face to ace 〜TOWARD A NEW DAY 2003年3月15日 渋谷公会堂
想いおこせば1年前、「初めてのface to aceツアーは、同じ渋谷からだったなぁ、1年で渋公でのホールライブかぁ。」
そんなことを思いながら、あの時と同じ、まだ冷たい風にコートの襟をたてながら、渋谷公会堂へのゆるやかな坂をのぼる。
本日は、大阪、名古屋とツアーをまわった、face to aceの千秋楽ステージです。
開場の18:00過ぎ、グッズのパンフとシステム手帳を買って、二階への階段を上る。そう、やはり前回の中野で運を使い果たしたらしい今日の私は2階席(笑)。
でも、昔ながらのホールの重厚さみたいなとこが好きな渋公。「本日は定時に開演予定です・・・」というアナウンスを聞きながらロビーのソファでくつろぐ、そういえば中野は30分押しだったからな。開演5分前ぐらいに席につく。
ステージの機材はさすがにみえなかったので、今日は解説省略、あ、でもACEさんのピービィーに挟まれた、レイニーの二段重ねは一緒だったかも。
んで、キーボード群の左に位置するドラムセットが、なんか普通??ってかエレクトリカルじゃない。今日のドラマーさんは誰なんだろ。
暗がりで、赤アンジェラスのセッティングをする森永さんらしき人影を目で追う・・・。
7分押し、地響きのような、雷のような音が会場を包み、プリミティブなタイコの音が迫ってくる。キラキラしたシンセ音、スモークの中、くるくるとまわる青いライトが、やがてグリーンのライトと重なり、会場を幻想的に照らし上げる。
アップテンポなリズムにのって、メンバーが下手から手をあげて現れる。歓声。各々が定位置についたころ、暗闇に赤いライトが。ACEさんの登場で歓声は一層大きくなる。後ろを向いてお水をひとくち。
正面を向きマイクの前にたつ、足で何かをさぐる?
■SPEED OF LIFE
スポットがあたり、いきなりのボーカルから入る一曲目。(ガイドなくキーがちゃんと取れてるのでしょうね。さすが^^;。)
赤いアンジェラスを手に、白いジャケット、黒っぽいインナーと黒のパンツ。足元は…黒でハイカットのスニーカーのような??(遠目なもんで)赤い紐がインパクトあるなぁ。
髪は明るめな色になりましたかね?真っ黒なサングラス。のACEさん。
な、何かが違う・・・。
なんだろ、カジュアルな衣装によるものだけではない、勢いがあって、おちゃめな動きは聖飢魔II時代をちょっと思い出させるような、少年のような・・・。最近の大人な兄さんと何かが違う。
太めの音のギターソロ。タッピングもはじけ、でも滑らかに弾き上げる。
中央上手寄り、少し高いところで、黒いコートに黒い帽子、少々スポットが弱くて、二階からはその表情まで捕らえられないけど、全身から楽しむぞ光線でまくりなキーボードの本田海月さん。
そして、ドラムの方、あきらかにダイコウさんではない。力強くハードな音を叩きだす、ん?、レギュラーグリップなのね。今回のライブを左右しそうなドラミング。
■SPIRAL STEPS
足を広げて、力強く歌いはじめる。らせんを描き〜で指をまわしたり、胸に手を当てたりのACEさん。フロアを照らす赤い渦巻きのライトが印象的。
「へ〜ぃTOKIO〜っ、今日もいくぜぇぇぇっ!」しぼり出すような声で叫ぶACEさん。うわぁぁぁ、聖飢魔IIファンにはほんとに久し振りの、たまらないACEさんの雄たけび(^^;。
どうしちゃったのです?な今日・・・。とまどいながらも?いやおうなく盛り上がる観客。
■ノンフィクション
ハンドマイクで踊りながらの、ACEさん。両手で刻むバッキングが心地いい海月さん。きめがハードなドラム・・・というか、ハードなアレンジです。
エンディング、ヒューマンボイスのサンプリングだろうか、原曲にちかいニュアンスを残す。
一瞬ステージから消えたACEさんは、あっという間にジャケットを黒い皮のコートに着替えて現れる。サングラスも薄い茶かな。
再び、ステージ中央のマイクの前に。
「みんなどうもありがとう。face to aceです。」拍手〜♪
「face to aceのステージは、1年前、ここ渋谷の、ここからすぐそこで、近くなんだけど歩くとちょっとあるという…、遠いところでした。」笑
「もう皆さんはどうかわかりませんが、私はものすごく緊張しておりまして、まるで、”潮溜まりに取り残された、イソギンチャク”のような・・・。」どんなやねん(^^;。(爆)。
