ミステリーの最初の一歩
読んでいないシリーズには目を通さない事をお薦めします!
篠田 真由美作 建築探偵桜井京介の事件簿
講談社NOVELSより
島田 荘司作 御手洗潔シリーズ
講談社文庫より
有栖川 有栖作 助教授火村シリーズ?
講談社NOVELS&角川文庫より
建築探偵桜井京介の事件簿
●桜井 京介
W大学第一文学部卒 近代日本建築史専門にW大学文学部修士課程4年目?に突入中!
('95年度の段階での話)ちなみに修士は2年で卒業が普通である。
近代建築家フランク・ロイド・ライトにかなりの興味を示している。(敬慕とかではない興味)
大学時代、輝額荘という超格安にて下宿中、深春と知り合う。
それまでの高校三年間は神代宅に下宿をしていた。
(親と上手くいってなかった事を微かに匂わせる)だが、大学2年次に再び神代宅に世話になる。
今現在は電話もないような早稲田の築三十年の2階建てのぼろアパートで一人暮らしをしている。
精神的に静かに激しく思い詰めてしまうタイプ。人との付き合い片が非常に下手。何故か柔道経験者。
身長185cm以上で痩せすぎ。灰色になった白衣に身を包み、前髪はぼさぼさに顔の2/3を覆い、
メタルフレームの眼鏡を愛用。ムク犬に似ているらしい。
だが隠された顔は想像を絶するほどの美貌が潜んでいる。
長くて濃いまつげ、大きくて切れ長で日本人離れした淡い色の瞳。
ふくよかな唇……とにかくたくさんの賛美の描写が当てはまるらしい。
そして予想に違わず本人は至極この顔をそしてその顔に集まってくる視線を嫌っている。
(嫌悪感を露に何度も見せるが、ここぞと言うときに何気ない仕草で素顔を
人に見せつけ、事を有利に運んで居るように見えるのは私の気のせい?)
昔、蒼という猫とクロと言うジャーマン・シェパードを飼っていた。
関係ないがモス・グリーンのウィンドブレーカーを愛着。
● 蒼 【戸籍上:薬師寺香澄(かずみ)】
1978年5月10日生まれ【戸籍上:11.9】O型。
桜井京介のアシスタントもどきをしている。
蒼とは、京介が幼い頃飼っていた、和猫とシャム猫の混血の目が綺麗なブルー・グレー色をした猫の名前が由来。
幼き頃の悲惨な事件により、自分の名に拒絶反応を示しこの名を愛する。
また暗闇や閉所恐怖症の気も事件の後遺症として未だ残る。
義務教育をいっさい受けていない。
だが映像に関して驚くべき記憶力を持っている。直観像記憶の保持者。
近々ある事件をきっかけに高校に戻ることを決意する。(祠堂学園への入学をお薦めしよう)
基本的に京介が保護者的存在。余分な言葉は一切掛けず、静かに横にいつも居てくれる。
だが現在は、教授の家から程近い向丘の、蒼の後見人の親戚の持ち物であるマンションにて、
一人暮らしをしている。が、大半を深春の家などで過ごしている。
ちなみに1986年11月9日に京介とは運命的な出会い(目と目が通じあう〜)をする。(うぅ、泣かせる話だぜ!)
