神戸市役所勤務の森田拓也さんの話です。
○震災時は中央区役所に勤務していました。当日、西神より同僚を車に乗せて山麓バイパスからトンネルを抜けて三宮に出た瞬間の光景は忘れられません。それから1月末まで、救援物資や避難所のお世話、
2月からは自衛隊とともに家屋解体班を作って、200余棟を解体しました。当時、中央区役所に集ったボランティアの若者達が自律的にボランティアセンターを立上げ、行政マン以上の働きをしていました、それもまた新鮮な驚きでした。
○3月に地下鉄が動き始め、当時の強烈な印象を曲として残しておこうと思い、通勤時間を利用して、手帳に歌詞とメロディを書き始めました。楽器をさわる時間が
Marquee Bell Antique99518 一切ない中で、初めて頭の中だけで作っていった曲がこの「
Doomsday」です。この題名は聖書に出てくる言葉で、「運命の日」とか「審判の日」と訳されています。
○その後、6月頃には自分のバンド「Quaser(クウェーサー)」も活動を再開しました。99年秋にセカンドアルバム「Remergence(リマージェンス)」を発表し、本曲もその中に収録されています。
○Doomsday歌詞
あの日から 時間は 凍りついて そのまま
役割を 終えて 空を指す オブジェ達よ
夢と現実が 織りなす コラージュ
嵐が 去って 明日が はじまる
子供達の願いこめて 輝ける伝説を伝えよう
よみがえる メッセージ この世界から
○演奏予定曲目
@Tarotmaster AMoonbird BDoomsday
○今後の予定
年3〜4回のライブ活動+3枚目のアルバムを2002秋頃リリース予定