「えっ??って感じで・・・」と手をアタマの上でゆらゆらさせながら、儚げに戸惑うイソギンチャクポーズ(謎)。
「もしかして、客席の皆様のほうが、どうしたらよいかわかっていらっしゃったかもしれませんが(笑)、どうしてやることもできない。見守るしかないと…。」(笑)
「いやな汗をかいて、その節はすいませんでしたっ。重ね重ねお詫び申し上げます。埋め合わせといってはなんですが、最後まで楽しんでいただけるよう」おぉ〜。
「あれから中野で一回やっただけで、何を根拠にこんな自信があるのかわかりませんが、深く考えるとロクなことにならないから、勘違いだろうが、自信をもったままいかせてくださいっ」一礼!拍手〜♪
そして一転
「さぁ、みんなに新しいおともだちを紹介するよ〜っ」(爆)。
「やつはとってもタフガイさ、でもちょっぴり恥ずかしがり屋。オン ドラムスっ西川貴博〜♪」
「そしてもう一人、おともだちを紹介するよ。実はちょっぴりプロレスファン、オンサックス小林テツオ(すみません漢字がわからない)〜♪」
■I Know...
アルトサックスフレーズから…、ほぉ、割と若い感じの(謎)サックス吹かれる方ですね・・・。ストレートというかサックスのいやらしさを感じさせない・・・。いやサックスのことはよくわかんないんですが(^^;。
白玉系の立ち上がりの遅いシンセをバックに、うつむき加減のACEさんのシルエット。プロックの音が効果的に響く・・・。
伸びるしまっちのギターソロ。よい音だわぁ。ベースのYanzさんの横で歌うACEさん。
原曲に近いフレーズのサックスは、ピアノと絡んでエンディングへ。
ドラムのカウントから・・・
■栞〜しおり
原曲より歯切れのいいシンセのイントロ、ソプラノサックスとのユニゾンフレーズ。
背伸びしようかで伸びをするACEさん、イスにすわって、アコギをならすしまっち。歌メロを追いかけるサビのオブリは、シンセの代わりにやわらかいソプラノサックスで新鮮な感じ・・・。
マイクスタンドを自分で用意するACEさんに、アコギターが手渡される、しまっちは335、始まったイントロは・・・、
■FLAMING DAYS
へっ?この曲をアコギ(正確にはエレアコ)?、ギターソロあるはずなのに、どんな展開するんだろ、心配(?)をよそにアコギをかきならしながら歌い始めるACEさん。
オリジナルなサックスフレーズ、でも割と切る感じ?リコーダーでいったら(比べるなって・笑)タンギングな感じ。印象的なピアノの音と、キロキロと空間を駆け抜けるシンセの音が好き。
しかし、ACEさんの声はよく出てますなぁ。そして疑惑の(笑)サックスとギターの掛け合いソロになるはず・・・?とここでピックを投げて、あっという間に赤アンジェラスを手に、(このとき、ACEさんがシールド踏んだのか、一瞬アコギを落としそうになった、森永さん^^;)
おぉ、そういう仕掛けが・・・。
中野では、伸びやかな大人のソロを聴かせてくれたACEさん、今回はサックスの小林さんの、ちょっと切る感じのアクティブなソロにあわせてか、
クイックイッという感じのフレーズで絡む。こ〜ゆ〜ところニクイです。そしてチョーキングが泣くソロへと続く。
サックスソロとの絡みの〆めは、ギターのチョーキングとサックスのロングトーンのハモリのソロで盛り上げる。
走りこむように、お約束のギターソロへと。激しいドラミングが演奏に勢いをつける。余韻を残したギターでエンディング・・・。
・・・高いところからのスポットを浴びて立つACEさん
■ピュア
ほぼ原曲を再現している音が、ホール一杯に響く・・・。やがてバチ(?大太鼓とかの)をつかった柔らかい音のドラムが、力強さを加えていく。
ゆったりと歌いあげるACEさん。海月さんのまろやかなブラス系(?)の音、ベンダーを使いながらまったりと・・・、そして音色を切り替え、ブリリアントな音へと・・。
重めのドラムがいい、そして溜めのソプラノサックスが色を添える。
ややヒステリックな音に展開すると、煽るように勢いを帯びたスケールのベース、速いパッセージ。ドラムも激しさを増し、一気に緊張が高まる。
そして、再び静けさが訪れエンディングへ。深く一礼をするYanz氏・・・。
中座(笑)していたACEさんは、黒のスーツ姿に・・・。
