ロングネイルストーリー(彼女編)


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Posted by ロンねい on 1999/08/29 14:09:40:

    この物語はフィクションであり、
    登場する人物等背景は実在するものではありません。

    主なキャスト
     
    山田 慶一 (主役)19歳、大学1年生
    以前から長い爪の女性が好きなタイプであり、
    大学で出会った長い爪の彼女の影響で、さらに自らも
    彼女と同じように両手の爪を長く伸ばすようになる。

    吉本 良子(慶一の同級生で後に彼女になる)
    長い爪が大好きで、常に両手の自爪は全て
    指先から1センチ長をキープし、
    さらにその上からスカルプチャーで強化
    して、ダークピンクのカラーを塗っている

     慶一は念願の西日本で1番難しいの関西国立大学に合格し
    実家が九州なので、通学の為、関西で一人暮しをはじめて
    やがて1ヶ月以上が経ち、5月のゴールデンウイークも
    明けた日のこと、たまたま大学の大教室で、慶一が座った
    席の隣に、タイトな服に身をまとった、ちょっと派手めな
    メイクをした大柄の美人が後から来て座った。
    彼は内心で、
    「綺麗な子だなあ、よし、これは誘ってみるか」
    と思って横をちらちら見ながら、目線を彼女の手元に下ろすと、
    なんと彼女の爪は全て指先から1センチ程綺麗に伸ばし
    ダークピンクのマニュキュアでバッチリ決めていた。
    彼はさらに内心で、
    「美人な上に俺が大好きな長い爪の女の子だ。
     これはラッキーだ!絶対ものにしょう。」と考え
    心をワクワクさせた。
    そして、慶一は行動を開始した。
    慶一
    「あのぉ、僕、山田慶一と申しますけど、前回の講義
     を欠席してしまったもので、もしノートとっていたら
     後でコピーさせてもらっていいですか?」
    実際彼は、前回の授業は出席してノートも取っていたが
    ここは口実でわざときっかけを作るため、そのように言ったのである。
    良子
    「いいですよ。私、吉本良子といいますが、よろしくね。」
    そして講義が始まり、良子はダークピンクの長い爪の指で
    しなやかにペンを走らせ、ノートを取り始めた。
    慶一も時々、良子の長い爪指先のしなやかな動きを横目で見ながら
    満足感にしたり、講義をノートに取り始めた。
    講義が終わり、大学構内の大食堂脇にあるコピーコーナーで、
    慶一は良子に前回の抗議のノートをコピーさせてもらい、
    彼はそのお礼に、そこの食堂で、昼食をご馳走することにした。
     会話は出身地のことから始まり、高校時代の話や何やかやで
    盛り上がり、そのうち、お互いに慶一君、良子ちゃんと呼び合おう
    というところまで進展し、話題は慶一が一番興味のある彼女の長い爪
    のことに進んだ。
    慶一
    「それにしても、良子ちゃんの爪、長くてセクシーで素敵だねぇ。」
    良子
    「ありがどう。自慢の長い爪なの。
     そう言ってくれると、とってもうれしいよ〜。」
    慶一
    「ねえ、ちょっと爪さわっていい?」
    すると良子は、両方の手の甲を上にして慶一の前に10本の
    長い爪を広げて見せた。 
    慶一
    「いぁ〜、丈夫そうで立派な爪だねぇ。」
    と彼は彼女の長い爪の先や裏側を指で触って言った。
    良子
    「私の爪ねえ、ただでさえ丈夫な上に、スカルプチャーを
     伸ばした自爪の上から塗って強化しているから、よほどのことでも
     折れたりしないの。いいでしょう!」
    と彼女は得意げにうれしそうに話した。
     そしてそれから、1ヶ月も経たない6月に入ったばかりの頃には、
    慶一と良子は、お互いに恋仲になってしまうほど付き合いは進展した。
     さらに6月の1週目の週末、慶一と同様に一人暮らしの良子は、
    慶一のマンションに泊まりに行った。
    時は経ち夜もふけ二人はとっても親密な雰囲気になりつつあるとき、
    良子はおもむろに、慶一の目の前に、両手のダークピンクの長い爪を
    広げて見せて次のように言った。
    良子
    「ねえ、慶一、長い爪の女の子に背中引っ掻かれるって好き?」
    慶一
    「うん、でもまだ、長い爪の女の子に背中を
     引っ掻いてもらったことないけど、そういうのって、あこがれはあるよね。」
    良子
    「そうなんだ、じゃあ、私がそのあこがれを、かなえてあげようか?
