第1話 出発の朝
 いろいろと波乱もあったけれど、ついに出発の朝がやってきた。
 初めての海外旅行と言うことで、様々な旅行グッズを買い集め、おニューのカバンを背負って
家を出発する。
 関西空港までは、近くの光明池駅から、南海バスの空港リムジンバス「Sorae」を利用する。
 安くて早くて、便利で快適。阪和道を通り、約40分で到着する。

 実は、作者は飛行機に乗るのは、この時が初めてだったのです。
 だから、当然、空港も初めての経験。その広さに驚いてしまった!
 かっこ悪くも、きょろきょろしながら、集合場所の出発ロビーへと向かう。
 エスカレーターで4階に上がると、さすがに年末を海外で過ごそうという人たちでごったがえし
ている。よく見ると、テレビカメラまで取材に来ていた。
 ちょっとくらい写らないかなーとか思いながら、友達が来るのを待っていると、友人の一人
のっそりと歩いてやってきた。けれど、もう一人のが来ない。
 集合時間になったので、とりあえず2人だけで集合場所に行き、近畿日本ツーリストの係りの
人の説明を聞く。どうやら、一緒に行く人は他に一組だけで、少し年下の姉妹であった。
 仕方ないので、作者とだけ手続きを済ませ待っていると、20分ほど遅れてがやって来た。
 まったく、最後の最後まで、あわただしいことである。
 係りの人に迷惑をかけながらも、どうにかも搭乗手続きが間に合い、搭乗開始となるまで、
コロッケ(なんでコロッケなのかは謎だけど)を食べながら時間をつぶす。

 そうこうしているうちに搭乗時間が近づいてきたので、出国手続きを行うため、空港使用料の券
を購入し、ゲートの中へ進む。いよいよ、ここからは未知の世界。
 手続きの用紙に記入し、緊張しながら、パスポートと共に係員へ手渡す。
 初めてなので、何か聞かれるのかな? などと思いながら待っていると、出国スタンプを押して
パスポートを返してもらえる。
 そして、そこから一歩踏み出せば、日本でありながら、そこはどこの国でもない世界。
 ついに、外国へ行く日が来たという実感が湧いてくる。
 さらに先へ進むには、新交通システムのミニ版の様な乗り物に乗る。わずか1分ほどで到着。
 いよいよ搭乗開始の時間。
 タイ国際航空のスチュワーデスに迎えられながら、独特の匂いがする飛行機の中へ入ると、
今までテレビでしか見たことのなかった世界が広がっていました。



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