THE OUTSIDERS/2001年12月30日 高田馬場AREA
年の瀬も押し迫った12月30日、行って参りました。
私にとってほぼ一年ぶりのアウト。前回はトリオだったので、ギターとキーボードが入った5人編成は初めて。良いという噂はきいているのでワクワク状態。
対バンがあるが、さすがに家のこともやりたい年末で(^^;アウトにあわせようと出演時間を問い合わせてみる。
4バンドめの21時ということで、20:45ごろ会場に入る。
ドリンクをもって、左後ろのバーあたりに陣取る。どうやら時間どおり進んでるらしく、ちょうどセッティングタイムのよう。
そういえば、エリアはステージの幕がしまるのよね。ちょっと学芸会チック(笑)。ステージの様子はわかりません。
年末だからかな、割とゆったりなお客さん。70〜80人ぐらい?男性もわりと多いです。
21時ジャスト、ノイジーなシンセの音が右に左に…、やがてベース音が重なり、幕が開く。
ステージ中央、テレキャスターを抱えた大橋隆志さんは黒に袖が赤(スパイダー模様?)のTシャツ、CRJで着てたやつかな。
スライダーなギターから始まる一曲め。ピアノかっこよかったです。お初におめにかかる佐々木聡作氏。
ギターバンドのアウトに、どんなキーボーディストなんだろと思ってたんですが、音がちゃらちゃらしてない、直球系?ぴったりだと思いました。
使用機材は2台、コルグのCX-3、最近再ブームみたいで良く見かけます。オルガンですね。
それともう一台が大橋さんで隠れてよくみえなかったけど、エンソニックだったような。TS-12とか…?エレピかと思ったんですが、どうやらシンセのようです。
へぇっ〜いいじゃん、いいじゃんと思ってるうちに2曲め(笑)、アップテンポの曲、ステージを飛び回る大橋さん。いちいちシルエットがかっこいい。
テルミンのようなキーボードを激しく操る聡作さん、ほんとにストレート、お若いのに渋いです(笑)。
「こんばんわ〜」いつものちょっと低めでシャイな挨拶の大橋さん。「JAM〜!」の声があちこちから飛びます。
「次の曲はちょっと遊ぶとこあるから…」とはにかむ。
「WAVE」というその曲は「WAVEっていったら、前からこう後ろにWEVEしてってね。体を動かして、体もあったまるしね。」
レスポールに持ち替えて曲が始まる。みんな飛ぶ飛ぶ(笑)。後ろの方までなかなか協力的なWAVEでした。
すっかり体もあったまり、ステージ中央でチューニングする大橋さん。「次の曲は…」 うん何?「…チューニング」(爆)
神経そっちいってるみたい(笑)。こんなもんかと耳だけでチューニング終了。ワイルドだ・・・(^^;
「武器なんか持たないのが一番勇敢だ」というMCで始まった、しっとりした曲、ギターとオルガンの絡みがかっこいい。
ドラムロールのようなフレーズ、静かに終わる。
ドラマーも私はお初です。田中徹氏。タイトでぬけるスネアの音が気持ちよかったです。手首の返しが柔らかいなぁと思いながらみてました。
ジミー前田氏のスラッピーなベースで始まる「Non-Stop」、会場から歓声があがる。曲にあわせて頭ふるふる。
パーカシブルなオルガンがまたこの曲によくあうんだ。
が、すべてはラストのキメでベース空振り(空弾き?)のジミーちゃんに持ってかれました(笑)。会場爆笑。おいしいです。
「悪かったよ。リハでも散々だったんだよ。」どーしたんでしょ(笑)。
「大掃除は終わりましたか?今日はアウトサイダーズで心のお掃除を〜。」ジミーちゃんのMCは続く、後ろの方でチューニングする大橋さん。
「もうみなさんCDは買いましたか?また買って今日もサイン会しますか?」「おぉ〜っ」と盛り上がる前列。静まり返る後列…(笑)
「微妙〜(笑)」「前だけじゃん(笑)」と大橋さん。
でも結局やることに、そういえば去年の30日もサイン会あったんですよね。
ジミーちゃんの「そ〜にゅ〜ことで、クラ〜イ♪」で始まった(笑)「CRY」ライヴの定番のようですね。あったかい感じで好きな曲です。
「このメンバーになってからの新曲。最後のナンバーになります。」と大橋さん。「え〜っ?」「いや〜っ」の会場。
苦笑いしながらも「結構気にいると思うよ。」
再びテレキャスに持ち替え、いきなりのツボをえぐるリフ。とにかく大橋さんのリフはハマります。ゾクッとする。
次々展開していくのもおもしろい、ボトルあり〜の、固めのピアノあり〜ので、またリフに戻って(多分)ジ・エンド。
〜アンコール〜
再び定位置につくメンバー「何をやろう(笑)、ここで決めようと思って2、3曲用意してきたんだけど。」と大橋さん、
「全部〜っ」の会場(笑)。「ぜんぶぅ???(汗)」
「ぜんぶっ・ぜんぶっ・ぜんぶっ・・・」全部コールが始まる(笑)。「やるか、じゃぁ(^^;」と苦笑いの大橋さん。
「ONE MORE STEP〜!」ギターのカッティングが効いたノリのいい曲です。自然に体が跳ねる。
ギターの山本勝也氏。もともとオリジナルメンバーだったということですが、なかなかムードメーカー、大橋さんとの息もぴったり。
ラストの「RHYTHM&PSYCHO」アレンジ違ってた?アップテンポでストレートなイメージだったんですが、
ロックンロールなウォーキングベースにホンキートンクピアノみたいな大人風でした。でもいい感じ。
ステージ上は入り乱れ、勝也氏の押さえるギターを大橋さんが弾くなんてシーンも。(二人羽織状態^^;)
ステージと会場の掛け合いも熱い!
「来年もよろしく〜!」ステージ中央に集まり、手をあげて挨拶。ギタースタンドの上で鳴り続けるレスポールの音。
幕がしまるのと同時に消えていきました。
あっというまの1時間。「サイン会はドリンクコーナーで・・・」のアナウンスを背にライブハウスを出ました。
ここでの暖かさは家まで持続・・・(^^)。
(2001年12月30日)