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THE LIMITED BLACK MASS TOUR D.C.7 恐怖の復活祭(初日)
2005年11月17日 戸田市文化会館

MC中心のレポです。
曲順もやった曲すら自信ないです(^^;。
んで、特にこの日は、石川さんも雷電さんも、
ほとんど見えない上手側にいたもんで、
ステージも、ほとんどACEさん通し?
ACEさん越しに他のメンバーが見える
という場所だったため、
そんなレポもどきかもです。。。あしからず。


木枯らしぴゅ〜ぴゅ〜の埼玉、戸田文化会館は駅から結構歩くので、案の定方向音痴の私は、近くまできてウロウロ探してしまいました;。
ようやく会場につくと、会場前も、中も、ちらほらとメイク信者さんが、ああ、ホントに聖飢魔IIのミサに来たんだなって実感しました。。
また、結構、同窓会的な雰囲気もあちこちでみられ、和やかな印象を受けました。


クラシック風にアレンジされた聖飢魔II曲のSEが流れる・・・。

--------オープングアクト---------

風が吹きすさぶ、薄暗闇のステージにふたつの影。
セムシーとゾンビ。
よしもとの若手芸人らしい。呪文で喋れるようになったゾンビは活舌よく話し出す。 
「隣の客はよくミサくる客だ。」
「坊主が上手に屏風に閣下の絵を描いた。」


下手上段に松崎様の姿。エレピのイントロが鳴り響く。
やはり暗いままのステージ階段に現れる閣下のシルエット・・・。大きな歓声が沸く。

BAD AGAIN
この曲から来ましたかぁ。。。。しっとりと歌う閣下の声に・・やや緊張が感じられ、私にも伝わってくる・・・。手に汗を握る。
それと同時に感動もじわじわと。あぁ聖飢魔IIがそこにいると。

あの高らかな笑い声とともに、
D「期間限定再集結聖飢魔IIの大黒ミサへようこそっ」

D「地獄で会おうといたものの、みんないつまで生きていやがって、仕方ないから、こうやって来てやった。」
といいつつ、どこかでは、
「何しに来た。」というようなことも(笑)。「また我々にすがるつもりか。」「そんなお前らが好きだ。」ともおっしゃったかな。^^

地獄の皇太子
そだ、ステージ上は、下手にLUKE篁さん、中央にデーモン小暮閣下、そして上手にACE清水さんという、泣く子も黙る黄金の一枚岩(?)。
両脇のギタセクが、2名で揃って、ぐぐっと前にでてきて、ギターを弾く姿は「これよ、これ」っと身震いしてしまいました。
そして中央の階段を上った、左に怪人松崎様、右に雷電湯沢さん、その前にゼノン石川さん(私のとこから見えなかったけど;)。うん、正真正銘、聖飢魔IIが復活した。

ここかな、メンバー紹介。
怪人松崎様や、リズセクを紹介し、
D「コイツの名前を聞いて、失恋するなよ。On Guitar on your Left side サージェントルーク篁III〜っ」
D「コイツの名前を聞いて、一緒に失楽園に行こうとか思うなよ。On Guitar on your Right side〜エース清水っ」


そして、閣下を紹介するはエースさん、ルークさんと自分を交互に指差し、「しつ、しつ?」といいつつ、
A「コイツの名前を聞いて、、、しつ?しつ?、・・・しつこいやつだと思うなよ。」そう続きましたか(笑)
A「On Vocal、、デーモン小暮閣下〜♪」おお、ひさしぶりに悪魔なエースさん。ハードです。

KIMIGAYOは千代に八千代の物語

意外と落ち着いてる・・・というのも変だが、どっしり構えてる風のACEさん・・・と思いながら見る。

何やらモニターのところにある紙を手にする閣下。
何かの効用を読み上げる。取り出したのは「紅玉」。
ここだったかな、聖飢魔II解散してから知って、今日初めてみるやつ等もいるだろうと手をあげさせ、
結構、パラパラよりも多い感じで、おおお、
D「そういうやつ等は、聴いたりDVDで観たことはあっても、この言葉を口にしたことはないだろ。」のようなこと、。
ひととおり、説明。そしてコール(笑)。

階段を上がった左、まさにステージの下からぽんと飛び出してきたジェイルさん。(解散のころ、Mステでそんな演出なかったでしたっけ;あんな感じ)
歓声!