「すばらしいメンバーを紹介しましょ〜。オンギター しまっち〜っ」次々、担当楽器と名前が呼ばれる。一段と歓声の大きいYanz氏はさすが(^^;。
「さぁ、さっそくで恐縮ですが、アコギを持ちまして、軽快なナンバーを。」
■残像
あれ、ピアニカにマイクとりつけました?(笑)通常のマイクから離れて右前にずれ、踊りながら青いピアニカを吹く海月さん。ノリノリの一曲。
そのうち、キーボードブースからも出てきて、台に腰掛けてピアニカを吹く。ちょっとコミカルな姿はさながらミュージカルを見ているよう。
「残像を聞いてもらいました。あ、ピック、ポイッ」おもむろにピックを投げるACEさん。吉祥寺以来お気に入りですか?(笑)。
「ピック・・・、気づくと手にもってるんですよね。そ〜ゆ〜ときは”ピック、ポイッ”」笑
「ステージとかならいいんですけどね、レコーディングで録音ブースで弾いてて、そのまま持って、調整卓(?)とかまでもってっちゃうんですね。で、そこに置いてきちゃう。で、ブース戻ってきて”ピックがない;”って・・・そんなことはど〜でもいいんですけど。」(笑)。
「4月に、なんと5枚目のシングルがリリースされるんですね。”ノンフィクション”・・・といっても、ここにいらっしゃる方はそんなことはとおにご存知のことかと思いますが、”釈迦に説法”とはこのことですね。」(笑)。
「えっと・・・、いつ発売されるんでしたっけ?」4月の23日〜と声がかかる。「23日。そ〜ですね、今言おうと思ってたんですよ。あなたのいうちょっと前に」(笑)
アルバムからのリカットになること、昔はよくありましたねぇ。と。いい曲だから、出しましょうといってくれてのシングルカットだというお話でした。
「さぁ、次はノンフィクションのC/Wでして、まったくの新曲を・・・・・・・。」といいながらうしろを気にするACEさん?「ちょっと今ぶっこが…(^^;」
あぁ、ここまできてぶっこの機嫌を損ねたか海月さん(笑)。ぶっこに両手で念を送る海月さん(笑)。
「ぶっこというのは、マッキントッシュのパワーブック、G4のことなんですが、”ぶっこちゃんはとても気まぐれです。”」(爆)
「去年の暮れから、年末年始にかけて・・・」ブっ(ぶっこ方面から、突然音が鳴る・笑)「・・・今ぶっていいましたね…(^^;。」・・・抜いた・・・って言いました?海月さん。
話を続けるACEさん。「彼はぶっこをワープロとして使っていたわけですね。そうすると”ワープロ”になっちゃうみたいですね。”ワタシ、ワープロだしぃ”って(笑)」
「そして年があけて、face to aceのお仕事で、音楽ソフトを立ち上げたところ、もうフリーズ」(笑)。
「マックというのはね・・・あぁぁぁ(絶望の声とポーズ?笑)」というところで、海月さんからOKの声がかかる。
「あぁ、これからマックのことほめようと思ったのにぃ・・・」(笑)。買いたいと思って雑誌みてもすぐ新製品が出ると悩んでるらしいACEさんでした。
■桜(新曲)
流れるシーケンス音が徐々に厚味を増して・・・四分音符がベースのゆったりした、少し寂しい曲。。。ワビサビな曲?
弦系のアルペジオが印象を残す。
「桜を聞いていただきました。もうまもなく桜の季節。新しい一歩を踏み出す方もたくさんいらっしゃるのではないかと。新しい風は結構冷たいものです。たまには立ち止まったりして、(がんばりすぎないで)みんなで一緒に歩いていきましょう。」
「聞いてください。”a new day”」
■a new day
白いアンジェラス-ACEに、アコギのしまっち。抜けるドラム、2拍目のスネアにポイントがあったり、16でオカズをまわしたり、原曲よりちょっとハード。
ディレイかかったシンセが気持ちいいです。
■オルフェウスの朝
やわらかく幻想的なシーケンス音に、しまっちのギターのカッティングが重なる。今日も高速で回るACE兄さん(笑)。歓声が上がる。
背後から、照らすライトにシルエットを残すACEさん。情感タップリにいとおしむようにシンセの鍵盤を鳴らす海月さん。
ステージ中央、モニターの前まで出てきたACEさんは、マイクをはずし両手を広げ「I love you more and more〜」と会場の合唱を全身に浴びる。
しまっちのギターが余韻を残す。
■CLOUDY DAY
イントロ8小節フレーズリピートバージョンでした。最後の1小節をACEさんのアコギとシンセ(しまっちのギター?)がハモる。ちとチューニングが??
