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分 灯 事 業(1月17日はさまざまな行事が組み合わされています)
2001.1.17分灯式まで
震災モニュメント交流ウオーク(東コース)
2001年1月17日午前10時30分阪急王子公園西出口前集合、11時出発
「1・17ひょうごメモリアルウオーク」に合流
HAT神戸/震災メモリアルセンター予定地隣接地 「追悼の集い」出席/昼食/炊き出しあり
常光院/押絵千体地蔵
小野八幡神社/折れた鳥居のモニュメント「蘇れ神戸」
新港町/被災した「橋脚・伸縮装置・支承」
震災モニュメント交流ウオーク(西コース)
1月17日午前9時30分JR阪神元町駅西出口集合、10時出発
相楽園・旧アッサム邸/折れた煙突のモニュメント
⇒元NHK神戸放送局跡地「交流会」/昼食
生田神社/記念碑・歌碑
「届け希望の灯り全国へ」分灯式(東遊園地)
1月17日午後3時震災モニュメントウオーク東遊園地に合流
午後5時46分、分灯式に出席
メリケンパーク 復興記念事業「KOBE2001ひと・まち・みらい」オープニングセレモニー出席
問い合わせ 神戸からの感謝の手紙事務局 大寺(078・321・3921)
「追悼の集い」とひょうごメモリアルウォーク 10キロコース
2001年1月17日午前7時、芦屋市川西運動場受付開始、8時出発
⇒本山第2小学校(休憩)
防災訓練(東灘区室ノ内交差点〜弓場交差点)
⇒都賀川公園
⇒HAT神戸(神戸東部新都心)

5キロコース
1月17日午前8時30分、神戸市灘区大和公園受付開始、9時30分出発
都賀川公園で、10キロコースと合流
⇒HAT神戸(神戸新都心)

2キロコース
1月17日午前10時、灘区王子公園受付開始、11時出発
⇒HAT神戸(神戸新都心)

追悼のつどい
午前11時50分〜12時40分、HAT神戸(神戸東部新都心、JR灘駅歩15分、阪神岩屋駅歩10分)
黙祷、追悼のことば、合唱、「1.17宣言」「花輪の奉呈」。炊き出し、展示も。
「震災モニュメント交流ウオーク」の参加者も合流。
問い合わせ 実行委員会(県生活復興課内) 078・361・6006
分灯式〜メリケンパークコース(2001.1.17) 午後5時46分 神戸・三宮の東遊園地特設会場で1分間の黙祷。静かな音楽を背景に詩の朗読。震災遺族の代表がろうそくを手に「希望の灯り」から採火。ろうそくの火を市民ランナーのランタンに移し東遊園地から、花時計前―大丸前―メリケンパーク特設会場に運ぶ。
午後6時10分 メリケンパーク特設会場到着予定。ランタンを被災した市民に渡し感謝のメッセージを話す。ランタンは最後に笹山幸俊・神戸21世紀・復興記念事業推進協議会会長の手に渡される。
午後6時14分 音楽に乗って「届け!希望の灯り」ランナーが90日に及ぶ全国ツアーに出発する。
全国コース 全国コースの地図詳しくは
神戸21世紀復興記念事業のWEB
からTOPICSの2000年10月18日の項目をみてください。
詳細日程 をみれば、毎日のランナー日記も見ることができます