アダムの林檎
構成員のかじった林檎が宙を舞う。石川さんのがちょっと近くまで飛んできた(笑)。上みるとライトでみえず、結構恐いですね;。

アフロディーテ

D「第三教典構成員で送る」と、ほんとだ。。。

D「ここで、ジェイルの漫才コーナー、じゃなくて漫談コーナー。」
J「・・・え、ここだっけ?」ピンスポの中と惑うジェイルさん。
D「え?、あ、ちがったっけ?」再び、しゃがんでモニターの側のあんちょこをみる。
D「あ、ここMCぢゃないや、曲だ。・・・なんでも一歩ずつ(笑)」とごまかす。ブーイング(笑)。

秘密の花園
はいりづらそうなジェイルさん;んが、イントロのギターが鳴るとため息と歓声。

このあたりでホントの漫談コーナー。
D「どう、最近、体調とか、精神状態とか」・・・そこかい?
J・・なんて答えたんだっけかな;。
その後、
J「聴きたいことがあるんだけど。」
D「誰に?」
J「信者さんに」(笑)
D「何がききたいの?」
J「20年前から信者だった人っています?」みたいな質問だったかな?
パラパラと手があがる。20年前から、・・・う〜ん、中とんでますが・・・;

D「今回集まって一番感じたのは、すぐ疲れる」(爆)
D「昔だったら、リハーサル通しでやって終わって、スタッフにもあと何やったらいいだろうとかリクエストして、
 ぢゃあこの曲とかいって、そっからまたやったりしたけど、
 今回は、リクエストは?、え、ないの?、ぢゃあもう終わりにしようか。ってなって。」
D「予備日とかも、昔はきっちりやろうってことでやってたけど、予備日?いいよ、予備日は休もうよ(笑)。
  本番に体力温存しようよ。建設的な体力温存(笑)。」

これからくだらんイベントの季節が来るが、みたいなMCも。

・・・ルークさん登場でギタリストは、ルーク&ジェイルに。

このギタリストコンビの鬼は新鮮・・・。

もう順番わからない。
どっかで、リズムセクションのそれぞれのソロ。スラッピーなソロから、エフェクトかかったメロディアスなソロ・・・とベースのゼノンさん。
雷電さんも、ビシバシタイトなソロから、これまた雷電さんならではのエフェクトかかった音づくりまで華やかです。

X「今日はRXのライブへようこそ。」そういえば、ステージ上はRXのお三人(笑)。
X「すごいよね。RXの前座が聖飢魔II。」
X「まっつぁんのそういう姿も久しぶりにみたねぇ・」
お互い様でしょうが;。

石川さんの声が松崎様のモニターに返ってなかったり、
下に降りてきた湯沢さんによく聴こえなかったりで、話のかみ合わない三人(笑)。
R「え?何?」
X「耳とおいんだから」お互いいいあって、
R「リズムはあうのに、全然話のかみ合わない二人。」
なんだか言い合いして、もう解散だぁとかいってました(笑)。

2回目?大きな黒っぽい羽を背中から生やしての石川さんソロ。
うしろからあらわれた怪物に何か餌をやってた;。

ルークさんとジェイルさん登場。二人に見送られ、手を横に広げながら、去っていく石川さん。
L「なんだ、飛べないじゃん。だめじゃん」みたくいうルークさん
J「こーだもん。」(笑)横に手を広げるジェイルさん。
L「アラレちゃんみたい。」笑・古。。。
L「古くて悪かったな。・・・(耳に手をやって)古いやつだとお思いでしょうが。」(笑)
L「今、笑った人、知ってるわけぢゃないよね。そんなわけないよね。鶴田浩二」みたいな;。