今現在身長、160cmちょっと、だがまだまだ成長期の真っ最中、
猫のように可愛い少年。(^o^)
●栗山 深春
山梨の葡萄農家を実家に持つが母の死を契機に絶縁状態。
1969年生まれ'95年度の段階での話で、W大学第一文学部7年目。
留年と休学を繰り返しアジア・アフリカ・中南米を彷徨く癖と持つ。
京介とは大学1年次に豊島区高田1丁目にあった輝額荘という超格安な共同アパートにて下宿中、知り合う。
京介にとって初めて得た対等な友人らしい。
今現在、江古田のアパートに住んでいる。
余談だが8年間しかここの大学には籍を置けないはず。(取りあえず卒業はほぼ決まったらしい)厳つい体の大男。
背は京介と同じぐらいだが体格は2倍ぐらい立派で、顎髭を無造作にはやしている。
教授には熊と呼ばれ、京介にはドライバー兼荷物運び・巻尺担ぎ・カメラマン
としか思われていない節が…哀れな奴。嘘です!深い信頼と友情を寄せられています。
●神代 宗
W大学文学部教授 53歳('98年)W大学大学院卒(後期ルネッサンスのヴェネツィア派専門)
本郷西片町にて昭和初期に立てられた平屋の一軒家を構えている。
(多分作者自身の家を想定して居るであろう)門前仲町の煎餅屋が実家らしい。
つい最近まで1年研究でイタリアに行っていた。(その留守中に京介が建築探偵を始める)
身長170cmちょっと・決して高くない身長に均整の取れた長い足・ゆるく波打つ長めの髪・
顎の細い繊細な顔立ちをしているが、中身はこてこての下町。かなりのギャップがあるらしい。
御手洗潔シリーズ
占星術 水晶ピラミッド 御手洗の挨拶 異邦の騎士 斜め屋敷の犯罪【1983】
御手洗潔のダンス(山高帽のイカロス【1982】ある騎士の物語【1988】舞踏病【1987】近況報告【1990】)
●御手洗 潔
京都大学医学部2年目にて中退。ジュリアード
噂ではアメリカ国籍。(だが日本語より英語の方が得意らしい…崎 義一という
男の存在を彷彿させるなぁ)
父親を早く亡くしている。
東急東横線綱島で占星学教室を開いていた。
背が高い。もじゃもじゃ頭の彫りの深い顔。癖のあるいい男。
愛想笑いさえすれば人なつっこい顔になる。
今は本気かジョークか分からぬが私立探偵の名詞を持ち歩いている。
煙草を酷く嫌う。好きな言葉、そんな事したら絶交だ!
(うぅ優しい!が、絶対恋人にはなりたくない)
横浜馬車道を見下ろせる古いビルの5階に石岡と同棲…同居している。
神経医学にも天文学に詳しい。フランス料理にも詳しい。
が、人の名前は覚えようとはしない。京都・浅草・奈良など古い町が好き。
前後の見境がなくなるぐらい我が強い。
声帯模写が大の得意で十八番は中年の女性。
しかしその中年の女性がこの世でもっとも苦手とする。
ギターはプロの域に達していて,バイクも乗り回せる。
占星術師だが、この頃探偵になったらしい。
依頼が持ち込まれる時いつも調子が絶不調と決まっている。
更に頭を猛烈に使い始めると果物しか食べなくなる。
(石岡くん季節外れの果物求め今日も走る!)また、
ぐるぐる歩き始め、たまに物と壊したりする。
だがギターのギブソン335とギブソンJ−200は大切にしているらしく
いまだ無事に家に飾られている。
千人に一人ぐらいしか立派な女性がいないと豪語するが千人に
一人でもいたら大したものだと思うのは私だけか?
占星術では犯人と仲良くなるなと言っているにも関わらず、
数字錠ではどっぷりと犯人と仲良くなってしまった。
彼も完璧な人間ではないな(ふっ)
コーヒーはその事件をきっかけに一切口にすることがなくなった。
無論石岡も付き合っている。
女に興味がなく結婚するなら犬だと真剣に言っている。
●石岡 和己
武蔵野美術大学卒業
昭和25年10月9日生まれ(エッと、今昭和何年でしたっけ…)
色白でいかにも芸術家然とした感じ
本来はイラストレーター(その前はグラフィックデザイナー)であったが御手洗の
解決した事件を書くようになり作家にもなる。
西荻5丁目吉野アパート201に住んでいたが横浜の馬車道に御手洗との愛の巣に1979.12・31、引っ越す。
(御手洗の綱島から横浜は分かるが西荻から横浜への引っ越しは理解できない。
便の悪い方に何故引っ越す!)
