キュっ(胸の前でこぶしを握り締める仕草)・・・涙をこらえて。きっとどこにでもいけます。・・・”風の向こうへ”

■風の向こうへ


さて、それでは、ここで本日の目玉商品(だっけかな)、スペシャルゲスト、rush!&LATUKA の皆さんですっ♪

上手側の透明な囲みの中にスタンバイする、白を基調とした衣装の弦のメンバー5人、セッティングの間、ACEさんのMCは続く。。。

・・・ってここでの話だったかな;、今後のスケジュールのインフォメーション。

●8/28の24時間テレビ
 「テレビ放映はないみたいですね。西日本放送さんのイベントで、この日は朝から、あちこちの場所でバンドをやってて、
  僕たちも、当初、2ヵ所の予定だったんですが、先程(?)、1ヵ所増えて、3ヵ所になりました〜。」もう、忙しすぎませんか?。拍手していいんだかどうか;。
 「カメラマンのアルマジロ山○くんの実家の側だそうです(笑)。本田と二人でいってきます。」
●9/12の愛・地球博
 「(トワイライトなんとかっていったかな、失念)芝生席みたいな感じで、夕方の雰囲気に合った曲をセレクトしてやろうかと思ってます。
 はじめ、対バンがいてって話だったんだけど、結局なしで、1時間のステージになりました。」おおお。
 メンバーはヤンズさんを加えた3人。
●9/25の中津川
 主催者側にお願いして、急遽バンド形式5人で出演決定。「石川くんも来るらしいですね。何もない山の中で突然あったら、何しゃべっていいんだか;」(笑)

北から南までの企画は、はっきり決まり次第、ファンクラブの方へ、そして、追って、公式ホームページでもお知らせしますというACEさん。
「北から南というからには、北は本当に北から、南は南までやりますから。北は北千住から、南は南麻布なんてことはありませんから(笑)。

「いろんな方から、握手会とかで、大丈夫ですか?、無理しないでくださいね。とか、いろいろ声をかけてくださって、
 ほんとぉにありがたいです。ありがとうございます。でも、大丈夫ですから。」力強くACEさん。
「・・・それより心配なのは、年末の方です・・・。」(爆笑)・・・ちょっと弱気(笑;)。


・・・これもタイミング忘れましたが、MC中、大きなくしゃみを二度ほどした男性に、「大丈夫でしょうか?夏風邪はやっかいですかね。」みたいなつっこみいれてました(笑)。


ストリングスメンバーの準備も整い。ヴァイオリン×2、ヴィオラ×1、チェロ×2 の弦楽五重奏編成。

★THE RIDDLE
IN THE MAZE


今回、弦楽五重奏とやることにしたのは、去年のクリスマスの弦楽四重奏との演奏が、すごくよかったから、というお話。

「お飾り・・・っていったら失礼ですが、ゴージャス感が演出できたらいいかなぐらいに思ってたら、とんでもない。本当に失礼しました。」みたいなことを。

とにかく、アレンジセンスがよいと、ストリングスアレンジャーの松ヶ下宏之さんの魅力を語る。
「彼は別に、ヴァイオリンを専門に勉強したとか、そういう人ではなくて、ギタリストですからね。だいだいヴァイオリン弾けるのかな?、弾けないんぢゃないかな・・・」弦メンバーに振るACEさん。
首をかしげるメンバーたち、「ストリングスのアレンジとか独学ですからね。すごいですよね。それこそ、それぞれの楽器の特徴、どんな音域で、どの音域だったらその楽器のよさがいかされるかとか、すべて勉強しなければできませんからね。・・・僕にはごめんなさい。とてもできません;。」

余談ですが、ストリングスって、ポピュラーの世界はわかりませんが(たぶん一緒でしょ。)、通常、譜面ひとつにしても、ヴァイオリンはト音記号だし、チェロはヘ音記号だし、
ヴィオラにいたっては、ハ音記号(鉄人への道で、ACEさんが、形もへんてこりんだし、ここでは覚えなくていいっていってるやつ;。)ですからね・・・
それらを使い分けてアンサンブルとしてアレンジするだけでも尊敬です。。。


そして、松ヶ下さんが来ると、弦のメンバーの背筋がぴっと伸びて、「まるで、女子高の先生と生徒みたいで、とても入り込めない雰囲気が。。。」
「話すことが、アカデミックなんだよね。アウフタクトのとこから、ピチカートで、みたいな。クラシックの専門用語が飛び交って。な、何いってんだろって感じ」(笑)
「僕らなんて、しまっち、そこ、ギャーンとかやっちゃって、ですから。ここ、クウィーンね。とか」(爆)

今日は、音も演奏も、アレンジも、すべて受け止めて帰ってください。」みたいなことを。

「ツアータイトルについて、簡単に説明しときます(笑)ツアータイトル、5×5=37 まず、5×5・・・これは、我々と弦チームの闘い。。。闘いっていうのも、ちょっと違うけど。。。」
37は”弦”の数です。ストリングスの5人が、5×4で20.そして・・・、」
・・・M永さんから運ばれたアンジェラス持ったACEさん、「21、22、23・・・」と一本ずつ、弾きながら数える。26までいくと、、、
「27っ!、28〜・・・」と今度は、しまっちが高い声だったり、はじけて、自分のギターで数え始める。
そして、最後に、やんちゃんが、「あ、ごめん間違えた」などいいながら、渋く、そして37本めは、より低音で(笑)・・・・ということで、弦の数でした。
「このためだけなんだよな。」とか、ぶつぶついいながら、ギターをM永さんに戻すACEさん。