     実は私ね、長い爪をしている理由の1つに、男の人の背中や腕を
     シャーシャーシャと音を立てて引っ掻くのが快感で大好きというのが
     あるのよ。」
    慶一
    「それはいいねえ。じゃあ、かなえてもらおうかなぁ。」
    そして2人は服を脱ぎ、シャワーを軽く浴びて、エッチする準備をして
    ベッドの上で前戯に入った。2人は抱き合い、慶一の肌に、
    良子は両手の長い爪を容赦なく食い込ませ、引っ掻き始めた。
    慶一は痛みとともに、それを上回る快感とうれしさでいっぱいになり
    良子も快感とうれしさでいっぱいになり、
    いよいよクライマックスに入り
    良子は慶一を上に乗せて、慶一の背中を、彼女は長い両手の爪で
    強く勢いよくシャーシャーシャーシャーと音を立てて夢中で
    引っ掻き始めた。慶一は痛みも快感も頂点に達した。
    そして、2人はこの日を境に深く深く結ばれはじめた。
    また、同時にこの日を境に彼女は、何かにつけて彼の肌に
    自慢の長い爪を立てて引っ掻くようになった。
     そして、暑さがしんどい7月に入り、二人は2DKのマンションを
    借りて一緒に暮らすようになった。さらに日が経つにつれ、慶一は
    一緒に生活している、良子の長い爪をいつも見ているうちに、
    彼も自ら両手の爪を良子のように長く伸ばしたくなり
    ついには長い爪をしている良子がうらやましくて
    たまらなくなってしまった。
    そして夏休みに入った7月後半のある日、
    慶一は良子の長い爪を触りながら、思いきって自分の気持を話した。
    慶一
    「良子、俺、最近さあ、長い爪をしているお前が、
     うらやましくて、うらやましくてたまらなくなって、
     どうしてもお前のように両手の爪を長く伸ばしたい
     という気持が押えられなくなっちゃって
     いるんだ。俺もお前みたいに長い爪して生活してみたい!
     俺もお前みたいに長い爪したっていいだろう?なあ、頼むよ。」
     と言った彼の心臓はドキドキしていた。
    良子
    「そうだったんだ。いいわよ。私かまわないから。
     それに、あなたの爪の形、細長で女の子みたいだから
     長く伸ばすときっと似合うと思うよ。
     いゃあ、私、実はね、あなたが何かにつけて、私の長い爪触って
     喜んでいたりするから、そうじゃないかなって思っていたのよ。
     そりゃ私だって好きで、こうして両手の爪を長く伸ばしているぐらい
     だから、男女の違いはあっても、あなたの気持とってもよくわかるわ。」
    慶一
    「ありがとう。そう言ってくれて、とってもうれしいよ。」
    良子
    「ねえ、慶一、本当は爪を長くするだけでなく、
     マニュキュアも塗りたいんじゃないの?」
    慶一
    「よくわかるじゃない。そうなんだよ。長く伸ばしたら
     ベージュか、最低でもクリアコートは塗りたいと思っているのだ。」
    良子
    「やっぱりな。せっかく長く伸ばしたら当然マニュキュアも
     塗りたいもんね。そうしたら、これから先、私が爪の伸ばし方や
     手入れのし方を教えてあげるから安心してね。
     道具も私の使っていいからね。」
    そうして、慶一は良子と同じような長い爪をめざして伸ばし始めた。
    慶一は良子に手入れを教えてもらいながら、約1ヶ月半が経ち
    彼の両手の爪は指先から5ミリ程の長さになり、
