Guest Room (リベンジの間)  本日のゲストアーティスト:MamBOさま 


大阪を逃したと悔しがってらした、MamBOさんの敗者復活のイベント?
今回もいっそう濃く深い内容で、ありがとうございます。
しかも今回HTML形式でくださったので、色気だけつけてみました。
 

 

26 April 2003 face to aceインストアイベント @HMV三宮店 13:00開始整理番号 125番

face to ace ●ACE and 本田海月


 face to ace、ゴールデンウィークのインストアイベントラッシ ュはHMV三宮店からスタートです。地下一階のHMV三宮店、エスカレータで降りてすぐ 右手側に常設の小さなステージがありまして、着いたときにはスタッフさんが音チェ ックされてました。ステージの間口が梅田DISC PIERより広いので定員300人でも楽に観られます。とはいうものの本日のお客さんは 150人くらいじゃないかな?
 1時の定刻近くにステージに現れたのは…お店の方?事 務所のスタッフさん?初めて拝見する方です…。これまで関西のインストアイベント でずーっと司会を務めて下さってた谷口さん、今日はいらっしゃらないんですね (…そういや今日はオリックス、神戸でデーゲームでした。谷口さん は、グリーンスタジアム神戸、改めヤフーBB球場でお仕事されてたかな?) 。今日の方は、司会…というよりは、前説といった感じかな?ftaのお二人が 出られるまでお喋りしてくれます。ベタな関西弁ながら随分間の分かる方。「歌だけ でなく、素晴らしいトークもしてくれるはずですから面白かったら笑ろて下さい。お もんなかったら野次ってもいいですから(笑)。ただカメラビデオ撮影、録音はご遠慮 下さいね。携帯電話は、face to aceの着メロに限って許しますが、それ以外はマナーモードにするか、電源切って おいて下さい。」ですって(笑)。ここ数ヶ月の活動もキチンと把握してらして、 fta登場まで楽しく時間をつないでくれました。残念ながらお名前はわかりません。

 さて1時を5分ほど過ぎてお二人の登場です。ACEさんは グレイのスーツ。ストライプ入っててね、シングルでボタン3つ付いてた。インナー は白のカッターシャツです。襟が付いてるなんて珍しい…。でもネクタイはやはり無 しでしたが。代わりに白いファスナースライダーみたいなヤツが、胸元に付いてまし た。長方形の白くてちょっと光るヤツ。でも、あ゛ーあたしってば、海月さんの衣装 をまた覚えていないのはどうしてなんだー!?…ごめんなさい、くだげさん… (i_i)。黒いニット帽かぶってらっしゃいました。登場したときはリュックも背負っ てらっしゃいましたね。ぶっこちゃん入れてた様です。

A「こんにちはー。久しぶりのface to aceです。
  神戸のみなさん、元気ですかー?神戸以外のみなさん も元気ですかー?」
と言いながらアコースティックギターセットしチューニン グしながら椅子に座ってのトークです。
A「いやー、こうやってギター持って歌ったりお喋りした りするのは一ヶ月半振りなので、ちょっと今日はキンチョーしてますが。」
今日は司会者さんが居ないので、お喋りのペースは全て ACEさんのリズムで自在に進行できるんですが…。
A「このインストアってのはホント緊張しますね。明るく て。
  お客さんの顔も一人一人ハッキリ見えますから。
  この目の高さがお客さんと殆ど変わらないっていうの が…慣れないですね(苦笑)。」
却ってやりにくいようです(汗)。お一人でペース掴むって いうのは難しいみたい。
A「ホールとかのコンサートですと客席は暗くて殆ど見え ないんですが。
  いや、良く目を凝らせば見えるんですけど、大抵は見 えないんですね。
  前の方がチラホラ見える程度で。
  今日は…緊張しますねー。視線がこう…イタイです ね。チクチクと(笑)。」
ゴメンよー(汗)とは思うのですが、こっちもお二人を観に 来てんねんし、どうしようもないのでし…。
それに客が全員ステージとあさっての方向見てるイベント ってのもオカシイやろ?…などと心中言い訳モードで解決策を探るのですが見当たら ず(^_^;)。
兄さんズ、アンタら見られる商売やんか、耐えてくれーー!!←解決を委ねてみた。
A 「そろそろ曲に行きますか?」
と海月さんを振り返るACEさん。間が持ちませんか (^_^;)?谷口さんの存在は大きかったかも?
が、”待って”と手の出る海月さん。ぶっこちゃんが起き ていないようです。
A「このぶっこというのはPower Bookなんですけど。
  私も今度買うときはPower Book買っちゃおうかなっ て。」
すかさず「えー!?大変ですよー?」と返す海月さん(笑 )。
A「もうOS Xから始めちゃってね。あ、わかんない人ゴメ ンなさいね。
  Windowsユーザーには分かんないですね。新しいOSで XPみたいなもんなんですけど。」
と時間をつなぎます。まだかな?ぶっこちゃん。
でも3月福岡のイベントでもG4買おうかって仰有ってた んじゃなかったっけ?まだ迷ってはるのかな?
A「いやー買えないんですよー。私もいろいろ苦しくてで すねぇ。」
同じツッコミが最前列からあったみたい。
A「こうやってダラダラ喋ってるように見えますが、音声 チェックも兼ねているワケでして(笑)。
  あ、準備出来ましたか?では『残像』という曲を。」

