がらすの夢  ライヴな音  お気に入りの音たち  Home

face to ace 〜TOWARD A NEW DAY- ENCORE TOUR (初日)

2003年10月4日 横浜BAY HALL(※札幌というところをクリックすると多少の札幌ネタが…^^;)

3月に好評を博した、東名阪ツアーのアンコールツアーという初日、そういえば東京以外の関東ライブは初めてぢゃんの横浜にいってまいりましたぁ。

噂にはきいてましたが、遠い・・・。東横線づかいの人間だし、結局桜木町からバスで・・・。15分以上乗って、さらに5分以上あるく、倉庫街の中にありました。

今回、チケット番号は500番代とよくなかったんですが、中にはいると、結構横にも縦にも広いスペースなんで、みんなまばらにちらばっていて、やはり中心に集まってました。
どこにいったらいいのか微妙・・・(^^;。見えにくいトコだけど、左前の柱のあたりがちょっとあいてる、スピーカー前だし、音が悪いのは目に見えてましたが、前回のツアーがどうもしっくりこなかったのは、2階という位置で一体感がたりなかったからだろと思ってる私は、とにかく近くで参加することにしました。

開演の18時さりげに後ろを振り返ると人人・・・。うわぁって感じ、スタンディング1,100と聞いてたけど、そのくらいいるんぢゃないのという満員御礼状態でした。

機材は、全然見えませんで、一段高いところの海月さんのシンセが、いつもと同じ?とかぶっこがいるってぐらいで、同じ高いとこでも、西やんのドラムセットは隠れてみえないし。。。という位置でした。
森永さんのセッティングしてるギターをみて、アンジェラスぢゃない・・・とか思いながら。

10分押しぐらい?、ステッピンアウトみたいなリズムが流れる。。。いや、つまりステッピンアウトだわこれ。。。
リズムをバックにメンバーが、下手から現れる、とびだしてくるっていったほうがよいでしょうか、それぞれの定位置について、最後にACEさん。大きな歓声。
海月さんが手をあげて、「は〜い、(いえ〜い?)」の合図で、■STEPPIN’ OUT■のイントロに。

黒(濃いグレー?)に、ストライプの入ったスーツ。中には白いシャツのボタンを3つあけて、そのはだけ具合がいやぁんセクシー(悶)。
髪型が前髪ちょっぴりパラリで、後ろ少し長めで、色も上品な茶系で、サングラスは黒ぶちの薄いやつ?、私的にはいうことないっす。
しかも、あの端正な横顔が4m先ぐらいに見える、あぁん、最高な位置にきてしまったかも(笑)。

海月さんは、何本かに細く編みこんだ髪を後ろに1つに束ね、ダービーハットのような帽子。
衣装は、黒いシャツに白いネクタイ、ネクタイには赤い模様が・・・。そしてACEさんより太めのストライプのはいった濃いグレー?のモーニング丈のジャケットというスタイリッシュなお姿。
どこぞで見かけるのんべな海月さんとは別人のよぉだ(^^;。

ピアノの音も良い感じに響く。初めこそリズムにちょっと戸惑いあり?ながらも、
ACEさんは、手を広げたり、胸にてを当てたり、楽しそうに歌われる。初っ端から、笑顔でリラックスしてる感じが印象的でした。

ギター(お、アンジェラスぢゃない・・・ン?ACEモデル?)を受け取ると、マイクの前にきて、
「ぐ〜っど、い〜ぶにんぐ。ヨコハマ、・・・たそがれ、ホテルの小部屋・・・」(?)^^; 乙な挨拶ACE兄さん・・・。

■SPIRAL STEPS■、さらに笑顔のACEさん。キメが多いのかな、結構みんなで、見つめあいながらの演奏場面とかあって、ライブ感あって、かっこよい。
2番に入るときのドラムのオカズも、ゾクっとしてしまったり。

すぐさま、■SPEED OF LIFE■・・・「ライフ・・・ライフ」のディレイがかっちょいい。そうそう、いつも気づかず今回はスピーカーの近くだから初めて感じるのか、スパイラルもそうだったけど、原曲っぽく、部分的にラジオヴォイスっぽっくしてる?とか、思ったよりも、ボーカルに凝ったエフェクトかかってるように聴こえて、それがすごく色があってよかったです。