えっと、時々大橋さんが絡める「意外にね。」ってコメントがおもしろかったんだけど、前後忘れてしまった。

L「初めてみんなで音だした時、かわんないね〜って(笑)、で、意外といけるぢゃん。」って
L「ま、変わらないっていうのも成長がなくてどうなんだってこという人もいたけど(笑)。」

俺の話は特にくだらないから、俺が喋りだしたらすわってもいいよ。みたいなこといいつつ。
ダンシングの話、
L「腰の切れは昔のままか〜」

閣下も現れ、そのままダンシングネタから、

魔界舞曲
羽扇子が舞う。この曲でエースさんがいないのはちょっと残念;。

MASQUERADE
松崎様のフレーズを繋ぐようなエレピのアレンジ、新しい?おしゃれなインパクトが。
ジェイルさんの、スライドバーが登場したのはこの曲だったか、新鮮な感じしました。

STAINLESS NIGHT
再びエースさん登場。そうそう、初めエースさんの手元スイッチ?いや、手元のボリュームが下がってた?
ツインギターのハモリが片方聴こえず、ん?と見ると、瞬時に手をやる。(その速さはお見事;)
なんか、エースさんもフレーズ変えてたとこがあったような・・・。オッ?て思った。。。

蝋人形の館
ジェイルさんは、18年ぶり、なんかそんなくらい久しぶりらしい。
会場のキャーがあまりにも大きく、
D「あまり大きいと蝋人形にする気が起こらなくなるなぁ;」といいつつ、
D「お前も蝋人形にしてやんない。・・・お、新しいバージョンだな。新世紀バージョン(笑)。・・・お前も蝋人形にしてやんない。」

ああん、もしかしてエースターンを見逃した;;?。歓声でみたときは、大きく裾がひらっとなってるときだった;;

JACK THE RIPPER

THE END OF THE CENTUREY  (・・・ここだったか、アンコールだったか、そもそもやったんだか;記憶に自信のない曲^^;)

去る構成員。ACEさんの一、二度胸のところを拳で叩きながら、拳を口につけて投げるしぐさがセクシー。


---------アンコール1--------------

まず登場のACEさん。マイクスタンドからマイクをとり、紹介するのかと思いきや、ゾロゾロと他の構成員もでてくる(笑)、
ハンドマイクのまま、とりあえず、手とかで迎え入れるACEさん。閣下以外現れ、それぞれの位置に付くと、
ちょっとよろよろ前にでてきて、「おおお、俺たちはこんなに疲れてるのに、まだききて〜かぁぁぁぁぁ?」お〜(笑)。

A「初日でペース配分もできてなくて、ヨタヨタしてるのに、まだ聴きて〜かぁぁぁぁ?」お〜(笑)
A「俺たち10万40云歳にもなるのに、まだ聴きて〜かぁぁぁ?」お〜(笑)

この次々の後ろ向き発言のたび、横に手をふって、俺はまだ大丈夫をアピールするルークさん(笑)。実際元気にみえます。

A「じゃあ、ここでデーモン小暮閣下を呼ぼうと思うが、その前に儀式を。」(笑)
A「さて、ええ話がありますねん。」急に口調かわり、誰?(笑)
A「さきほど、アフロディーテという曲をやりましたが、お聞きいただけましたでしょうか?。」(笑)
A「その前に林檎かじって、奥歯に挟まってた林檎のかすが、Hart get diseaseっといった途端、ペッとでて(笑)。デンタルケアも出来るアフロディーテ」

それが儀式だったようで、再び悪魔にもどる(笑)。
A「儀式おわり。ぢゃぁ、せーので、デーモン閣下〜と呼ぶからなっ。」
A「せ〜のっ」
デーモン閣下〜。
A「声がちっちぇえ、そんなんで閣下が出てこられるかぁっ。馬鹿。」
  ・・・・袖には閣下の姿・・・みつけたエースさんは、
A「なんで出てくるんだ、馬鹿」・・・慌てて引っ込む閣下(笑)。
A「もういちど、せ〜の、デーモン閣下〜っ!!!」。エース満足、だが閣下現れない。
A「早くでてきやがれ、馬鹿」(笑)。現れる閣下。
不思議なテンションのエースさんでした(笑)。ここだったか、会場からもいろいろ励まされ。頑張れ〜。っと。
A「頑張るよぉ。」←力なく(笑)