1月17日 神戸を出発
1月18日 姫路市
1月19日 岡山市
1月20日 高松市
1月21日 休
1月22日 徳島市
1月23日 室戸市
1月24日 高知市
1月25日 松山市・石手寺
1月26日 (船)大分市、延岡市
1月27日 宮崎市
1月28日 (車)鹿児島(船)
1月29日 船で那覇市へ
1月30日 那覇市
1月31日 船で鹿児島へ
2月 1日 鹿児島市⇒水俣市
2月 2日 島原市
2月 3日 長崎市
2月 4日 (車)福岡市
2月 5日 休
2月 6日 八女市
2月 7日 熊本市
2月 8日 玉名市
2月 9日 大牟田市
2月10日 佐賀
2月11日 (車)下関市
2月12日 宇部市
2月13日 山口市
2月14日 広島市
2月15日 頓原町
2月16日 松江市
2月17日 米子市
2月18日 休
2月19日 鳥取市
2月20日 豊岡市
2月21日 枚方市
2月22日 京都市
2月23日 草津市⇒敦賀市
2月24日 福井市
2月25日 休
2月26日 金沢市
2月27日 富山市
2月28日 糸魚川市
3月 1日 長野市
3月 2日 佐久市
3月 3日 甲府
3月 4日 甲府市
3月 5日 八王子市
3月 6日 浦和市
3月 7日 古河市
3月 8日 宇都宮市
3月 9日 足利市
3月10日 前橋市
3月11日 休
3月12日 湯沢町
3月13日 長岡市
3月14日 新潟市
3月15日 (車)会津若松市
3月16日 福島市
3月17日 仙台市
3月18日 休
3月19日 山形市
3月20日 新庄市
3月21日 酒田市
3月22日 秋田市
3月23日 角館市
3月24日 盛岡市
3月25日 休
3月26日 (車)八戸市
3月27日 青森市
3月28日 (船)函館市⇒長万部町
3月29日 (車)札幌市
3月30日 苫小牧市
3月31日 虻田町⇒室蘭港(船)
4月 1日 (船)大洗⇒水戸市
4月 2日 土浦市
4月 3日 千葉市
4月 4日 東京都
4月 5日 横浜市
4月 6日 小田原市
4月 7日 静岡市
4月 8日 休
4月 9日 浜松市
4月10日 岡崎市
4月11日 名古屋市
4月12日 岐阜市
4月13日 津市
4月14日 名張市
4月15日 休
4月16日 橿原市
4月17日 和歌山市
4月18日 大阪市
4月19日 阪神間
4月20日 阪神間
4月21日 神戸へ
ニュース 朝日新聞2001年1月5日
阪神大震災の被災地に駆けつけたり、救援物資を送ってくれたりした全国の人たちに感謝の気持ちを伝えようと、神戸でともされている「1・17希望の灯り」の火を47都道府県にリレーで届ける市民ランナーたちが17日出発する。「防災の大切さを訴えたい」「遠くの支援者に感謝したい」「被災地に元気を与えたい」。公募で選ばれた50人のランナーたちはそれぞれの思いを火に託し、震災から6年たった列島を駆ける。

「希望の灯り」を運ぶ市民ランナーは18歳から66歳で、ほとんどが被災者だ。神戸を出発した火は四国、九州を巡り、日本海側を通って本州を北上。北海道から関東を経て4月21日に約6500キロの旅を終え、神戸に戻る予定だ。ランナーは3、4人でチームを作り1日約60キロを6日間走り次のチームに引き継ぐ。火はランタンに入れられ、全国で待つボランティア団体などに届けられる。

神戸市北区君影町6丁目の会社員、鹿田重明さん(46)は妻の母が住宅の下敷きになって亡くなった。義母の遺体は、小学校の教室に多くの遺体とともに並べられた。少女の遺体を、その母親が疲れ切った様子で教室に運び入れる光景が目に焼き付いている。「失われた命の重さ、家族の悲しみを痛感した。同じ思いをする人が出ないように、各地で災害への備えを訴えたい」
⇒鹿田さんは、2月4日福岡県〜熊本県〜佐賀県〜11日山口県(下関市)まで走ります

「たくさんの支援を受けて、人を助ける仕事をしたくなった」と神戸市垂水区西脇1丁目の西宣秋さん(32)はホテルマンを辞め、弁護士を目指すようになった。同僚の安否を確かめるため、避難所を訪ね歩いた際に出された炊き出しの豚汁の温かさが忘れられない。「駆けつけてくれたボランティアの地元で、感謝の気持ちを伝えたい」
⇒西さんは、4月8日静岡県〜愛知県〜岐阜県〜15日三重県まで走ります

有珠山の噴火災害に見舞われた北海道虻田町に火を届ける兵庫県芦屋市若宮町の会社員越智祐子さん(27)は震災後、芦屋市役所で救援物資の仕分けのボランティアに参加した。次々とやってくるボランティア、仕分けが間に合わないほど寄せられる物資。全国の応援を肌で感じた。「虻田町で、必ず神戸のように元気になれる日がくるって伝えたい」と話す。

越智さんを待つ虻田町では、阪神大震災を語る継ぐボランティアの拠点「ふれあい交流センター」にランナーが運んできたランタンを展示する。来年からは1月17日にランタンに火を入れ、震災犠牲者の鎮魂を祈るという。
⇒越智さんは3月25日岩手県〜青森県〜4月1日北海道まで走ります