■残像■

海月さんのピアニカから軽快に始まります。トークの間ペース が掴みづらい様子の見えたACEさんも流石ミュージシャン(笑)、リラックスして歌っ てます。が、ちょっと音が…。ぶっこは自分の憶えた色んな音出してるんだろうけ ど、…スピーカの限界かな?PCのスピーカみたいに音がペカペカして聞こえちゃい ました。特にベースが…残念。でも海月さんのキーボードもACEさんのギターも、い つも通りです♪ ACEさんのマイクも拡声機能のみって感じで。息づかいがまんま届 いちゃっておかげでACEさんがとても間近に感じられます。。サビは海月さんが3度 下をハモってます。いいや今日は兄さんズの歌声を楽しんじゃおー。間奏の海月さん ピアニカでは客席からクラップも。ちょっと空気も和んだかなー。

A「えー、『残像』という曲を聴いてもらいました。」
と言いながらギターを下ろします。
A「昨日プロモーションで大阪のラジオ出てたんですが。
  今月3日から、レコーディングしてるんですね。ま 今、プロモーションで中断してますけど。
  でラジオで”今レコーディング中なんです”なんて言 ったら”何録ってるんですか?”って訊かれるじゃないですか。
  (喉元に手をやって)ココまで出かかったんですが、 言わずに我慢しました。
  初めてのお知らせは電波に乗せちゃうんじゃなくて、
  今日こうやって集まって下さったみなさんに面と向か ってお知らせしたいなって。
  そうは言っても実際に聞けるのは日本中から比べたら 一部なんですけどね。」
とニッコリ笑うACEさん。。
…この方は、いつもこうやってファンの気持ちを大切に考 えてくれはるんですよね−。。しみじみと…嬉しかったり。。
A「で、今ミニアルバム創ってます。7曲入りの。どんな 内容かと言いますとですね。
  80sのカヴァーです。」
うおおおお!!嬉しいかもーー!!
A「今いろいろ80sのコンピレーションとか出てますけ ど。自分らもやりたいなーと思ってて。
  あ、別に売れてるからやるワケじゃないですよ。前か らやりたいなって。
  あの時代の音楽を我々のアレンジでやってみようか と。」
何を仰有る!このユニットのコンセプトにジャストミート のお題ぢゃないですかぁ!会報の”リミックス云々”は、マキシの『ノンフィクショ ン』だけじゃなく、この企画に対するコメントをも内包していたのね!かなり楽しみ なんですけど♪ MY CDライブラリの何曲か、引っかかると良いな♪
A「売れ筋というよりは…あ、売れ筋もありますけど、シ ブめの選曲でね」
海「”80s奥の細道”って感じで。」
A「奥の細道!ソレいいですねー(笑)。大阪でも使おう!
  なーんてお客さん殆ど同じだったりするんですけどね (笑)。」
今日の海月さんのクリーンヒットでした。

A「次に演るのは一昨々日出ました『ノンフィクション』の カップリングで『桜』です。
  …ってみんな知ってますよねー。
  ”釈迦に説法”とはこのことですね。では。」

■ 桜 ■

さっきマキシ買ったばっかなので(苦笑)、3月のツアー以来 二度目の『桜』です。電子音のくせにモコモコした柔らかいイントロ。曲が始まる期 待感が、無機質な桜の枝を蕾がピンクに色どり始める季節のワクワク感に重なる感 じ。ちょっとまだTalkに固さがあるかなー?と思ってたんですが、やっぱ曲に入れば もうミュージシャンですねー。っていうかギターを置いたこの曲では歌手ですね。カ ラオケマイクみたいなエコーもなく等身大のACEさんの歌声。イイ声だなー、一年前 のあのステージはマボロシだったのかと思うくらい(笑)。

A「『桜』聴いていただきました。もう散っちゃいましたけ どね。
  東北辺りは今、咲いてるんでしょうね。
  来年の今頃、また自分がラジオでも持ってたらガンガ ンかけたいなと思います。
  ファンクラブの会報でも言ったんですが、この曲が出 来たのは結構前でして。
  ちょうど『MOVE』の頃ですね。自分でもかなりの自信 作で。
  で選曲会議に持っていったんですが、タカムラが『エ ガオノママデ』なんか持ってきて、お陰でハズレちゃったんですね。
  同じパターンの曲、2つも要らないですからね。
  ま、入れなくて、取ってて良かったです。
  もともとはRock調の曲だったんですが。
  …!”Rock調”だって!!オヤジみたいですねー(笑 )。」
と自らの言葉にハマるACEさん。
A「この”Rock調”の非常に”ビートの効いた(笑)”曲 を、本田くんがとってもポップに仕上げてくれました。」
兄さん独り、しみじみとハマっておられます(笑)。

