烏頭山(オードゥサン)統一展望台


 ソウルを出発、金浦空港の近くにある幸州大橋を渡り、近年開発された
ばかりの一山新都市を右手に自由路(南北統一の際、北側と連結させる
ために造った片側4車線の道路)を軽快に突っ走れば、
そこはもう韓国の新名所、オードゥサン統一展望台だ。

 ソウル市内から杓47キロ。車でわずか50分足らずのところに位置するこの展望台は、
軍事境界線と隣接している、軍事的に見れば非常に重要な西部前線の要所である。

 ここに来ると、南北に分断されたこの国の現実が一目瞭然。
 漢江(ハンガン)と臨津江(イムジンガン)が合流して西海に流れこむ、
川幅3キロの向こう側は北朝鮮だ。北側には“宣伝村”や人民学校などの建物があり、
望遠鏡をのぞくと歩いている人や家などが手に取るように見える。

 展望台の周囲には韓国側の軍事施設があり、それに向けて写真撮影することは
禁止されているので要注意。平和に慣れている日本人にとっては緊張感が
より一層高まる一瞬だ。一見、ただの観光地のようだが“分断という現実”を
もう一度考えさせられる機会になることは間違いない。
一度は、行ってみる価値のある所ではないだろうか。

                           < 統一展望台パンフレットより(一部訂正) >


入場チケット

統一展望台入場チケット。
99年2月当時で1500ウォン。

展望台周辺地図  パンフレットに掲載の
統一展望台周辺地図。
 臨津江の向こう側は、
北朝鮮である。
【CHO MAN-SIK像】
(pen-name Kodang)

統一展望台に入場して最初に
目につく像だが、説明が
ハングルだけしかないので
どのような活躍をされた人かは 
わからない。
CHO MAN-SIK像


オードゥサン統一展望台

92年9月に開館した統一展望台。
4階建ての建物の内部では、映像による北朝鮮の
国境付近での宣伝活動の説明や、北朝鮮内の
文化や自然を紹介した写真が展示されている。


統一展望台から見た北朝鮮

統一展望台から見た北朝鮮。川の向こう側が、北朝鮮だ。
この日は霧が出ていたため霞んでよく見えなかったが、
普段は、北朝鮮内の建物や田畑がよく見える。