    このぐらいの長さになると
    折れやすくなり始める為、良子の指導により、
    彼は繊維入りの強化クリアコート
    を常時塗るようになった。
    9月も半ばを過ぎて暑さもやわらぎ始めたある日のことである。
    2人は自宅マンションで夕食後、くつろぎながら、
    良子
    「慶一、ちょっと爪見せて」
    といって彼の爪先を手に取りながら
    良子
    「結構いい感じに伸びてきたわね。その調子よ。
     でもまだ、私の爪と比べると短いわね。」
    慶一
    「いいなあ良子は。爪長くて。早くお前と同じぐらいの
     長さにならないかなあ〜」
    良子
    「いいでしょう私の爪長くて。うらやましい?」
    慶一
    「うん、とっても。」
    そうこうしているうちに、親密な雰囲気になり、2人は
    愛し合って、さらにまたいつものように慶一の体は、
    良子の爪痕でいっぱいになった。
     そして、時は経ち、秋風が少し感じられ、10月も1週目を終わろうとしていた。
    慶一の爪は指先から7ミリを少し越えた長さになった。
    この長さになってから、彼は自分が爪を長くしているという
    意識をひしひしと感じるようになり、同時にこの頃から、彼自身
    の女性化がはじまり出した。具体的に彼は、
    完全な女装こそしていないが、脇毛や足のすね毛を
    いつも綺麗に剃り、眉毛を女性的に細く剃り、ヘアはちょっと
    女の子っぽいセミロングパーマヘア、ファッションも少し女性的な
    スリムパンツにジャケットできめていた。
    やはり彼は長い爪をすることによって、セクシーな気持になり
    精神的に女性化し、さらにそれにあったファッションや身だしなみを
    したくなったのである。
     もともと、女の子のような男の子の方が好きなタイプであった
    良子は、これには大賛成であり、彼の身だしなみは彼女の後押しも
    あったということは言うまでもない。
     その日の夕方、慶一と良子は大学の喫茶店で、仲良く語らいながら
    コーヒーを飲んでいると、良子の友達の美津子と美津子の彼氏の
    幸一がその店に入ってきて、慶一と良子の座っている4人掛けの
    ソファのところに座った。
    美津子と幸一のことは慶一も一応は知っていた。
    ちなみに美津子はちょうど今の慶一と同じくらいに両手の爪を
    指先から7ミリちょっと長く伸ばし、シルバーのマニュキュアを
    塗っていた。
     その後しばらく雑談した後、話題は慶一の爪の話になった。
    美津子は、慶一の爪が男なのに自分と同じくらい
    長くしかもクリアコート
    まで塗られているのを、見て少し驚いた様子で
    「ねえ!慶一君、男の子なのに私と同じぐらい爪伸ばしているのね。
     しかもクリアコートまでして。みんなから女の子
     みたいって言われるでしょう」
    慶一
    「うん、最近よく言われるけど。」
    美津子
    「なんで、慶一君、そんな女の子みたいな爪しているの?」
    良子は、慶一を妙に質問攻めしているように
    思えた美津子に腹を立て始め
    そしてかなり強い口調で
    「ちょっと、美津子、慶一が女みたいなマニュキュアの長い爪したって
     別にいいじゃない!なんか文句あるの!あんただって、女とはいえ
     マニュキュアの長い爪してんだから、自分のことを棚に上げて