「ど〜も〜、face to ace の”VIVA80’S!オータムフェスタへようこそ」拍手〜♪ 札幌

「初日からこんなに沢山のみなさんに来ていただいて、ホント〜に、ホント〜にありがとうございます。これからツアーをまわるわけですが、中にはもう次のチケットを買っていろいろきてくださるありがたいファンの方もいらっしゃると思いますが、
とりあえず、初日も見てみようと、見てやろうと・・・(笑)。どんなもんか初日をみてから、その後を決めようという、賢い消費者の方々もいらっしゃるかと。そ〜です、そ〜ですとも、ぜひ皆様方の厳しい目でみていただいて・・・」(笑)

「あ、参考までにいうと・・・、決して損はさせません。最高の品質を保証いたします。」(笑)、大拍手〜。

「最近、ボーカルとしての自覚がだいぶでてきていますので、喉のためにとプロポリスのサプリメントを飲んだりとか・・・。
 毎日、ノド立て伏せ30回とか」爆笑。「見たい〜」の声(笑)。
「・・・(ふっと笑いながら、)どんなだ(^^;。・・・ぜひ、想像してみてください。」  

■THE RIDDLE■
青いピアニカを口にくわえ、今回もマイクついてるから、動ける海月さん(笑)。ソロもピアニカだったかな・・・?好きなギターのトリルも健在。
そういえば、しまっちがコーラスをとってました。

そのまま、シンセでつないで?リズムにのって、響く海月さんのかけ声、「1,2、1,2,3,4、」
■IN THE MAZE■
3拍めのインパクとあるスネアや、感想のリズムも厚い。
ACEさん本当に声つよくなられましたねぇ。あれだけ強いリズム隊にびくともしないといった感じ、尊敬です。
ここでも、笑顔が忘れられない。
楽しそうに前まできてピアニカを吹く海月さん、ピアニカの口がはずれる(^^;。

「えぇ、あれはいつだったか、(たしか、去年のバレンタインの頃の名古屋のイベントでしたっけ?若い頃の思い出として・笑)バラの花束をコインロッカーにいれといてロッカーのキーを渡したという話をしたと思うんですけど(照)。(←確か翌日振られたんでしたよね^^;)
それが、このすぐそこの石川町の駅のコインロッカーだったんですねぇ(笑)。」会場騒然、「いいなぁ」の声あがる(笑)。

「横浜でデートして、根岸のドルフィンとかいって、ありがちですねぇ、ユーミンの歌にもあるやつですね(^^;。それから駅でわかれなきゃいけなかったんで、それは彼女がすぐ側の大学の寮にいたので…、」
・・・そ〜です、フェリスですっ;。」ぶっきらぼ〜に照れながらの兄さん。きゃぁ、お嬢様趣味ですね〜。←バラの花束似合いそう(^^;

「そんなことをやってたわけですよ。」爆笑。「若いということは、決して素晴らしいことばかりじゃないんですね。」(笑)。後ろでうなずく海月さん(^^;。
「今思い出すと、こう、3つにたたんだ敷布団に顔をうずめて、わ〜っと言いたくなるような(笑)。そんなことをここ横浜にきて思い出してしまいまいした。」
「他にも、鎌倉と吉祥寺・・・、これが私が忘れたい、3大顔をうずめたいスポットですね。」←コレ関東人としては、すんごくわかる気がする・・・(^^;
聞きた〜いコールが流れる中、「そんな、他人の過去を根掘り葉掘り聞いてど〜すんだよ〜(怒)、・・・と逆切れして、次の曲いきたいと思います■HOW SILLY(笑)■  札幌2   

いきなり、腹にくる打ち込みのシンセベース音。モニターに足をかけたYANZさんのベースがはいってくる。
ギターなし、スタンドマイクを握り締めたまま、ささやくように、時に強く歌いかけるACEさん。風のようなぴゅーっとしたシンセ音が空間を舞う。

・・・とぎれないリズムにあわせ、くるっとまわるACEさん・・・。もちろんこのアクション(?笑)に続くのは、
■オルフェウスの朝■
・・・んが、しかし、ポコポコ途切れるようなシンセ音は何かが違う?(^^;。
ドラムのリズムも海月さんをみながら終了をにおわすようなフレーズに?心配げに後ろを振り返るACEさん。
パタパタとラックやぶっこをいじってた海月さんも、観念したのか、西やんのリズムにあわせて、苦笑しながらまわってみる(笑)。・・・中断。