これもなかなかドラムがロックでした。2番へのフィルとか、スティックも持ち方変えてるんですね。ブライトな音のシンセも気持ちいい。
シンセの音に重なるように・・・
■MISSING WORD
白アンジェラス、そういえば、今日は星空がなかった。でもブレイク、ステージから発信された音と光が相まって、会場を包み上げるような感じ、2階席だからこそ堪能できた美しさかも。
リアルなピアノの音もいい。上を向いて幸せを噛み締めるようなACEさん。。。
会場から「よっ」とかかった男性の掛け声に、「よっ」と返すACEさん。
「えぇ、低カロリー、ノンオイル、ミネラル豊富(←だっけかな?^^;)、なface to aceですが、えぇ、もう、"face to aceライト"とかそんな感じで・・(笑)。」
「しかし、もともとの体脂肪を燃焼しなければ(笑)。・・・え?”わかってるわよ。”って感じで?」とお客さんを見るACEさん。
「そんなみなさんのために、体脂肪を燃やす時間がやってまいりましたっ」爆
「このままでは眠れないとか、拳を上げるのが規定回数に達していないとか(笑)、そんな方々のための時間が、今やってこんとす。」(笑)
「さぁ、いらない脂肪を燃やして、いい汗をかきましょ〜っ」おぉぉぉっ
■Street Games
・・・んと??テンポが・・・?止まる(^^;
海月「こんなに速いわけないよな(^^;」ACE「おかしいと思ったよ(^^;。」
しきりなおし、しまっちとのツインが気持ちいい赤いアンジェラス。アップテンポのノリのいい作品。飛び跳ねる海月さん。ベースも軽快。
■がらすのゆめ
勢いは止まらず、ギターを弾きながらアタマをふりながらのACEさん。若かりし日の姿が重なる(^^;。モニターに片足をかけて弾き続ける。
ぐっとハードになったアレンジ、ソロはなく(でしたよね^^;)、メドレーでつなぐ。
■月夜のケモノたち
駆け上がるシンセに合わせてのライティング見事です。しまっちと並んでギターを弾くACEさん、
いつもは冷静なACEさんのソロがちょっと走ったりして、それがなんだか嬉しい。熱くなっているのがわかる。全身で楽しんでいる様子が2階にも伝わる。
ピックを口にくわえて、Yanzさんと並んで頭を振るACEさん。手にしたピックを投げ、くわえていたピックに持ち替え弾き続ける。
海月さんはいつの間にか、帽子をとって、ピョンピョン跳ねながら、まわりながらキーボードを弾く。
何本にも編みこまれた三つ編みを振り乱して、エンディング。再び大きく回る海月さん。大きな拍手と歓声。
「ど〜もありがと〜っ」大きく手を振って、バックステージに消えるメンバー。
-アンコール-
白いTシャツに・・・毛皮のベスト?まるでマタギのような海月さん(笑)、再び定位置につくと、またぶっこに念を送る(笑)。後少し、がんばれ〜。
ACEさんは、スーツにネクタイされてました?
■カラックスの白日夢
これもシンプルなフレーズを吹かれるサックスさん。いきなりステージにおりる海月さん。ACEさんと2人、手拍子をしながら、ステージせましとノリまくる。
軽やかなステップで客を煽る。手にしたピアニカを袖に投げたのはこの曲だったか?(受けとめられてなかったらしいですね^^;ピアニカ危うし!)