     そんなこと言うんじゃないよ!」
    と少し興奮している良子をなだめるように慶一は言った。
    「そんな、俺、今の美津子ちゃんの言ったこと気にしてないから、
     落ち着いて落ち着いて。」
    そして、慶一はさっきの美津子の質問に丁寧に答えた。
    「いゃあ、以前はね、女の子のマニュキュアの長い爪を見るだけが
     好きだったんだけど、良子と一緒に暮らすようになって、
     良子のしなやかでセクシーなしぐさをするマニュキュアの
     長い爪を、いつも身近で見ていると、いつしか自分も良子みたいな
     マニュキュアの長い爪をして生活したいという、良子を羨ましく思う気持が
     押えられなくなって、こういう爪をするようになったんだ。」
    美津子
    「へえ〜そうだったんだ。なるほどね。良子、私、慶一君のこと
     非難して言ったわけじゃないからね。ただ、単純にどういう理由で
     そうしているのかなと興味があって知りたかっただけだから。
     悪気はないから、気にしないでね。」
    良子
    「さっき怒ってごめんね。私、慶一のこと何か悪く
    言われてるかなと思うと
    つい熱くなっちゃうから。ほんとごめんね。」
     そして、夜になり、良子と慶一は、自宅マンションでいつものように
    くつろいでいた。
    良子
    「そういえば、うち大学の学園祭、
     確か11月の3日から3日間だったよね。」
    慶一
    「うん。うちの学園祭といえば、仮装大会があるよね。
     いゃあね、11月だとちょうど俺の爪もお前と同じ1センチ長
     になることだし、実はさあ、ボディコンスーツの
     派手なイケイケOL女装姿になって、
     出てみようかなあと思っているんだけど、どうだろう?」
    良子
    「いいんじゃあない。慶一は、顔の作りや体形も女性的だし
     それになんといっても、その頃だと爪の長さも
     私と同じ1センチ長になることだしねえ。いい線いくと思うよ。」
    慶一
    「じゃあ出ることに決めるよ」
    良子
    「そうしたら、慶一と私、確かサイズ同じだったと思うから衣装は
     私のもの貸すから。もちろんメイクとネイルは私が
     バッチリやってあげるから安心してね。」
    慶一
    「ただなあ、この爪、その時まで折れないで、もつかなあ。」
    良子
    「慶一、そろそろ、あんたの爪もだいぶ長くなってきたから、
     長く伸ばした自爪の上にスカルプチャを載せて固めて折れないように
     しないとね。そうだ、じゃあこれから、
     私がスカルプチャやってあげるから。
     そうすれば折れにくくなって安心して伸ばせるから。」
    慶一はこの日より、自爪の上からスカルプチャをするようになり、
    また、さらにマニュキュアもクリアからダークベージュ系に変わった。
     そして時は経ち、寒さを少し感じ始める11月に入った。
    ついに慶一の両手の爪は、念願の夢でだった、良子と同じ、指先より
    1センチ長に達した。
    その日の夜、いつものように慶一と良子は自宅マンションで
    くつろいでいた。
    良子
    「慶一、ちょっと両手のひらを私のほうに向けて開いてみて」
    すると良子は自分の手のひらを彼の手のひらと合わせて、
    指先から長く伸ばした爪の裏側の長さを比べながら良子は、
    慶一、やったねえ!私と同じ長さになったじゃない!
