NPO法人の設立総会から、はや一年が経ちました。みなさんいかがお過ごしですか。 僕は相変わらず「市民活動をしながら、たまに『俳優』の仕事をする」という、なんとも変則的（？）な生活を送っています。ちなみに昨年は数本のドラマと舞台が一本 というありさま・・・講演会と報道番組にはたくさん出ましたが・・・。果たして今年 はど うなる事か？？？

昨年3月、「震災とそこから生まれた支え合う『こころ』を伝えひろげるため」に呼びかけたNPO法人「阪神淡路大震災１．１７希望の灯り」設立には500名を越える方々からご賛同をいただき、7月1日には兵庫県の認証を受け、特定非営利活動法人「阪神 淡路大震災１．１７希望の灯り」（略称HANDS）が正式に発足しました。本法人は震災のご遺族とボランティアで設立しましたが、その後、事件・事故で愛する家族を奪 われたご遺族も主旨にご賛同くださり、その輪は全国に広がっています。

この度、本法人の機関紙「HANDS灯り通信」第一号を発行する運びとなりました。本紙面には、「現在までの活動の記録」と「これからの活動」「みなさんからのお便り」を掲載しております。今後は年4回程度の発行を考えております。日頃お目にかかることのできないみなさんにも、活動の様子が一目でわかっていただける紙面づくりを心がけていきたいと思います。もちろん僕の本業の『俳優』の放送予定等があれば（!?）それも片すみに・・・。

来る5月2４日には、中央区勤労会館で平成15年度の総会を開き、みなさんからご協力 いただいた会費及び事業についての「決算報告・事業報告及び次年度の計画」を会員のみなさんと討議する事になっております。お時間が許すかぎりご出席ください。ご出席できないみなさんには次号「HANDS灯り通信」でご報告させていただきます。

僕たちの活動は、一人ひとりの会費収入で成り立っています。お知り合いの方で、こ の活動にご賛同いただける方がいらっしゃいましたら、ぜひお誘いください。

紙上ではありますが、改めてみなさんへの感謝の気持ちをお伝えします。

｢ありがとう!!」

みなさんとお会いできる日を楽しみに、筆を置かせていただきます。