A「あ、次の曲チューニングしなきゃいけないんだった。」
と置いてたアコギをセットします。3月のツアーでも使用 されてたギター。
A「コレね、アコースティックなのにチューナー付きなん ですよ。」
海「取説ついてんですよね。」
A「そう。アコースティックと言うからには電気を通さ ず、買ってすぐ”ジャーン”って弾けば音が出る筈なのに。
  取扱説明書。”乾電池入れて下さい”とか(笑)。
  チューナーだけじゃなくて、○○とか●●もついてん ですよ。(←ごめんなさい失念しました)
  こんなコト言ってたらメーカーの回し者かって感じで すけど。
  どうせなら曲も創ってくれればいいのにねー。」
そんなムシの良いギターはありません(^_^;)。
A「商品にはちゃんと説明入れなきゃいけないんですよ ね。何ですっけ…PL法ですか?
  アメリカとか訴訟が凄いですからね。
  洗った猫乾かそうってレンジに入れて猫が死んでしま ったって裁判で訴えたら、勝っちゃうんですよね。」
どうでもいいけど…ACEさん、手が止まってますよー(笑)。
A「話に一生懸命で。チューニングしなきゃいけないんだ った。」
と手を動かしながら、芝刈り機で亡くなった心臓の弱いお じさんやら、コーヒーで火傷したやらのアメリカの訴訟の話が続きます。
A「日本はそうならないようにしたいですね。」

■Cloudy Day■

やっぱベースが淋オいなぁ。ええいスピーカめ!でもギターあ るし。ギターは、こないだのRXとはまた真逆の、オリジナルに忠実な音に感じまし た。

A「ありがとうございました。あ、ぽいっ。」
歌い終わってから思い出したようにピックを投げるACEさ ん。このシーンは定番なんですか(笑)?
A「えっと7月にミニアルバムが出ます。
  去年出た一枚目のアルバム『FACE TO FACE』のスコア が5月に出ます。」
って仰有ってたんですが、スコアはもう出てますよ ね???
A「6月は今のところ何にもないんですけどね。スミマセ ン。」
というACEさんですが、ステージ右横、販促用の棚にはいっ ぱいの『ノンフィクション』と一緒に6月発布の『事故ベスト』のフライヤーが。 ACEさん自身は一度もその話題には触れられませんでしたけどね。

A「3月、3本だけだったんですけどホントに楽しいなーっ て言いながらツアーやって。
  一本目の大阪からほんといい気分でやれて、ホンット 楽しくって。」
海「楽しかったね。」
A「自分らばっかり楽しんじゃって”もっとお客を楽しま せること考えて下さいよー”なんてスタッフに言われてたんですけどね。
  自分らがこんなに楽しんでなきゃお客さんも楽しめな いでしょー?なんて。」
お客さんから「楽しかったよー」と声がかかる。
A「あ、ありがとうございます。
  また演りたいねってスタッフといろいろ相談してると こなんで。」
海「今年中にはね。」
A「うん。」
客席からは拍手。最後までトークに固さが残ったACEさんで すが、海月さんとお話ししてるときは瞳が和んでますね。今日は客席もずいぶん固か ったと思いますが、そんな表情みてるとこちらも和みます。海月さん、もっとお喋り してくれればいいのに。
A「じゃ、曲行きますか?」
と海月さんに視線を向けるACEさん。こくりと頷く海月さ ん。
A「では聴いて下さい。『RAIN』。」

■RAIN■

ギターを置いて足でリズムを取りながら立って歌うACEさん。マ イクもこの時はスタンドから外して手に持ってらっしゃいましたね。スピーカや、マ イクのことはもうココでは忘れてられたかな。

■ノンフィクション■

うおっとー。『RAIN』から流れるようなメドレーでノンフィク ションに突入。予期しなかったこの演出とつなぎのアレンジがカッコ良くて、会場か らため息と歓声が上がります。この瞬間、会場の空気がふわっと柔らかくなるのが分 かりましたね。ACEさん自身も手が挙がったり、先日のツアーの躍動感が戻ってきた 感じ。最後の”wo-oh-oh,wo-oh-oh”ではマイクを客席に向けてくれ て。待っていたかのように最初っから声が出る客席。この辺の阿吽の呼吸ってのは凄 いですねー。盛り上がって曲が終わります。

歓声と拍手のなか、さきの司会者さん登場です。うーん、良 いところで終了ですか…。
ステージ前にテーブルがセットされますが、この間もACEさ ん、インストア目的ではない一般のお客さんに向かって「あの、お探しのCD見つか りましたでしょうか。なんなら私がお探ししますので。」と語りかける(笑)。
そんなトークの間にテーブルセットも終わり、順序よく列 が形成されていきます。全然整理番号順でもなかったりするんですけどね。大した混 乱もなく。ACEさんのファンは…というか聖飢魔IIのファンはホントにマナーいいで すよねぇ…。これまでに不快感を感じた経験が一度もないんですけど。

握手会では「奥の細道、すっごい楽しみにしてますー!」と ワクワク感を伝えてきました。

これからしばらく続くインストアイベント、いい感じでスタ ートを切りました。これからしばらく続くインストアイベント、いい感じで展開しそ うですね。


 

MamBOさん・・・さんきゅ!

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