「アンコール、ど〜もありがとぉぉぉっ」
・・・とYanz氏のところへいき、「秀ちゃん、秀ちゃん、お疲れ様」「お疲れ様っす。」「すごいですよね。Yanz人気。ただいま人気沸騰中」(笑)
「どこへいってもYanzYanzYanzいいなぁ。どうですか次のツアーは一曲歌いませんか?」「いいんですか?」
ぜひ中央で歌ってほしいというACEさん、「で、俺はここ(Yanzポジション)でギターを弾くと。で、ワタシの人気も少し回復するわけですねぇ(笑)」ほんとかい(^^;
インフォメーションをといわれ、6/7にドラムの西川さんとパーカッションとアコギのライヴをやるそうです。
「オンベースYanz〜」
「西ヤン・・・」とフレンドリーなACEさん。ftaファンについて一言聞かれ、「とってもすばらしい。大人ですよね。」とテレながらの西川さん。
なんと奥さんが 浅香唯さんということで、新婚さんだそうです。「しあわせそうですね・・・。」ぼそっと(笑)。「浅香唯ちゃんが、パンツとかたたんでくれるんですよ。」(笑)
「ワタシもスケバン刑事つながりで、大西結花ちゃんに曲を提供したことはありますけど。結婚はしませんでしたけどね。」(笑)。
「しかし、スケバンってすごい言葉ですよね。スケ・・・俺のスケがよ〜とか今あんまりいいませんもんね。しかもそれが、デカだっつ〜んだから(笑)。」たしかに(^^;。
「オン・ドラム〜ス、パワフルでグルービーな西川貴博〜」
そして今度は「コバやぁん」とサックスの小林さんとことろへ、アルトサックスにソプラノサックス、他にもフルートからクラリネットから、バリトンサックスまで、なんでもござれという小林さん。
「他には・・・」と振られ「あとは布団ひくぐらいですかね。」といって、マイクを持ったACEさんを凍りつかせる(笑)。
これまたフレンドリーに小林さんの肩にうでを乗せながらのACEさんは、トランペット(クラリネットだっけ?)2本を一人で吹くのをみたことあるから、どう?と「やってる人いるんですけど・・・」と小林さんにあっさりいわれ、「いるの?これまった失礼しましたぁ」と意気消沈(?)
次なる標的はしまっち、おびえるしまっちを見つめる狩人?なACEさん「もうちょっとこっちこいよ。」(笑)。顔がくっつかんばかりに接近「どう、今日いくらもってる?」(笑)かつあげかい?
4/12に渋谷のネストでライブがあるらしいしまっち。あと、もう一箇所どこだったっけ…すみません。
名古屋の打ち上げでは爆発してたらしく、イベンターのサンデーフォークの担当さんに「サンディーちゃんサンディーちゃんっとかっていってたよねぇ(笑)」何も覚えてないらしいしまっちがかわいい。。。
「オンギター、嶋田修〜」と、小林さんの紹介を忘れてたことに気づき「オンサックス、コバヤシテツオ〜♪」
「・・・はい、それではうってかわってダンサブルなナンバーを・・・」
???もしもし、もう一人お忘れじゃないですか?、アナタサマんちの片方の翼(笑)。会場からもぶ〜いんぐ(笑)。
しかしあくまでとぼけるACEさん。「ん?またぶっこ?・・・」と海月さんを見る。首をふる海月さん。
「そ〜だったよね。あのね、しまっちで体力使いはたしちゃうんだよね。」(笑)。
「えぇ、face to aceを冷蔵庫に例えるならば、ワタシが”庫内の温度をしらせるアラーム”だとすれば、
”冷凍庫の温度を調節するつまみ”」・・・・よくわかりませんが(^^;。首をかしげる海月さん(笑)。
「face to aceの片方の翼っ オン・キーボーズ本田海月〜。」拍手〜♪
そして、「実は4月以降も何かが待ってるんですが、何が待ってるかは、教えな〜い。」と海月さんと意味深な目配せ。えぇぇぇっ?なんですか?なんですか?