D「こっから、こっちACE組(だっけかな)」いやん初めてエースさんのほうで歌える。
ギターでメロディをひいて、後についてうたう。
D「どうですか?」
A「・・初日だから、こんなもんだろ。」ふてくされ顔のACEさん(笑)。
D「気に入ってないようですね。もう一度。」・・・再び会場コーラス
A「やれんなら、最初からとっととやれっ。」またしてもお怒り(笑)
D「新しいキャラになりましたね。ヤケクソキャラ(笑)。」

D「ヤケクソにもなるよね。我輩も動いてないとあっちこちつっちゃいそうだから、止まれない。鮫みたいに・・・;」

とにかく声はでるが身体がついてってないそうです。

今度は、LUKEさん側のメロディー練習。
「あ-あ-あ〜」最後のギターの音が微妙にはずれたルークさん。(笑)
すぐさま、まねをして、微妙に外して歌い「ちょっと難しいぞ」みたく笑う閣下。
練習。信者も微妙にはずしてみる(笑)みんな流石(笑)。

左右あわせる、キレイ。久しぶりに聴けて閣下もご満足の様子。

悪魔組曲 作品666番 ニ短調
本番もばっちり。天地逆転唱法だっけ、も健在。お見事。


--------------アンコール2-------------

GLORIA GLORIA
蛍光色に光るマイクスタンド、暗闇に幻想的でキレイ・・・。
階段途中で歌う閣下。

ステージでは3名のギタリストが舞うようにギターを弾いていて、
がちっと三つ巴に組んだり、2名が弾いてるところに、ACEさんがひざまずいて弾いたり見た目美しい。かっこいい。

FIRE AFTER FIRE 

この曲だっけかな、ぴょんと真ん中のモニターにのって、ソロを弾くエースさんがかっこよかったよん。

D「おうおうおう、せっかく、早く帰って、我輩の出る番組をみよう(観る準備をしよう?)と思ったのに、何度も何度も呼び戻しやがって。」
なんでも、夜中2時??とかから放送だそうで、
D「もう疲れたから、録画セットして寝るけどな。お前らも早く寝ろ(笑)」・・・相当お疲れの様子。
仕舞いには「運がよければあさって(サンプラで)会おう」みたいな勢いの無さに(笑)

D「幸せは歩いてこない・・・」おおぉぉぉぉ。
D「あ、ジェイルはこの曲ライブでは初めてやるらしく、ジェイルのために何度何度も、
 この曲こんなに練習したのは、初めてかもしれない。お陰で歌詞おぼえちゃったけど。」
みたいなこと。
30回とか40回とかいわれて、後ろで手と首を横に振ってるジェイルさんでした(笑)。
その後も、途中からせりふをはじめたり、前にもどったり、挙句、365歩のマーチをみんなで歌うことになり、
全然進まない;。・・・ようやく「早くゆけ、早くゆけ」にいったんだっけかな、とにかくはじまる、

EL・DO・RA・DO
エースさん、自分のマイクにとってかえり、ピックを一枚ひったくるようにしてとると、口にくわえる、
そのまま真ん中にもどって引き続け、ピックを投げて、くわえてたピックを手にとり、また弾き始める。
どの曲だったか忘れたけど、大橋さんと肩寄せあって、タッピングするエースさんもかっこえかった。。

ラスト・・・ステージうしろの蓋が上に大きく開いて、階段をあがり煙とともにその中に消えていきました。
ちょっとあの日の最後のように。
しかし、悪魔の期間限定再集結はようやく幕をあけたばかり・・・。さてさて、全国各地これからどのような嵐が巻き起こるのか。

(2006年1月8日)