    よかったねえ。今の気持ち、どんな気持ち?」
    慶一
    「ありがとう。俺とってもセクシーな気持ちで、何ともいえない
     快感だよ。それに、お前と同じように1センチ長の両手の爪に
     マニュキュア塗って、お前とお互いに、長い爪している同志で、
     一緒に生活ができて、毎日が楽しくて、すごくうれしい!」
    良子
    「私も、慶一の幸せそうな顔見てると、とってもうれしい!」
     そうしているうちにお互い気分はハイになり
     いつものように、2人はエッチする姿勢に入った。
    ただし、慶一は、念願の1センチ長になったら、良子に対して
    1つやりたいことがあった。それは、いつもエッチする時に今までは
    良子が両手の長い爪で一方的に慶一の体を引っ掻いて喜んでいたので、
    これからは、慶一も自慢の長い爪で、良子の体を引っ掻き返そう
    ということだった。それは、良子に仕返ししようという意味ではなく、
    良子がいつも慶一のことを引っ掻いて快感を得ていたので、
    こんどは慶一も引っ掻く快感を味わいたかったということであった。
    そして、それはこれを機会に始った。
     前戯は始り、2人は抱き合い、良子は、いつものように彼の背中を
    両手の長い爪でシャーシャーシャーと音を立てて引っ掻き始めたが、
    彼も同時に両手の長い爪で良子の背中をシャーシャーシャー
    と音を立てて引っ掻き始めた。彼は良子を引っ掻きながら
    今までに経験したことのない、また格別の快感を感じていた。
    しかし、良子はしばらくすると
    「痛〜い!痛〜い!畜生!慶一、やりやがったなぁ!」
    と怒り、良子の長い両手の爪は慶一の顔めがけて引っ掻き始めた。
    慶一の顔に激痛がはしった。慶一は仮装大会を前にして
    顔中引っ掻き傷だらけにされてはたまらないと、とっさに考え
    「良子、わかった、ごめんごめん。俺も手加減するから
     顔はやめろよ。頼むよ。」
    と言い、少し経って、その場は収まり、
    順調にフィニッシュまでいった。
     気がつくと、今日は慶一の体だけではなく、良子の体も
    爪痕だらけになっていた。
    良子
    「痛いわね。あんた手加減しなかったでしょう。まあ、でも、
     あんたと、こうしてエッチしていると爪の長い女の子同士で
     レズしているみいだわ。」
    慶一
     「いゃあ、こうしてエッチしていると、自分も女の子になったような
      気分で、また違った快感があっていいよねえ。」
    良子
     「しょうがないわねえ。まったくもう、あんた、何考えているの?」
     そうして、日は替わり、ついに11月5日の仮装大会当日になった。
    彼の出番は、15時から。
    2人は9時に起床し、いよいよ自宅で、慶一がテーマにした
    ボディコンスーツのイケイケOL女装の準備に入った。
    衣装関係はサイズが同じなので、すべて良子の物を使った。
     ヘアメイクは良子の手で、ちょっと恐そうな悪女美人に仕上がり、
    衣装はライトブルーのボディコンスーツにストッキングを履き、
    自慢の1センチ長の爪にワインレッドのマニュキュア、
    10センチのパンプスハイヒール
    を履き、彼女も慶一の女装スタイルに似たセクシースタイルで
    一緒にさっそうと自宅を出かけた。
    2人は歩きながら
    良子
    「慶一、こうして完璧に女装すると、よく似合って綺麗だわねえ。
     ひょっとすると私より綺麗かもしれないね。
     女の子に生まれてくればよかったわね。」
    慶一
    「そうなんだよ。俺、女の子に生まれてくればよかったと
     思うよ。今度は絶対女の子に生まれたい!」
    良子
    「ねえ、それはそうと、10センチのハイヒールに
     1センチ長の爪してると
     慣れるまで結構不便でしょう?」
    慶一 
    「うん、ちょっぴりね。けど、その不便さが、
     自分がセクシーな女の子になったような
     感じがして、かえって快感があって、とってもいい感じ!」
    良子
    「へぇ〜。それじゃあ、私と同じこと考えているんだね。」
