ウオークの歌を、「あっかんべえ」の神戸國夫、美妃子さん夫妻が作りました。
音が入ってなくて、すみません。

WALK いのちへの旅

作詞 神戸(かんべ)美妃子 作曲 神戸國夫

凍る月 照らす街 ともし灯を 消すごとく

夢でさえ 明日でさえ 終(つい)える瞬間(とき)のむごさ
つながる いのちの 慟哭(どうこく)が
闇(やみ)を深く 染めゆく 果てしなく 重い闇 どんなに 年月(としつき)が過ぎても・・・

 「ただの天命」そういえば なぐさめられる 瞬間(とき)もあれども
 ぬぐいきれない 哀しみだけが あなたの形で 残りゆく
 偲(しの)ぶことすら 苦しみを 増すことと 知るは
 枯れそうな いのちの 水も とだえん

花を た折って 愛しき人の 終(つい)の場所に置けば
面影が ゆきすぎる いつも なぜか 微笑んで
年を かぞえれば 同じ頃の
いのちの 輝きがまぶしくて とじた 目に あふれ出る 涙

 季節が何度 巡りこようと 凍ったまんまの 月の明かりは
 ほうり出された 心の上の 青く白く 染めてゆく
  あなたが 生きた 時代(とき)をまた たどって歩く
  ささやかな 私の 巡礼の旅

あなたの哀しみ あなたの喜び あなたの倖(しあわ)せ あなたの淋しさ
確かに生きて 生きぬいた命 抱きしめながら 歩きゆく
忘れえぬ人の いのちの 灯(ともしび) つむいでくような
ささやかな 私の巡礼の旅 ささやかな 私の いのちへの旅

神戸國夫 プロフィール
神戸市東灘区在住。1994年、東灘に「地酒ばあ〜あっかんべえ」オープン
。阪神淡路大震災で、店(オープン約2カ月半)と自宅全壊。約10日間の野宿の末、自衛隊のテントに入る(中野南公園テント村)。7月末、本「夢ふたたび」を夫婦で執筆。10月「震災歌」一曲目「公園にて」完成。1995年12月テント村解散、本庄中央仮設入居。1996年2月、「あっかんべえ」再開=JR甲南山手駅南へ5分。1997年5月災害復興住宅入居。現在に至る。
その間、全国約50カ所で夫婦での「ライブ&トーク」を行う。

あわせ地蔵を寄贈した「仏教ボランティア大阪」の人たちが音頭を作り、99年8月の地蔵盆に地元の人たちに贈った。作詞は松尾光明さん、作曲は、田中裕心さん、歌唱は谷本靖光さん。全員お坊さんです。「とってものりのよい音頭」で「盆踊りをする目的で作ったが、振り付けが間に合わず地元の方々に振り付けはお任せしてまいりました」。

1、花咲きにおう 春の空
あわせの地蔵は 微笑んで
祈る心に答えます
共に歩もう 共に励もう
同じ一日暮らすなら
愚痴を言うより 笑って暮らそう
力を合わせ 気を合わせ
今日の目覚めに感謝して

2、お日様照ってる 夏の空
あわせの地蔵は 微笑んで
祈る心に答えます
共に歩もう 共に励もう
同じ一日暮らすなら
甘きを分けあい 苦を共にして
力を合わせ 気を合わせ
助け合いして 暮らします

3、木の葉の舞い散る 秋の空
あわせの地蔵は 微笑んで
祈る心に答えます
共に歩もう 共に励もう
同じ一日暮らすなら
先逝く人に 心の安心(あんじん)
力を合わせ 気を合わせ
見事に届けて みせたいと

4、雪降る寒い 冬の空
あわせの地蔵は 微笑んで
祈る心に答えます
共に歩もう 共に励もう
同じ一日暮らすなら
心にいます 仏様
力を合わせ 気を合わせ
磨いて光らせ 生きていく