インテリミーハー
御手洗と一年ほど前に知り合う。
御手洗が解決した事件を本にして世間に御手洗の近状報告をまめにしている。
時には同人誌も読み、更には御手洗に読んで聞かす強者。
私の知る限りもっとも○×○×な事件であると、言い続けて長い。
数々の御手洗の狂人を最初は一生懸命正当な理由にと結びつけようとし、
挫折する哀れなヤツ。浮浪者を酷く嫌う。(多分綺麗好きなんでしょう)
御手洗と恋人になったことを前世の悪徳のせいと信じている。
モナコのホテル・ド・パリにて新婚旅行を済ませている。
殆ど御手洗探偵事務所の茶汲み嬢化している。
御手洗共々甘党。
助教授火村シリーズ
●火村 英生
京都にある私大英都大学(同志社大)社会学部助教授 専攻犯罪社会学。31歳の時に助教授の籍に着く。
札幌生まれで日本各地を転々としていたため標準語を話す。
現在京都の北白川の老婆が大家の下宿にたった一人の店子として在住。
歳は三十代半ばにしておく。(ダリの繭:'93発行の時点で33歳)
時の流れが我々人間界と一緒かどうかは定かではない。
理知的な鼻筋の通ったシャープな顔立ち。おかまが褒めるぐらい良い男。ちょっと若白髪が多いらしい。
(が、歳的に言って若白髪ではもうないのでは…)
犯罪現場に実際飛び込み警察の捜査に参画するというフィールドワークを持つ。
有栖の造語曰く『臨床犯罪学者』。
(この時『人間接触嫌悪症』という造語を思い出してしまった私…(^ ^;A)
大抵そのフィールドワークの時は助手としてアリスをも連れていく。
そしてアリスが呼ぶところ、風のように現れる。
愛車は同僚から二束三文で譲って貰った年代物のベンツ。ヘビースモーカーの彼の愛用の銘柄はキャメル。
下宿先に2匹猫を拾って飼っている。
『俺自身、人を殺したいと真剣に考えたことがあるからだ』この台詞で有栖を自分の虜にしている。
有栖の家に泊まる時は建前でリビングのソファーらしい。(信憑性は零でしょう!)
●有栖川 有栖
まだ駆け出しの本格推理作家。英都大学を卒、火村とは十数年来の付き合いで俺、お前の付き合い。
大阪生まれのこてこての関西弁を話す。
火村には良く虐められているが、それでも彼と出会えて良かったと感慨深く思っているちょっと変な奴。
もっと突っ込めば、本一冊返すためにわざわざ大阪から京都に足を伸ばす奴でもある。
二人の間柄を詮索したくなる。
ちなみに夕陽丘のマンションの702号室に一人暮らし。自炊がまめな火村を妻に迎えたいらしいが、
夜では逆になるような予感が…はっ余分なことを言ってしまった。
脱サラする前は印刷会社の営業をしていた。
関西人ありがちの阪神タイガースfan。愛車は先輩の作家から貰ったおんぼろのブルーバード。
●真野 早織
アリスの住むマンションの隣の703号室の住人。唯一の事件に無関係な女性?
歳は30歳前後(ダリの繭:'93発行の時点で27歳)
市内の女子高校で英語を教えている教諭。カナリアを飼っていて家を長く空けるときは有栖に預ける仲。
●森下刑事
大阪府警捜査一課所属。涼しい目元と全体がこざっぱりとしており、さらさらヘアー。
外見はジャニーズのOBで通る。そしてアルマーニのスーツを着こなす。
若いがかなり仕事に情熱を燃やしている。
●船曳警部
大阪府警捜査一課所属。頭は見事に禿上がっていて(それに由来し陰のあだ名は海坊主)腹が出ている。
トレードマークはサスペンダー。
そのサスペンダーを両手に掴むのがお得意のポーズ。
●野上部長刑事
火村達の顔見知りの刑事だが彼らの存在を快くは思っていない。たぶん兵庫県警捜査一課所属。
かなりの職人気質な性格。いつもくすんだ色のスーツを着た猫背の中年(凄い描写だな)
●樺田警部
火村達の顔見知りの刑事。兵庫県警捜査一課所属。
1m80を越える長身、剃がれたような細い顎、切れ長の目、かなりの威圧感を持っている。
つまり敏腕な刑事。
但し不釣り合いな程の美声の持ち主(その瞬間キャイーンの天野が頭の浮かんでしまう自分って…)