face to ace 〜インストア・イベント 2004年6月20日 新星堂DISK INN 吉祥寺店
ツアーの合間を縫って、関東では「KALEIDO-PARADE」のレコ発イベントが行われました。前日の横浜を皮切りに吉祥寺が2本目、ツアー終了後も、インストアイベントに東北、東海、関西、九州、中国、と各地を飛び回る予定のface to aceです。
吉祥寺は、当日の抽選で整理番号がもらえるので、抽選の時間ちょっと前にお店に入る。抽選のステージを遠巻きにみている人人。
(ところで私はここで、そこそこ知名度のある方々のインストアライブを、2、3度、目にしたことがあるのですが、こんだけの人が集まってるのは、face to aceだけです;。)
番号券の入った箱に手をいれ、取り出した番号は50番ちょっと、、、、前回100番過ぎだった気がするので、まぁまぁでしょうか。。。
ロンロンでお茶して、集合時間のちょっと前に戻ってくると、お友達に出会う。なんでも、前日の横浜では、15分ぐらい前にラフなかっこのお2人がステージにふらっと現れ、サウンドチェックとリハをちょろっとやって帰っていったとのこと。
吉祥寺は、きっと外に並ばされるから、観られないなぁと涙(?)。
予想通り、30分前ぐらいから道に整理番号順に並ばされる。前の番号の人がなかなかこなかったりの私は、先頭でお店入口付近にいたこともあって、客席側の売り場だけ、ガラス越しにみえる。どうやら、やはりリハをされてるらしく、お客さんの表情を観てるとなんかおかしい(^^;。
時間になって入場し、結局、前から5番目ぐらいだったか、ACEさんと海月さんの間にくるような位置に立つ。
大きな拍手を受け、下手から海月さん、ACEさんの順に登場。上手側、斜めに置かれたシンセの前に座る海月さん、ギターを取りつつ中央のイスに座るACEさん。
衣装は、ACEさんは、黒っぽいスーツに白のスタンドカラーのシャツ(暑そう;;)。海月さんは、白で胸のところに編み上げポイントがあるようなTシャツ。ベージュの細身のパンツ。靴はわりとハードな黒い革靴だったかな??それに布の黒い帽子です。
「いこっか」海月さんに一声かけるACEさん。
■CLOUDY DAY
ギターからテーマが始まるヴァージョンでした。ギターソロが、これまたよいっ!!ツアー初日の大阪といい、ギター最高!
海月さんは、ローランドのシンセ(JP-8000だったと思うのですが)で、リボン・コントローラーを巧みに操り、音に表情付けされてました。
「こんにちは、face to aceです。」・・・会場の一般の方へのご挨拶も忘れず、「ちゃちゃっと終わらせて帰りますから。」とACEさん(^^;。ヲイヲイ。
「えぇ、我々は、大手レコード会社を離れて、(ここで腕組して聞いてた海月さんが、「ふっ」と鼻ジェットで不敵に笑われたのが忘れられない;)インディーズとして出発したわけですが、こんなにたくさん集まっていただきまして、ありがとうございます。
昨日も横浜の新星堂さんで、インストアイベントをやってきたんですが、昨日は・・・5万人ぐらいですか?(笑・違)今日はそれより少し少ないくらいで。」ありえません・・・。
「前にも話しましたが、子供のころから、レコード屋さんといえば、新星堂さんで、ギターで(女の子を)弾きこまそうとして、買ったのも荻窪の新星堂さん。
モーリスのギターをそれから4、5年弾き倒して、友達のフジモト君に7000円で売ったんですけど。あこぎですねぇ(^^;。」アコギゆえにあこぎ・・・ですか?(笑・・・すみません;)
ACEさんの話は続く・・・
「吉祥寺は、甘酸っぱい思い出のある街で、高校・・・ワタクシ、上石神井という練馬区にあるんですが、そこからバス1本でこれるので、サボって、”サムタイム”とか、”スクラッチ”とか喫茶店で悪いことしてたという(^^;。」
「大学時代には、アパートに転がり込んでたこともあって、数年前、ちょっとふらっとすることがあったので、いってみたら、まだありまして(笑)。木造の古いアパートなんですが。。。。さすが、宅地開発から取り残された街。」