     そして、彼らは電車に乗り、大学の最寄の駅で降りて、
    学園祭の仮装大会のコーナーに到着し、良子は客席に回り、
    慶一は出場者受付で手続きを済ませ、仮説テントの控えコーナー
    に入った。
     そして、時は経ち、出場者全員が終演して、いよいよ審査に入った。
    結果、仮装グランプリはセーラームーネの
    コスプレをした女の子が選ばれ、
    準グランプリには古代女王卑弥呼を演じた男の子が選ばれ、
    慶一は審査員
    特別賞を受賞し、副賞として1万円分のファミリーレストランの
    食事券をもらった。慶一の評価のポイントは、本物の女の子をしのぐ
    ぐらいのセクシーなメイク仕上げの美貌と、男でありながら
    両手のすべての自爪を実際に1センチ長に綺麗に伸ばし、
    ワインレッドのカラーを塗っていた点であった。
     実はこの日は、良子が自分の彼氏が学園祭の
    仮装大会に女装して出場するということを、事前に良子の母親に
    伝えていたこともあってか、その会場に良子の母も来ていたが、
    まだ彼女の母親と一度もあったことのない慶一には、
    そのことは伝えていなかった。
    46歳の良子の母親は、もともとはSM女王様クラブで
    女王嬢として働いていたが、
    現在は中京地区を中心に12店舗あるSM女王様クラブの
    オーナー経営者にのぼりつめている。
    彼女は娘同様に、大柄の美人で、エレガントなセミロングヘアに
    ちょっと恐い感じのきついメークをし、パープルのホディコン
    ミニスカスーツに10センチハイヒールの黒のエナメルの
    ロングブーツを履き、両手の爪は娘同様に1センチ長で、
    ダークレッドのマニュキュアをしており、元女王嬢の面影が
    まだまだ残った女性である。また、彼女は15年以上前に離婚しており、
    現在は独身であるが、若い男には目がない女性でもあった。
     大会の表彰式が終了して後片付けが、始まった頃、良子は慶一に
    次のように言った。
    「ねえ、慶一、実は今日ね、私のお母さんが来ているの。
     今ね、お母さん、裏の駐車場に車を停めて待っているから、
     ドライブがてら3人で夕食でも行こうよ。」
    慶一
    「え〜っ、お前のお母さん来てるの?」
    良子
    「そうよ。」
    そして、2人が裏の駐車場の中に入った時である。
    良子が指差した彼女の母親が乗っている車の方を見ると
    そこに停まっているのは、ワインレッドのベンツの最高車種である
    超大型セダンS600Lというタイプであった。
    慶一
    「す、すごい車!ベンツの最高級だ!これ高いんだろう?」
    良子
    「うん、そうみたい。確か1800万円位したって言っていたかな。」
    そして、彼女の母親のベンツに2人は乗った。良子は母親の運転する隣の
    助手席に、慶一は後席に乗った。
    慶一
    「はじめまして、山田慶一と申します。」
    良子の母親
    「お話は良子からよく聞いているわ。私、吉本圭子です。よろしく   ね。」
    そうして、車内で会話がはじまり、彼女の母親の職業や日常の話で
    盛り上がっていた。
     そうして、ベンツは高速道路を1時間ぐらい走ったところで
    インターを下りて、満天楼という、その地域では最高級の中華料理店に入った。
    慶一は、店内の明るい所で、彼女の母親のいでたちを、初めてはっきり見ると、
    彼は、彼女の母親のセクシーな女王様ルックに圧倒されてしまった。
    そして、3人はテーブルについて
    良子の母親
    「慶一君、それにしても仮装大会とはいえ、女装が板についているね。
     ひょっとして、あなた、内面もそっちの方面の人?」
    慶一
    「僕はそういう外見するのは好きだけど、男性好きとか、
     そういうのじゃあないから。じゃあなかったら、彼女作って
     同居したりなんかしないですよ。」
    良子の母親
    「そうなんだ。それはそうと、あなたもずいぶんと爪長く伸ばしているわね、
     私や良子と同じぐらい長さあるんじゃないの。
     それって、良子の影響じゃあないの?」
    慶一
