〜結納〜

 

結納については 関東式の略式で・・・

という話を もへじさんのおとうさんの方から

わりと早いうちに お聞きしていたので

こちらとしても そのつもりで 心の準備をしてあった

 

ん? 心の準備ってちょっと大げさ!?

 

いえいえ やはり こういうことって 地方色というか

地域差が かなりあるようなので

けっこう なんの前打合せもなく

いきなり結納に 突入してしまうと

どこの家庭でも カルチャーショック!!!

かなり 大きくて 大変な場合の方が 多いと思うなぁ・・・(-_-;)

 

名古屋がかなり 派手だ という話はよく聞くけれど

関東からすると 九州も派手らしい・・・

 

ちなみに・・・

九州では 出ないお茶がついていたり

(これは嫁に行ったのに 出てばかりいてはいけないからとかいう意味が あるのかな?)

白髪頭のおじいさんとおばあさんの 人形がついていたり・・・

(こちらは ともに白髪の生えるまで・・・てことかな?)

だけど 関東の方では

そういうのって ないらしい

 

ついでにいうと 関東の方では

結納金だけ まさに ほいってな感じで 渡されることも

多いそうで・・・^_^;

 

私にとっては どうでもよいことだけれど(もへじさん ごめんなさい)

親の気持ちを考えると 私としては 

このもへじさんの おとうさんの口から出た

関東式の 略式で・・・

という言葉に かなり心配を 抱いて

結納までの日々を 過ごすことになった

・・・

だってねぇ。。。

せっかく 遠くから また福岡まできて

結納してもらうのに こんなものしかしてもらえないなんて・・・

ってなご母が思ったら どうしよう・・・(゚O゚;

とかって 心配だったわけ

 

 


この結納に 先駆けて

博多では 寿美酒というのがあって

全国的には プレ結納として 知っている人は知っている行事がある

この寿美酒が 無期延期になっていたことは以前も書いたけれど

もへじさんとしては そのことが

とても 気になっていたらしく

お酒と鯛・・・用意したかったらしい

 

で 今 お魚のおいしい 海辺に住んでいるもへじさん

鯛をね 持ってこようと言い出して・・・

 

すると なご父は

結納の鯛は 雌雄対になっていないと ダメだ

とか言い出したりして・・・^_^;

(だから寿美酒の鯛だってばっ!←一升一鯛=一生一代)

 

結局 もへじさん 鯛を2尾用意してくれました(^^ゞ

 

 


この辺の 微妙な 親の気持ちってのが

結婚の準備をする上で なにかにつけて めんどうなんだなぁ。。。

 

だけど ひとつひとつ 双方の 親の気持ちを

クリアしながら 進めていかないと まとまるものも

まとまらなくなって ややこしくなるので

これから準備する人たちは そのことも忘れずにね(^_-)

 

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さてさて

結納当日・・・

朝から 私は 着付けに・・・

なんとっ!

31歳ももうあと少しで おわりだというのに

どうしても 振袖を着ろ! とのなご父母のお達しで

とうとう 振袖を着る羽目になった・・・^_^;

私に30振袖って陰口たたかれる・・・な〜んて口の悪いことを

ずっと吹き込んできたのは なご母だった

なので もう 私は 振袖 なんとなく

着たくなかったのだけど・・・

 

それでもまぁ 振袖着るのも 最後と思えば

それなりの 感慨もあって・・・

結果的には 着ておいてよかったと 今にして思えば

そう 納得しています

ほんとに 着られなくなるから・・・(^^ゞ

 

着付けが終わって 家に帰ってきて

一息ついたころ

もへじさん 我が家 最寄の駅についたと

連絡が入った・・・

 

なんとなく 神妙な心持で

もへじさん親子の 到着を待ち・・・

 

両家 顔をあわせて 軽く挨拶した後に

まずは お茶とお菓子をおだしして ちょいと一息入れてもらって

さっそく 用意に取り掛かってもらった

 

事前に 我が家に 届いていたエンゲージリングも

ここでようやく 日の目を見ることに・・・

もへじさん親子が 結納の 品々を並べ 準備をしている間も

私はと言うと 実に・・・実に落ち着かない気分で・・・

 

 

あぁ。。。 とうとう用意が整って 結納 本番!!!