「え〜、最高の品質でお届けすべく、日々精進しているわけですが(笑)、なにせ、相手はマック・・・」
「マックじゃない、マックじゃない。」と否定する海月さん(笑)。今日は違うらしい。。。
「あ、ぶっこちゃんは、今日は機嫌がよいようです。マックといえば、G5(笑)、人類はど〜するんでしょうね(^^;」・・・とノリノリのところ準備の整った海月さんに「よろしいでしょうか?」と水をさされる(?笑)。「あ、はい(^^;。」とACEさん。

再び、リズムにあわせて、にーさんはまわるタイミングを逸したみたいですが(^^;。
シンセの音もばっちりでした〜。しまっちのギターでエンディング。

再びACEさんにギターが運ばれ、(ん、ここから赤アンジェラスだったかと)
■PROMISES PROMISES■
せっかくのギターのカッティングが私のとこからよく聴こえません(涙)。シンセは割とftaの原曲に近い感じ。しまっちのカッティングにのった、ACEさんのちょっと乾いたようなソロはバッチし聴こえました。
後半だけだったかな?のカッティングは、ツインでされてました。

ツアーでは、同じ話はしないでおこうと思っているという話から、でも、これはこの後も話そうと思うので、「みなさんの心の中に留めていただくということで」という話。札幌3 

「face to aceがデビューして、今月で2周年なんですが、(拍手〜)、去年の中野サンプラザの後の12月頃だったかなぁ。・・・お風呂入ってましてね(笑)。
で、ふと足をみたら、なんと右足の親指の付け根の骨がぽこっと飛び出てる。」いやん(痛)。 札幌4

「え・・・どういう状態かというと、・・・しまっちパネルを(笑)。」裏からA1版ぐらいの大きなパネルをもってきて、高く掲げるしまっち(んが、しまっちの顔は隠れてる)。そこには変形した大きな右足の絵が(^^;。 

「そしてここをめくりますと、(絵の上の紙をめくる。これまた大きな字で→)”外反母趾”」(笑)。「後ろのあるある会員の皆さん、よろしいですか?」
身を乗り出して、うなずく海月さんたち(^^;。
結局、ACEさんは、通販で強制ベルトを買って、なんと一ヵ月で治ったそうです。「すっかり治って、今では逆に内にはってるぐらい”内反母趾”?(笑)」だと。 札幌5

ず〜っとこの話したくて仕方なかったそうですが、「ラジオとかで突然こんな話してもね・・・」ということで、「はぁ、すっきりした。よかった。」とお喜びでした(笑)。

そして、急遽パンフに乗せようって話から、ツアーのリハの始まる前日に早起きして、ひとりデジカメもって奥多摩に向かったという兄さん。
「ぜひ、まだパンフレットをお買い求めでない方は、よろしかったら、いやぜひ、お買い求めいただければと思います。」

来年の春とか、再来年の春とか、何年たっても思い出してほしい曲とおっしゃって■桜■ふわっと迫ってくるような、音とACEさんの歌。引き込まれそうな優しい笑顔・・・。

忙しいときこそ、そういった風景を見に行けてよかったと。「みなさんも、学校や職場でいろいろあるでしょうけど、人間は歩きつづけなければいけないんですが、それでも疲れたときは休むことも大切・・・」というようなお話をされて、■しおり■へ

シンセの音もまた変わってたかしら??、なんか透明感があって心洗われるようでした。IN THE MAZEとかもそうだけど、3拍目にアクセントのある曲、
私のバイオリズムにとてもあうのか、ほんと心地よい気分になります。
この曲だったかな、次の曲だったかな。特にACEさんの楽しそうに歌ってる笑顔が忘れられません。時折見せる八重歯がこぼれそうなくらい大きな笑顔も。

深く一礼・・・。ギターを受け取り、西やんから3連2回のカウント、おっこれは・・・。■a new day■ドラムにひっぱられ、みんなが一斉にわ〜っと言う感じの演奏、原曲よりハードでどんどん前に進んでいく感じ。

アコギに持ち替え■CLOUDY DAY■・・・えっと今回は、私の勝手な命名では「イントロリピート&ギターハモルヴァージョン」とよんでるやつで始まる。間奏にはいるオカズのインパクトにはっとする。アコギソロは・・・、ハーモニクスが美しかった。
最後にしまっちのソロがついたのが新しいアレンジ。335で伸び伸びとソロをされるフィードバックでも聞かせたり…。最後にイントロパターンにもどってエンディング。く〜。

白アンジェラスをもらって■MISSING WORD■なんだか、この曲を聴くとほっとします。あぁ、ftaのところに戻ってきたなぁというような(^^;。諸所のブレイクのシンセがドリーミー(^^)。