    「はい、そうなんです。良子と一緒に暮らすようになって、
     良子の長い爪が羨ましくて、つい自分でも伸ばしたくなって、
     伸ばすようになっちゃったんです。」
    良子の母親
    「やっぱりね。と言うのはね、良子も私の長い爪見ているうちに、
     自分も伸ばしたくなって、確か中学生の後半ぐらいかな、
     伸ばすようになったのよ。やはり、自分の身近の家族とがが
     そうしていると、どうしても影響されちゃうのよね。
     でも、あなたみたいに男の子でもそうしたがる人も、
     いるのね。面白いわね。」
    慶一
    「ところで、話は変わりますけど、お母さんって、大社長になった
    今でも現場に出て女王様やることってあるのですか?」
    良子の母親
    「今は、現場には出ないけど、たまにストレス解消で
     女王様することもあるよ。ただし、それは仕事じゃあなくて
     プライベートで、相手は特定のお気に入りの若い男の子で、
     私のこの長い両手の爪でバリバリと引っ掻いていじめて遊ぶの。」
    良子
    「私もこの点お母さんに似て、慶一にはいつも痛い思いさせてるけど、
     最近ね,慶一も長い爪するようになって、私のこと引っ掻くのよ」
    慶一
    「いゃあ、自分もこういう長い爪するようになると、不思議と
     誰か引っ掻くたくなっちゃうのよ。」
    良子の母親
    「へぇ〜、長い爪の女みたいな男の子と、お互い長い爪してる同志で、
     引っ掻き合いするって、なんか面白そうね。
     慶一君、今度私と引っ掻きっこしょうか。」
    慶一
    「ぜひと言いたいところですけど、良子の手前、そんなことできないで すよ。」
     そして時は経ち、3人は食事を終えて、ベンツに乗りこんで、
    良子と慶一が住むマンションに向かった。
     それから3年後、大学を卒業した良子と慶一は結婚して、夫婦で良子の母親の経営する会社を手伝っていた。卒業してからまだ、さほど経っていないある日のこと、慶一は仕事が終わって、
    若い男好きな良子の母親の
    自宅に呼ばれた。良子の母親はお酒を飲んでおり、
    しばらくして、ちょっと酔っ払いながら
    「慶一君、この頃ね、私、ちょっとストレスが溜まって
     イライラしてるの。
     この頃若い男の子をいじめるのはご無沙汰でねえ、
     今夜は私がたっぷり
     可愛がってあげるから、よろしくね。」
    慶一はその場の重い空気を感じ取るのも束の間、良子の母親は
    ワインレッドに塗られた長い爪の指で器用に慶一の上半身の服を
    脱がし、彼女は慶一の背中からおおいかぶさるようにして、
    両手の長い爪で彼の胸肌をシャーシャーシャーと音を立てて
    引っ掻き始めた。彼の胸元はみるみるうちに
    引っ掻き傷だらけになったが、
    彼も負けじと、彼の胸肌を長い爪で引っ掻いている彼女の両手の甲を
    彼の両手の長い爪で、夢中で引っ掻いた。
    そして、引っ掻かれたことで怒った彼女は、
    今度は彼の顔を引っ掻き始め、
    また、さらに彼も負けじと、彼女の顔を引っ掻き返した。
    そして少し時が経ち、2人は落ち着き、一休み入れてから、
    今度は逆にだんだん、いい雰囲気になり、2人は禁断の
    男女のいとなみを結んでしまった。
     この日以来、彼は、この美熟女の誘惑に負けて、
    誘いを断れなくなり、
    彼女の母親との関係が続いてしまって、悩み苦しんでいた。
     ところが良子は、それを知っているにもかかわらず、
    夫婦で300万円という月給をもらっている手前、慶一に
    「こんな高給を貰っているんだし、それに49歳にしてはえらい
    綺麗で美人なんだから、別にいいじゃない。それにあなただって、
    少しは楽しんでいるんでしょう。だから我慢して遊んであげてね」
    と言って、彼の悩みの相談に全く乗ってくれない。
     慶一は、そのように悩んでいるにもかかわらず、
    今日も、夜11時に良子の母親の自宅に呼ばれ、断れずにいる。

    おわり


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