 

事前の心配も 無用のものであったことは

すぐにわかった

関東式の 略式 といっても

立派な 結納の品々・・・

きちんと 準備して頂いて

なご父母も 満足げな表情・・・(ようやく 私もほっとした)

 

まずは もへじさんの おとうさんが 口上を・・・

そして なご父が「幾久しく お受けします・・・・」なんていう口上を述べ・・・

お互い 略式なので このくらいで・・・(^^ゞ

な〜んて感じに 簡単に 儀式は終わり・・・

 

もへじさんのおかあさんに エンゲージリングを

お披露目♪ 「こんなのを 買ってもらったんですよ〜♪」

 

その後 仕出しの 箱膳(お祝い用)を用意してあったので

義姉たちが 準備してくれて

みんなで お食事会

面々 紹介し 簡単なごあいさつ(ぺこり)

この日の 面々はと言うと・・・

もへじさん側は 遠方でもあり

もへじさんと ご両親

私の方は 私と両親に 長兄夫婦 次兄夫婦&その子供たち3名

子供たちも 結納の間中 かなり事前に義姉から言われていたのか

静かに おとなしく していてくれました(おりこうさん♪)(^_^)

 

そんなこんなで 結納 お食事 ・・・

 

私はと言うと この間 振袖をきたまま

実は 前日 従妹の結婚式で 早朝から夕方まで

訪問着をきたままだったし これはけっこうつらかった・・・f^^;)

正座した状態で 振袖で 食事するのって 意外と気を使うし

もへじさんったら 隣に座って 食事をしている

私の 振袖を 足をくみなおすたびに(お座敷だったので)

蹴ったりするものだから・・・

よけいに 大変

で もへじさんのおかあさんも 気を使ってくれて

着替えてきたら?

といってくれたのを よいきっかけに

席を立ち・・・

それならば・・・と もへじさんにとっては

最初で 最後の 私の振袖姿

写真に収めて・・・

それから洋服に 着替えました

 

そして 引き続き 食事は続き・・・

あまり 長引かないうちに(初顔合わせのときは かなり長かったからねぇ。。。)

きりあげて お片づけ・・・してもらいつつ・・・

両家 親子 6名で 原鶴温泉へ 向かったのでした

 

 


そうなんです

遠方からの お越し・・・

大変だろう ということで

我が家の方で 温泉にでも いきましょう♪

という 企画をしてあったので お片づけは

義姉たちにお願いして 私たちは車2台に 分乗し

いざ ! 温泉へと向かったのです

 

予約しておいた 宿につくと

まずは 部屋を チェック

3部屋あったので

 

一番良さそうな部屋から 親に選んでもらい

一番狭い部屋へ 私たちは入ります

 

さてさて 私たち 遠距離なので このときしかないっ!!!

って感じで 婚姻届に記入〜〜〜♪(^o^)

まずは 自分たちで 書き込み

その後 もへじさんが なご父に・・・というので

なご父に もっていったところ

もへじさんの おとうさんに 先に書いてもらいなさい

とのこと・・・

もへじさんの おとうさんの方へ いくと

なご父に・・・といわれ

なご父から もへじさんのおとうさんに先に書いてもらうように

いわれたことを説明し もへじさんのおとうさんに書いてもらい・・・

そんな こんなで 無事 婚姻届への記入もOK

 

こういうとき 証人欄への記入を 親にしてもらう場合

どちらが先か・・・

けっこう 気を使うところみたい 後にされた方が

気を悪くするケースも あるらしいので・・・^_^;

ほんと このあたりが いろいろ めんどうなんだな

 

私たちの場合は お互い 親同士ゆずりあってくれたので

OK だったんですけどね(^_^)

 

1泊するので このあと 夕食時以降

盛り上がりすぎるくらい 盛り上がったことは

いうまでもありません

かなり 遅くまで話していたので 寝たのは夜中

いつもは 温泉に行くと ついたその日に 2回はおふろに入る私だけれど

この日は 寝る前に 1回 入っただけだった・・・^_^;

 

(両父があうと ついつい 飲みすぎるようなので けっこう危険かも!?)

 

 

翌朝は 叔母様の訃報が届き 

もへじさんの おとうさん おかあさんを

バタバタと 空港まで送っていくことになりました

どうやら 結納の 当日 亡くなったそうなのですが

みなさん 気を使って頂いて 一晩おいて連絡してもらったようです

お祝いの席だし・・・ということで

本来 もへじさんも 叔母様のところへいくところだけれど

もへじさんは 残って いろいろと手続きとか

準備をするように・・・ということで

 

とにかく まわりの みんなから 大切にしてもらっていることを

あらためて感じた2日間でした

 

叔母様も 寿美酒が無期延期になり 結納まで・・・

ということにならないように このときまで

頑張ってくださったような 気がします

早く治して 結婚式には!!!っていってくださったようなのですが・・・

 

叔母様のご冥福を お祈りします・・・

 

ほんとうに 2日間の間に いろんなことがあって

とても 2日間に起こったこととは思えないくらい

長〜い 2日間でした