★ON THE WING
★CLOUDY DAY
FLAMING DAYS


リズム隊紹介〜♪

「スーパー・ベーシスト、ウルトラ・ベーシスト」のような紹介を受けるYANZさん。
モニターから聞こえてくる弦の音に、ひたすら感動のYanzさんでした。

「スーパー・ドラマー、ミリオネア・ドラマー」
本日放送の、クイズ$ミリオネアにご夫婦でご出演とかの西やんだそうで、映ってるんだろうか・・・とそわそわでした。

Flow
★MISSING WORD

「ありがとうございました。」と5人が去る。・・・華も散る・・・(笑)



俺たちだけの、めくるめく男の世界だ〜っ。」(笑)

IT'S ALL A GAME
■KALEIDO PARADE
■TOUGH!
■so sad-so what?
何やら、後ろを向いて、ごそごそ、髪をちょっと手で束ねて上に上げて、ギターのストラップをかけた海月さん、こっちを向いたその顔には赤っぽいサングラス?かわゆい〜。
もう、自分の位置がどこだかわからないほど、あちこち動き回って、あちこちのマイクでコーラスとるメンバー(笑)。会場も交えた合唱。

「どうもありがと〜。」笑顔、笑顔のメンバー。


アンコール♪

■RAIN
■月夜のケモノたち

「アンコールありがと〜♪」ACEさんと、海月さんは、グレーのツアーTシャツ。他のメンバーは黒のTシャツだったと思います。

メンバー紹介、
「ケモノのあとで、こんな爽やかですみません。。。。」などとしまっち。でも「いぇ〜い、みんな楽しんでますか〜っ」とか、声を張り上げ、「一度やってみたかんです。」なんてかわいかったです。

再び、弦のメンバー、ツアーTシャツに着替えて登場、一人ずつ紹介。それぞれチャーミングにご登場。


★オルフェウスの朝
P−MACHINERY

「ありがと〜。」「またどんどんライブやるから、来いよ〜。」みたいなことを叫ぶ。
大きく手を振り、サポートメンバーが去った後も、二人でいつまでも、明るくなったステージの端から端まで挨拶、タオルをなげたり。声をかけたり。
そして、ACEさん、最後に大きな投げkissをひとつ投げてステージを去る。それを追いかけるようにして、ステージ中心辺りでパッと受け止め、自分の口にいれる海月さん(爆笑)。
それから、ちょっと照れながら、でも両手で大きく投げキスして、ACEさんの後を追うように、バックステージに消えていかれました。お疲れさまでした〜。


<感想>

たった中3日でしたが、初日からすでに「進化」してると感じた「最終日」でした。。。
初日小さいと思ったストリングスも、結構でていましたし、歌が大きいと思ったのも、押さえられてると思いました。といっても、音のバランスは聞いてる場所にもよるのでしょうが、
何より、初日は見た目にも埋もれていた感のあったソリストが、立って演奏したり、Yanzさんのソロも、ACEさんが袖に消えてる間、センターに来て披露。
そして確か最後の「P-MACHINERY」は、ストリングスが全員立っての演奏だったかと。そういった、ビジュアルの面でも一丸となってのステージがとても魅力的に見えました。

ステージ上の、ACEさんと海月さんが1本のマイクで歌ったり(それは大阪だったかな;)、キーボードの横まで来たACEさんの肩を引き寄せて抱く海月さんが見れてドキドキしたり(笑)、
たぶん、ひさしぶりに、キャビの上を跳び越すACEさんが見れたり、海月さん用に高くセットされたマイクで、しまっちが背伸びしながら歌ってるのがかわいかったり(笑)。
みんな楽しんで演奏してるというのが、とても伝わってきました。

あ、それともひとつ感じたこと、、、リズム隊の存在が大きいと思いますが、ftaをして、ちょっと即興的な要素が増えてきてるように思いました。
それがよりライブ感がでてきてる要因のひとつかもしれませんが。
リズム隊(西川さん?)ソロも、初日とは変えていたし、カレパレだったかな、海月さんもエンディングのテーマをちょっと変えたり、最後に、ちょっとジャジーなエレピでポロンとされたり。

・・・ただ、これはあくまで個人の感想ですが、ACEさんのボーカルのタイプからも、歌中はできればある程度かちっとなってたほうがよいように感じるのですが;。
ソロは自由にやっていただきたいし、キメ自体は楽しいしかっこいいので、ポイントではもちろん聞きたいのですが・・・。
トリッキーなキメがどんどん多くなって、もともとfta楽曲の持つドラマティックな流れが、ちょっと止まる感じがちと残念な気がしました。

なにはともあれ、全体的にはまたまた新鮮で、演出、見た目も音もface to aceならではできることいろいろ考えられてるな・・・と思いました。
まさに「face to aceならではのライブ」。最新シングルでのテーマ?、お二人の「まだ、やれるもんね。」っという声が聞こえてくるようでした(^^)。

(2005年8月15日)