■早春■ 海月さんのシュワシュワとしたエレピ、今日は割と要所要所切る感じで弾かれてますね。本当にいつも新鮮な演奏にはわくわくします。
そして、ぐっとメリハリの効いたボーカルで感情が伝わってくる。今回もソロはエレピとベースとユニゾン、全体にシンプルなアレンジだと思うのに、のっぺりしないのは、演奏力もさることながら、前回からのドラムの表情と迫力も関係してるのでしょうか。即興的なピアノフレーズでエンディング。

さぁ、お遊びの時間は終わりさ(笑)。体脂肪を燃やす時間がやってまいりまいした。」おぉ〜。
さぁ、はじけていこうぜぇ〜ぃ!

■Street Games〜■がらすのゆめ〜■月夜のケモノたち■
待ってましたとばかりにはじける、ステージ、会場、そこはもうダンサブルな空間に(?笑)、そして上がる拳!さすが元(?)ロック少女、少年、な客席。
踊りまわる海月さん、手拍子を促したり、がらすのカーンという効果音と一緒に指をならしたり、ほんとに海月さんのステップは軽やかで華麗です。
そしてACEさんは、声を振り絞って歌われます。力強く弾かれます。歌中の音はかなりまわってますが、なんかこうなるとそれはそれでトリップできてよいかも(^^;。それにギターソロも勢いあって、前半より良い!
体脂肪燃やしまくって、メドレーが終わりました。

あっというまに、本編がおわりました。・・・といっても、すでに2時間ぐらいたってたのかなぁ。

ACEさんは満足げな笑顔で手を振って、下手へとさっていかれました。海月さんも少しおくれて、ステージ前にお辞儀をしてさる。

〜アンコール

■カラックスの白日夢
う〜ん、バックメンバーが定位置について、イントロがはじまってからACEさんがでてきたんだったかな?ftaのお2人はそれぞれ上着を脱いだ状態で登場。海月さんはネクタイを緩めてる。
ベースソロ、後ろではACEさんと本田さんが並んでジョーカー大暴れ(謎)状態(だったかと)。

■Bring Back to me
十字をきるACEさん。かっこよい。(カモーンと叫ぶ海月さんかっこよし)ドラムのきめがまたトリッキーな感じでかっこよいのです。

サイコーの初日をむかえられました〜っ!!スッゲー楽しいツアーになりそ〜です!!」ACEさんの声が響き渡る。

メンバー紹介、「このセンターの位置を虎視眈々と狙ってる。」と紹介され笑うYANZさん。「今度一回ぐらい変わってもいいよ。」「ほんとに?」 札幌6

「ハートのクッションは奥さんの手作りですか?」ときかれる西やん。(私の位置からまったくみえないけど、うんといってたのかな?)
「奥さんといっても、ちょっとやそっとの奥さんぢゃありませんからね」いつもの浅香唯ちゃんネタへ。

「カルロスしまっち・・・」笑、怪しげな男と変身したしまっちは「なんか、道端でばったもんの仏像とか売ってそうですよね。」と笑われる。
なんでも、しまっちはその怪しさから楽屋入りを「どういったご用件ですか?」とスタッフに止められたらしく(笑)。「それで押し問答して、遅れたんです。」と(笑)。

そして、・・・「僕のミュージシャン生活にかかせない相棒、本田海月〜♪」と。

「それでは、もう一曲カバーアルバムからこの曲を。IT‘S ALL A GAME〜♪」と  札幌7

■IT’S ALL A GAME
ケセラセラの大合唱。
テンポもあり、会場も盛り上がる。

ハアハア息もあらく、ちょっと待ってといわんばかりに、ふらふらになりながら海月さんがぶっこをスタートさせたのは、ここだったか・・・

■RAIN〜ノンフィクション
シーケンス音が空間を縦横無尽にきる・・・。
音は結構まわってましたが、そんなことはお構いなしに盛り上がる盛り上がる。
ギターを森永さんに渡すと、続いて、ノンフィクションへ歓声は一段と大きくなり、左右に動くACEさんにあわせ、大合唱。

「ありがとうございました〜。」

2人きりになったステージ、左右にわかれて、それぞれに挨拶、手を差し伸べる前列のファンに次々タッチしていくACEさん。
最後は2人向かい合って、お互い敬礼をして、下手にさっていきましたぁ。

(2003年10月5日/10月20日 10/29アップ)