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YANZ&西川貴博ライブ  〜 2005年8月21日 中目黒 楽屋(らくや)


もう6回目の楽屋ライブ、YANZさんのライブにいってまいりました。モチロン、本日も西やんのパーカッションです。
お客さんは、ちょうど席が満杯と言う感じで、40名ぐらいですかね。。。


第一部 19:30〜

15分押しぐらいだったでしょうか、YANZさんと、西川さんと、藤野さんが登場し、それぞれの位置につく。

「暑いですね・・・そうですねっていってくれると嬉しい(笑)。」みたいなことをいいながら、「暑いですねぇ」「そうですね。」(笑)。
まずは1曲『風の指す場所』(かな?)・・・しょっぱなから、ベースを弾きながらのYANZさん、高音がきれいに伸びて、良い声だなぁと感動。
ほんとにやんなっちゃうほど歌うまいですね;。

「メンバー紹介しちゃおう」ということで、ギターのふじのっちと、パーカッションの西やんを紹介。

2曲め、『MILKY BLUE』 なんていうギターなんでしょうね。ホロウボディのエレアコ(エレガット?)テイストのギターに持ち替えて、やさしい感じで。


今日も、広島からご両親が見えてるというYANZさん。お父さんの名前を呼び、立って挨拶するようにいいつつ、「あんまりいってると、調子に乗るから。」と(笑)。
なんでも、奥井香さんのライブで広島にいったときに、打ち上げにピースしながら現れたとかなんとか(笑)。「も、”ハウスっ”(っていって小屋に戻したい気分?)でした;」(笑)。
といいつつ、「明日、温泉いこうね。」と優しく気遣いのYANZさんでした。

再びベースに替えて、早いフレーズ、で始まる3曲目『LANDSCAPE』、かっこええ。
・・・んが、何か違ったらしく、イキナリ曲をとめる。・・・「あ〜、YANZったぁ;。こういうのをYANZったっていうんです。」みたいなことを(笑)。
気を取り直して、うわ、やっぱかっこいい、なんか、ちょっと先程は音のうねりがたりなかったんでしょか?;、しかし、こんな早いフレーズ弾きながら歌えるなんてぇ。
藤野さんのギターも良い音だぁ。
そして『夜のルール』 このギターソロだったかな、歪んだ音がかっこよい。ベースとギターのユニゾンも見入ってしまいました。リズムも激しく熱い。う〜っこれはドラムで聞きたいっ。

「今年の夏は、ライブができて、ひとつ夏の思い出ができてよかった。」・・・「・・・なんてことを思ってしまうようなやつなんですよ。」とちょっと照れくさそうなYANZさん。

『丘にある椅子』(だったかな、、、)・・・と今度は、西やんがYANZった(笑)。。。ちょっと出だしをしくじり、とまる。
「西やんもこ〜ゆ〜ことあるんだぁ、止めるの初めてみたぁ。」とちょっと仲間が出来た感じのYANZさん?(笑)、悔しそうな西やん(笑)・・・このやろうな勢いで再カウント(笑)。
(・・・たぶん、この曲、ヤンズライブでは初めてですよね(^^)。。。そんな責めたら・・・;。)この曲だったかなぁ・・・初めてきくのに、良いメロディーで涙しそうになりました。

『All or Nothing なんて流行らない』で再び、アコギなギターに変えて、西やんもブラシみたいなので、叩いてる、今日の西やんは・・・よくみえないけど、 カホンらしきパーカッションに、ちっちゃなシンパルとか、タンバリンとかセッティングされてた気がします。
ふじのっちのギターが・・・トレモロみたいな懐かしい感じの暖かくもきれいな音で、単音のフレーズとか弾かれて、気分が柔らか〜くなる感じがしました。 

「face to aceの早春と言う曲がありまして、そこでもある歌詞のとこくると必ず、涙がでそうになるところがあるんですが、この↑曲でも、最後の”君のいないMONDAY”っというところにくると。 7回に1回(だったかな;)はじわっとくる。」そうです。「馬鹿じゃないの(^^;。」っと照れてらしたような。。。
そして、「前半最後の曲です。」え〜っという会場の声に、「後半戦、もう、もっとすごいから・・・(笑)、あ、今日、11時とかにはもう帰んないと電車なくなくなるとかいう人います?」みたいに聞きながら、最後の曲。『Merry-go-round City 』


第二部 21:00〜

後半も、20分ぐらい押して、登場。。。ん?結構、顔赤くないですか?(^^;。「さぁ、やりましょう。」

西やんとふたりのステージ、ベースをもって『君はとてもルーズ』、スラップなベースを叩きつつ歌う。男っぽいですぅ。
メロディアスなとこもあったかな;。後半は、西やんとコーラスのかけあいも、これまた二人とも男らしくて、かっこいい。
藤野さんを呼んで、再び3人。『A song for the Happy people』かな。。。(知らない曲なのですが、そんなタイトルをいってたような;)
 
西やんは四重人格なんだそうです(笑)、車にのってモタモタしてる人みると「このやろ〜、いてこましたろかぁ。」だし、
唯ちゃんの前だと、「大丈夫だからねぇ。」とか最上級ないたわりがあるんでしょうか(笑)。あと二つは忘れたもよう。

3曲目、、、たぶん私の知らない曲;。。。ずんずんハードにすすみつつ、でも、展開がちょっと荘厳な感じもして、何かがこみ上げてきそうでした。 

「今日ね、チェロの人と一緒にやろうと思ったんだけど、」おお。「思ったんだけど、これなくなっちゃって、誰かチェロ弾ける人、会場にいませんかぁ?」(爆)。
・・・すでに、rush! の平松さんを、会場で見かけてる我々は、この後の展開が予測できて、大爆笑(笑)。
「はい、はいはい」と客席から大きく手を上げる平松さん(笑)。「あ、いたいた」(笑)。

