月刊Kず競馬

2006年印象に残った馬ベスト5

その年の競馬界を回顧する意味で馬を主人公として5大ニュースを独断で選出してみました。(今年は思い出す馬が5頭しかいないため)

1
ディープインパクト
  日本競馬史上最強!? 世界最強は逃す
春天皇賞1着、宝塚記念1着、ジャパンカップ1着、有馬記念1着、凱旋門賞3位入線失格
06年は国内戦(G1 4戦含む)無敗。日本中の期待を背負って出走した凱旋門賞では、斤量の壁は崩せず惜敗(失格のオマケ付き)。しかし、実力では当時の世界最強であったことは間違いないだろう。

2
ダイワメジャー
 1600〜2000でG1連勝。
秋天皇賞1着、マイルチャンピオンS1着
のど鳴りの影響で実力を発揮できていなかったが、手術後は実力を発揮し、短中距離のG1を連勝。このクラスでは現役最強馬となった。

3
メイショウサムソン
 春2冠も後半失速。
皐月賞1着、ダービー1着
春のクラッシックを連勝し、2年連続の3冠馬を期待させたが、菊花賞で負け、その後の古馬とのレースでも良いところなく敗北。完全に失速した感。07年に復活はあるのか?

4
カワカミプリンセ
 幻の変則牝馬3冠。
オークス1着、秋華賞1着、エリザベス女王杯1着入線降着
オークス、秋華賞優勝と変則2冠馬。古馬との対戦となったエリザベス女王杯でも1着入線したが、他馬妨害で降着。
実力的には現役牝馬最強は間違いない。

5
ハーツクライ
 ディープを破った唯一の日本馬。
ドバイ芝G1 1着、イギリスG1 3着
05年ディープインパクトを有馬で破り、その勢いのまま、ドバイでG1奪取。イギリスG1でも差のない3着と善戦した。
日本に戻りディープとの再戦となったジャパンカップでは病気の影響か惨敗し、そのまま引退となった。
万全のときに再戦が見たかった。

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