「あ、この周辺にお住まいの方いっらっしゃいますか?」数名の手が挙がる。私も一応、挙手。見渡しながらへぇ〜っとうなずく海月さん。
「あ、どちらですか?」前にいた女性に聞くACEさん。「国分寺です。」「あぁぁ、国分寺は高校時代、バンドのスタジオ練習でいったことがある。」と懐かしそうな笑顔のACEさん。
■INTO THE BLUE
ACEさんのギターと、歌声がやさしく響く・・・。海月さんのエレピの音も良い感じです。
・・・だがしかし、足元のサスティンペダルが滑っていっちゃうようで、時々足で直しながら弾いてる海月さんが可愛かったです(^^;。
「INTO THE BLUE」の誕生秘話に・・・。なんでも、初めは「KALEIDO-PARADE」と「流星雨」の2曲シングルにしようと思ったんだけど・・・という話からだったかな、
その前に、シングルは「これにならないから」と苦笑しながら指を丸くするシーンもありました。しかし「少しでも早く皆さんにお届けしたくて、まずシングルをと思いまして・・・。」と。
そんな中、「INTO THE BLUE」は・・・、
海月:「ACEさんところに、”こんなのできましたぁ。”って持ってって。・・・そしたら、ACEさんも”俺もこんなの出来たんだ”って、目の前で弾き語りしてくれて。」
ACE:「本田一人だけ相手に、インストア・ライブ(笑)」 うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ、羨ましいぃぃぃぃぃぃぃ。
海月:「そ、ひとりインストア・ライブ(笑)、で、”うわぁ、かっこいい〜”って。」胸の前で両手を組み、夢見る少女ポーズの海月さん(笑)。
弾き語りっぽいものはほしいと思っていたし、それで、ぜひということで、いれることにしたそうです。
「KALEIDO-PARADE」と「流星雨」のどっちを1曲めにもってくるかということについても、
「最初に曲(カレパレ)を聞いたときに、”あ、俺、絶対こっち”って」ACEさん。海月さんは海月さんで、絶対「流星雨」が先。っと思ったそうです。
「普通は、自分の曲が先・・・とか思うんだろうけどね。」とACEさん。「へんなの(笑)。それはそれで(カレパレ一曲め)、負けて、悔しい〜みたいな;」と海月さん。
ホントにベストカップルですね(^^)。
6/4のシングル発売については、「6月5日に全世界が凍りつく・・・でしたっけ、そんな映画のCMやってて、”CD売る日が1日しかないぢゃなかいかぁぁぁ”って思ったんですけど、ならなくってよかったですね。あんなことにならないように気をつけましょう(笑)。」どうやって・・・(^^;
そして、チューニングタイム「どうも、私はMCしながら、チューニングができませんで、ハマショーとかすごいですよね。」ってこの日もいってたような(^^;。
そういえば、田中一郎氏は話しながらちゃっちゃかチューニングしてました。ほんとにできる人いるんですね。
どうも気が引けるらしい海月さん、「僕がつなげればいいんですけど、昨日しゃべっちゃって、2日違うこと考えてしゃべるような芸当(といったかどうか)は僕には出来ませんので・・・。」んなことよいですってば。
■a new day
・・・そうそう、この曲、はじめACEさんのギターのカッティングの音が驚くほど大きくて(^^;、ちょうど足元にミキサーがあったので、フェダー下げちゃおうかと思いましたが、ちゃんと係の方がさり気なく、すこおしずつ、下げられました(笑)。
ここだったかもっと前だったか、ピックを投げたんだけど、誰かのバッグにはいっちゃったのか、わからなくなっちゃいまして、
「帰ってから、じっくり探してください。レシートとかと一緒に捨てちゃったりしないように(笑)。あ、要らなければ捨ててもいいんですが、オークションとかで売らないように(笑)。」
「7000円で?(笑)」突っ込む海月さん。「そう、7000円で(笑)。」と笑うACEさん。
「今、ツアーの真っ最中で、・・・といっても3本なんですが、明日、渋谷でありますので、お時間のある方は。」っと立ち上がり、お客さんにアピールするACEさん(笑)!