・・・ということで、平松さんがステージにあがり、「初めまして〜。」「チェロ弾けるんですか?」「たしなむ程度に・・・」(小芝居は続く・笑)
・・・といって、チェロを抱えた平松さんは、バッハの『無伴奏チェロ組曲第一番プレリュード』(・・・だったっけかな、あの曲;)・・・さわりをさらっと弾かれて。おおおお。

まずは、前回ライブでは、海月さんのシンセで大人に盛り上がった、『Englishman in New York』。チェロが裏で刻んだり、8ビートに乗ってロングトーンでソロを弾いたり、
なかなか前面に出る大胆なアレンジでした。続くパーカッションのソロでまた歌に戻るとことかも、原曲の雰囲気にもっとメリハリついた感じでライブ感がかっこよい。 

face to aceのライブですっかり弦のとりこになってしまったらしいYANZさんは、食事でもと誘いつつ、絶対一緒にライブやってもらうこと頼もうとたくらんでたらしいです(笑)。
出演のお願いができて、YANZさんのスタジオで練習したときも、ぼんとチェロの低音を弾いてもらっただけで、感動の嵐だった模様。
その低音を再びその場で弾いてもらいつつ、・・・やがて、どこかで聴いたことのあるようなフレーズに・・・。
おお、あの映画の、大きな物体が迫ってくる・・・あのテーマ?(笑)
「それは、ジョーやねん。」・・・って(爆)、ジョー違うし、ジョーだし・・・;。平松さん、会場ともに、大爆笑。
またYANZってしまったことを悔やむYANZさん(笑)。
なんやかんやいいコンビのお二人は、同類の感じがするらしいです(笑)。

YANZさんは、ICレコーダーが最近のお気に入りらしく、YANZらないように、「明日○○持ってくこと。」とか「MCでオヤジたち温泉つれてくこという。」とかいれてるらしんですが、
特に、先日のface to aceの打ち上げでは、違う用途で大活躍(?)したらしい(笑)。
ようは、おいしいこといいそうな話をふっかけて、密かに、オフな会話を録音しちゃって、おもしろいこととかヤバ気なことをいうと(笑)、
すかさず、「はい、○○いただきましたぁ。」とそのコメントを繰り返して録音して、笑いネタにするという感じですかね。
ちょっと文章ぢゃうまく伝えられませんが(笑)。「特に本田さんがよろこんでやってた。」そうです(笑)。やんちゃな人たち(笑)。
あとは、ftaのリハーサルのサウンドチェックのときのですかね。平松さんが「さいっこぉ(最っ高ぉ)ですっ!」といってる録音流されちゃったりして、
彼女もやけになって(?笑)、「最っ高ぉですっ!・・・もう、流行らせてくださいよ;」といってました。

『同じベッドじゃ眠れない』 またしても、トレモロな藤野さんのギターだったかな、広がる感じがすごく印象的でした。ベースとユニゾンフレーズのチェロも力強い。 
専門用語わかりませんが、チェロのスライドみたいなオカズもダイナミックでかっこよかったです。

平松さん、席に戻る。今日は、ビオラの田口さんや、空夜のmiyoさんなんかも見にいらしてて、紹介されてました。

ここで、同級生の計らいで、最近広島の子供達が歌ってくれたという(でしたよね;。)、DOVEの『裸足の太陽』という曲を。そしてもう1曲。
オーオーというメロディのあるコーラスがあって、「一緒に歌ってくれると嬉しいです。」みたいな、覚えやすいメロディーだったので、大合唱。
「音楽活動やってて、初めてこういうのやってもらったんですけど。いいですねぇ。」というような感じで、感動のYANZさん。

なんでも、デビューのときにソニーのSDオーディション(?)で、一緒になった某超有名ロックバンドが、みんな一緒にみたいな、そういったあおりをやっていて、けっと思ったけど。
いあやぁ、いいもんでしたと(笑)。

最後に『ラクダ』後半の盛り上がりが、熱くかっこよい曲なのですが、今回も熱く、西やんはジャンベ(?っていうんですかね。エスニックなタイコ)を膝にはさんだまま立ち上がって応戦。
このおふたりは、お互いに相乗効果で熱くなってく様が、ライブ感あって、トリッキーでよいです。引き込まれますね。身を前に乗り出したくなる感じ。
こういう雰囲気っていうのは、こういう小さめのハコならではの醍醐味ですね。


アンコール

突然、大阪弁と広島弁の話(笑)、・・・から、「風の向こうへ」や「オルフェウスの朝」はどんな発音になるかなどという話も(笑)。
『真昼の月』『Me & My Moon』

「ありがとうございました。次のライブ、またなんらかの形で、必ず告知しますからぁ。」というようなことをおっしゃって、楽屋へ消えていかれました〜。
 


それぞれのミュージシャンの個性が出た、かっこよいステージでした。いままでで一番熱かったかも。
このメンバーなら、いつかは、こじんまりしたハコで、あのアットホームな雰囲気を残しつつ、もっと大きな音でも聴いてみたい(楽屋さんはドラムのスティック禁止)。
なんてことも思いました。お疲れさまでしたっ。


(2005年8月22日)※曲を知らないものもあるので、おしゃったタイトルから、それらしきものをアルバムで探して当てはめたものもあります。違っていたらゴメンナサイ。