「4月に、face to aceが解散しないことだけは確かです。」'笑。ヲイヲイ・・・。
ギブソンのES-335を手にし、しまっちも335「あわせて670」・・・懐かしいネタですね(^^;
■UNDERCOVER
原曲よりちょっとハネ感おさえ気味かな?生ドラムならではのグルーブがニュアンスを変えるのか。サンプリング?のマンハッタン・トランスフォーなコーラス(笑)がかっこいい。
大人の香りがする335の甘い響きのギターソロから、サックスソロへ。そして原曲にないコーラスパターンをはさんで、リピートへ。
ステージでメンバー全員の手が上がる。ダンサブルなリズムに揃った手拍子が照明に浮かびあがってきれい。客席の手も上がる。
ACEさんは白いアンジェラスへ・・・今回、衣装もさることながら、ギターのチェンジがスゴイですねぇ。隙あらば、チェインジという感じ・・・(^^;スタッフとの連携プレイのきわみですわ。
■Bring You Back TO Me
ダンサブルだけど、やっぱりちょっとハードなアレンジ。コーラスフレーズをユニゾンでなぞる(だったよな…^^;)サックスとか、
勢いがあって、いつもよりストレートな印象。ここでも飛び跳ねる海月さんが演奏をぐっと盛り上げる。
「どうもありがと〜。」メンバー全員手をあげて、元気にバックステージへ走り去る。すがすがしい。
-アンコール2-
ステージが明るくなり、ちょっとの間をおいて演奏人が再び登場。海月さんはフォークロアっぽい?シャツにパンツをブーツに入れた姿・・・だったかな?
少し遅れて、ACEさんは黒いベロアのパンツの上に白いシャツを出してカジュアルな衣装であらわれる。
客席に笑顔で手を上げると、すぐ・・・
■早春
きらびやかなエレピのイントロが流れ、両手でマイクを持ち、しっとりと歌い上げる。
ドラムとベースとギターが重なり、曲のドラマを盛り上げる。シンセソロは、ピアノとベースのユニゾンになってたかな・・・。また少しアレンジに工夫が・・・。
波の音もなかったし、もしかして同期させてなかったのかな??抜かずにあてるエンディングのファルセットもちょっといつもと違った感じ・・・。
ピーンと張ったシンセの音が流れる中、赤いアンジェラスを手にとるACEさん。単音のアップテンポのシーケンス音が重なり・・・、
■RAIN
最後にもってきましたかの最新シングル。スピード感が気持ちいい曲。遠目ですが余裕で歌われてる感が。もう少し、ベースやシーケンス音が出てもいいような気がしましたが、ワタシの席の関係かもしれませんね。
スネアの抜ける感じも原曲と印象は違うけど、ライブ感溢れてる。
最後・・・と思ったら、再びっ・・・
■ノンフィクション
右へ左へと、スキップをしながら、ステージを駆け回るACEさん、「wo-oh-oh,wo-oh-oh」では、オフマイクで客席の大合唱。この一体感たまらないです。
一回多くリピートしてくださったけど、まだ足りない、いつまでも歌っていたい(^^)。
・・・しかし、物事にはなんでも終わりがくるもの・・・。
「今日は本当にありがとう。たった三本のツアーだったけど、今後もっとやれるようにがんばります。」力強い声が響き渡る。
明るくなったステージで、笑顔で何度も手を振る。ACEさんには珍しくピックを一気にばらまく(・・・えぇどこかのベーシストさんのように^^;)、
が、首に巻いたタオルを、的を決めて投げる・・・と思いきや、あさっての方向に投げるフェイントなACEさんも健在(笑)。
海月さんのタオルも宙を舞い、通路に落ちかけたところを奪いとられる。
上手で投げKISSのACEさん、さらに大きな歓声をあびる。海月さんと2人ステージに残り、何度も何度も手を上げる。二人で向かいあってガッツポーズ。歓声!
袖まで移動しながらも、なんども余韻を噛み締めるように振り返り、足をとめ、大きく手を振られるお2人でした。
お疲れさまでした〜。
また、新たな一面を見せてくださったface to aceでした。あのナチュラルなアルバムの後のステージがこの形とは、本当にいつも驚かされる。
アクティブなステージであり、2階席で全体が見えたこともあるためか、個人的にはシアトリカルなイメージも抱きました。
楽しかったです。拳もあがちゃったし・・・。ただ、敢えて言うならば、アクティブなステージを展開させるには、もっとアクティブな楽曲があってもよいのかなぁとあらためて思いました。
シアトリカルだと感じたのは、もしかしたら、ステージ上で今の楽曲への作りこみを感じたからかもしれません。アレンジも演出(なのか?)も・・・。
それから、ふっと思ったこと、”誰よりもずっと”がリストから外れたんだ・・・。
これは1年経って、「もう大丈夫、何もいわなくても、みんなわかってくれる、ついてきてくれる。」という確信をもたれたことを意味するのでしょうか・・・?。
深読みでしょうか、でしょうね・・・(笑)。勘違いでもいいっすっ。ついていきます・・・はい(^^)。
(2003年3月15日)