山口県下関市のボランティア団体「下関ふく鍋隊」は届く火を保存するモニュメントを新設する。「救援物資や義援金などで市民の多くが被災地を応援した。このボランティアたちの記念碑にしたい」と同隊の久芳英昭さん(48)。
⇒下関には、2月11日に入る予定です

松山市石手2丁目の石手寺境内の灯ろうに、愛媛県に移り住んだ震災被災者たちの灯した火が燃えている。ランナーが届けた火は、この灯ろうに加えられる。ボランティア団体「打てば響く会」の木城香代事務局長(47)は「生活再建が遅れている県外被災者も多い。復興する神戸の火を合わせ、彼らの一日も早い復興を願う『再生の灯り』にしたい」と話す。
⇒松山には1月25日入る予定です
 

神戸新聞2000年10月19日
阪神・淡路大震災での支援に感謝し、お礼の気持ちを伝えるため全国を巡る市民ランナー五十五人が十八日、決まった。ランナーたちは二〇〇一年一月十七日に神戸をスタート。約三カ月かけてリレー方式で約六千五百キロを走破し、神戸市中央区の東遊園地にともる「希望の灯(あか)り」を全国に届ける。

リレーは震災から丸六年目に始まる神戸21世紀・復興記念事業の一つ。
内定したランナーは十八歳から六十六歳までの男女五十五人。いずれも、神戸在住か在勤(学)者で、震災支援への感謝の気持ちを抱いている。

同市水道局に勤める山田隆さん(39)=同市西区=は、水道の復旧を支援してくれた延べ七万人にお礼をいうために参加。「お世話になった人に会い、気持ちを伝えたい」という。神戸市東灘区の会社員、大家旬子さん(46)は寒い中で水くみを手伝ってくれたボランティアらが忘れられないといい、「あの日は『ありがとう』といいたい」と話している。

ランナーは三人ほどでチームを組み、一日約六十キロを六日間走り、次のチームにバトンタッチ。全国四十六都道府県に希望の灯りを届け、支援に駆け付けてくれた人と交流を深める。

「希望の灯り」は今年の一月十七日、市民団体の呼び掛けで全国から寄せられた炎を一つにして東遊園地内に保存している。                             

毎日新聞2000年10月18日

今年1月17日、被災者や全国のボランティアがそれぞれの思いを込めて持ち寄った灯(あか)りを一つにして、神戸市中央区の東遊園地内に震災モニュメント「1・17希望の灯り」がともった。ちょうど1年後の来年1月17日、今度はこの「希望の灯り」の火を全国に届けようという計画がスタートする。

震災での支援に感謝し、新しい神戸の姿を全国に伝える試みで、市民ら約60人が「感謝のランナー」となり、約90日かけて計約6500キロをリレーして被災地から全国に火を届ける。

震災で校舎の一部が壊れるなどの被害を受けた甲南大(神戸市東灘区)の陸上部からは、3人がランナーとして参加する。2年生の北茂人さん(20)=兵庫県西宮市=もその1人。長距離ランナーの北さんは、部内で感謝のランナー募集の話が出た時、「ぜひ走らせてほしい」と名乗り出た。  

震災時、北さんの実家は倒壊はしなかったものの、電気、ガス、水道が止まり、約1カ月間、不自由な生活を強いられた。この時、地域やボランティアの人たちに助けてもらったという思いから、「元気に走る姿で恩返ししたい」と手を挙げたのだ。

陸上部として感謝のランナー参加を決めたのは横部弘監督(44)だった。横部監督には、二人三脚で陸上部を指導してくれ、今年7月に43歳で急死したコーチの門前守さんへの思いがあった。門前さんは会社勤めの傍ら、「感謝の手紙」の構成団体の一つ「がんばろう!神戸」設立に参加、被災地復興に懸命に取り組んでいた。

横部監督は「彼の思いを受け継ぎたいと思い、参加を申し出た。部員たちには、神戸の元気のよさが伝わる走りをしてほしい」と話している。  感謝のランナー 来年1月17日午後5時46分に採火し、神戸市中央区のメリケンパークで、市民ランナーに引き継ぐ。

ランナーは同市内在住・在勤・在学の18歳以上の男女約60人。3人が1チームとなり、1時間約10キロのペースで1日約60キロを6日間走り、次のチームにリレーしていく。神戸から四国、九州へと南下し、沖縄で折り返して北海道まで北上し、4月中旬に神戸に戻る予定。