「ここにいる方々は、お仕事でもない限り、きっときてくださるものと思っておりますが、こちらでお買い物をされているお客様、まだチケットも若干残っております。」(笑)。
「台風が来ているようで、夜も遅くなりますし、傘のご用意とかされてきたほうがよいと思います。・・・ホントはそんなこと知ったこっちゃないんですが(爆)、いや、そんなこといっちゃダメですよね。自分たちのせいでなくても、帰りが大変だったりすると気になりますから。」
道産子の血が1/4はいってるACEさんは、しっけが苦手ということで、でも梅雨は直ぐ終わるように楽観視してたようなんですが、あらためて「梅雨っていつ頃明けるんだっけ?」と海月さんに聞き、「7月の・・・20日?ぐらい?」と海月さん。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
「・・・長いなぁぁぁぁぁぁ(笑)。後1ヵ月ぐらい?」2人して笑う。
・・・湿気を塊魂みたくとってってくれれば、っていったんだっけかな(失念)。なにしろゲームの「塊魂」にはまってるACEさんらしいです。
■KALEIDO-PARADE
この曲、インストアにあいますねぇ。ノリノリですっごく楽しくなってしまいました。お2人もにこやかに楽しそうでした。
結構ベースフレーズを(打ち込みとユニゾンかもしれませんが)手弾きしてる?な海月さんに、むずかしそ〜と見てしまう。
「この後、いったん座をはずさせていただきまして、サイン会、握手会の準備が出来たら、またまいります。」というようなことで自ら締めて、いったん退場。
いよいよ、サイン&握手会へ突入〜♪
今回は知人とおしゃべりをしながら、その時を待ったので、いつもよりは緊張しなかったかもしれません。
だがそんな余裕がアダになり、たまには質問でもと突如思った私、その瞬間から頭の中はそのことでいっぱいで、気づくと無言でプレゼントをACEさんに手渡すという暴挙に。
ホントぉにご無礼つかまつりましたっ!。
中身は、ア○タの地下のコンビニにしかないという「ア○タカレー」セットですぅ。ってここでいってどうする(涙)。
そして失礼は続く。それでも質問は決まらず、いっそ「今、お幸せですか?」とでも聞いてみようかと思ったが、それもなんだか怪しい宗教のようだし・・・。
そして、なぜか、とっさに口をついたのは、
「お気に入りで使われてる会社の五線譜とかありますか?」
・・・・なんだよ、そら・・・・(大泣)。わけわかんないよ。・・・サインをしながらのACEさん、
「あぁ、特にありませんねぇ;。」
だよね・・・(涙)。握手の感触など覚えておりません・・・(;;。
そして、海月さん。
海月さんには家のタンスに眠っていた(未使用)キャラもんのネクタイを「おばかネクタイですが」と差し上げたのですが、
半透明のケースゆえヘンに気にさせてしまったのか、列を離れた私が振り返ると、しばらく固まって眺めていらして、列の滞りに「はっ」と気づいてお仕事に戻ってました(笑)。
そんな悲喜こもごもの握手会でござりましたぁぁぁ。
この後は知人と別れ、伊勢丹の上のコムサだったかなぁ、真っ白い、まるで病院のような空間の喫茶店で、とにかく忘れないうちにと思って、紅茶一杯で30分ほどかけてメモをおこし(笑)、バスで帰りましたぁ。
(2004年7月29日)