嫁入り道具

 

嫁入り道具・・・いわゆる(?)おしたくというやつですね

着物の場合 地方によって 家々によって 考え方が違うようですが

一般的に 用意する場合は 訪問着 黒留袖 喪服 などでしょうか?

 

我が家の感覚では・・・ 喪服を持って嫁に行くのは 縁起が悪いと言われ

喪服は持っていかず 嫁ぎ先で作ってもらうもののようです

 

ところが 喪服くらいは持ってくるもんだ! というおうちもあるらしい・・・^_^;

 

この辺の感覚の違いが 悩ましいですね

 

さて そこで 結婚準備の鉄則です

しきたり 風習 考え方・・・ 違いそうな部分は 決める前に双方の親に確認!

 

とまぁ そうなるんですが 私たちの場合は 親同士の初顔合わせをしたときに

すでに確認済み♪

 

もへじさんのおかあさんいわく

もへじさんの親戚づきあいとしては いっさい着物は必要なし!

あとはなご母の気持ち次第で 必要そうなものは 用意してもらってもかまいません

(こちらの親戚づきあいもありますしね)

 

ということだった・・・。

そういわれたなご母が とても困ってしまったのはいうまでもありませんが・・・^_^;

これとこれが必要です! といってもらえば簡単なんですけどね。

 

 

さて そこで・・・いよいよ

着物準備 なごなご編です

 

なご母の妹の義弟が 着物を扱ってるところにつとめています

(ちなみに彼が 勤めているところというのは寝具も扱っているので

わたしの羽毛布団を買うときも 振袖を買うときも お世話になったところ)

今回・・・すでに一月近くがたとうとしていますが

10月の末に展示会があったので そこへと行って来た♪

 

なご母とも話をして あまりいろいろいらないとの

ことでもあったし 訪問着を一着かな?

ということに 話は決まっていました

 

訪問着・・・

長い付き合いになりそうです

縁結び帯については書いたかな?

こちらの方では 結婚するとなると

結納の際に(ちがうかも?)嫁ぎ先のお母さんから

縁を結ぶ・・・ということで帯をもらう風習があります

縁起物です

ま これは私たちの場合はなしです はい。

 

で 着物を選ぶ際も 帯はあちらからもらうことになるでしょうから・・・

とお店の人に言われたのですが

それは ないんです・・・ということを伝え

振袖をつくったときの 帯を持っていってたので

みてもらいました(^_^)v

 

ふりそでのときは色無地ですそにぼかしが入っていて

えりは重ね襟になっているものにしていました

なので 帯はけっこう良いものを(多分)買ってもらってました

 

ですから 当然 今回も それをつかって自然な柄を

選ぶつもりだったわけです

 

さて 訪問着です

まず最初にみせてもらったのは 桜の柄のもの

色合い的にも 私のイメージどおり・・・

(^-^)(。_。)(^-^)(。_。)うんうん♪

予算内かな?

という感じだった・・・

 

でも・・・

 

奥に もう一枚気になるものが・・・^_^;

 

それは作家もん で 色違いのものはあるけど

この柄 この色は1枚しかないってやつ

いわばブランドもんということになるらしい・・・

 

色合い 柄 この先なが〜い つきあいになることを

考えれば 最初にみせてもらった 桜の柄のは

よいけれど・・・年配になるとちょっと・・・派手かも

という感じで

私自身 値段のことをきにしなければ

あとで見たののほうが 気に入っていて・・・

スポンサーの なごは母というと

やはり後者の方がよかったようで・・・

 

結局 作家もんとやらの方になりました

 

 

で そのとき みせてもらった 帯&着物用のコートまで

同行していたなご兄は 「親ばか・・・」とつぶやいておりましたが・・・^_^;

 

とまぁ なんとか 訪問着 を 用意した

ということでした

 

価格については・・・驚くような値段でしたが

値引きもしてもらったので (←これまた驚くほどの値引き!!!)

訪問着&帯&コート&肌襦袢など小物あわせた

値段でそこそこのもの・・・としては高すぎる値段ではなかったようです

それでも こういうものって つくづく 値段があってないようなもの・・・

なんだなぁ・・・と実感しました

 

 

おまけです

訪問着には 家紋をいれることができます

その際 嫁ぎ先の紋を入れることもあるようですが

たいていは 実家の家紋をいれるようです

 

お店の人から その家紋のことについて 教わってきましたので

ご報告をば・・・

 

実家の家紋を入れて 着物を持って嫁に行くというのは

意味のあることなんです

嫁ぎ先に ・・・ つまり彼にお姉さんや妹さんがいた場合

着物で親戚が集まった時 もともとその家の人なのか

嫁いできた人なのか・・・が 後姿で

一目でわかるように・・・

ということらしいです。

 

だから 実家の家紋でOK〜♪

なんですね。

 

なるほど〜〜〜〜 と妙に納得してしまいました。