月刊Ｋず競馬

2004年印象に残った馬ベスト10

その年の競馬界を回顧する意味で馬を主人公として10大ニュースを独断で選出してみました。

ついに3位から1位を発表

1	タップダンスシチー　宝塚記念完勝！日本代表馬として参戦した凱旋門賞は残念。
	宝塚記念1着、有馬記念2着
	昨年の実績馬でありながらあまり高くない評価であった宝塚記念で見事に勝ち、現役最強を示し、挑んだ凱旋門賞であったが、直前の輸送トラブルには勝てず惨敗。その疲れを引きずったまま挑戦した有馬記念では、わずか半馬身差で勝ちを譲ったものの万全の状態であればどちらが勝ったかわからない内容であった。
2	キングカメハメハ　NHKマイル、ダービー、変則2冠。故障で引退は無念。
	ＮＨＫマイル1着、ダービー1着
	完璧なレースで変則2冠を達成し、古馬への挑戦する矢先、脚部故障で引退した。強い馬の宿命、過去何頭もの強い馬と同じ道とは言え、残念な結果であった。
3	ゼンノロブロイ　秋3冠。現役最強馬に。
	秋の天皇賞1着、ジャパンカップ1着、有馬記念1着
	春までは従来どおりの善戦マンであったが、秋は王道を全勝し、現役最強馬となった。しかしながら、上位2頭が万全の状態で挑んでいたら結果は異なっていたかもしれない．．．
4	コスモバルク　地方の星。結局クラッシックはとれなかったが。
	皐月賞2着、ダービー8着、菊花賞4着、ジャパンカップ2着
	地方競馬所属のままクラッシックに出走したが、残念ながら1勝もできず。結果としてそこそこの力はあるが、G2、G3レベルの馬で終わるか、2005年の戦いぶりが見ものである。
5	スイープトウショウ　末脚強烈。勝ちきれなかったが最後の秋華賞は。
	桜花賞5着、オークス2着、秋華賞1着、エリザベス女王杯5着
	強烈な末脚で大外から追い込んでくるこの馬を好きです。でも、展開に左右されやすい脚質ゆえに秋華賞の1勝に終わりました。 2005年も牝馬戦線を盛り上げてもらいたいものです。
6	デルタブルース　菊花賞馬。中長距離での活躍を,期待。
	菊花賞1着、ジャパンカップ3着、有馬記念5着
	菊花賞では、伏兵として勝利。ジャパンカップでも3着とそれなりに力はあるようです。05年の中長距離戦線での活躍を期待します。
7	デュランダル　短距離の主役。
	高松宮記念2着、スプリンターズＳ2着、マイルチャンピオンＳ1着
	やはり短距離では主役でした。決して本調子ではないときも2着は確保。
8	ダンスインザムード　3歳牝馬最強。ムラがなければ。
	桜花賞1着、オークス4着、米オークス2着、秋天皇賞2着
	実力が出れば強いことは秋の結果を見れば明らか。しかし、ムラがあるためとりこぼしも。気性面が改善されれば05年も楽しめそうである。
9	ヒシミラクル　故障から復帰も、ミラクルはおきず。
	秋の天皇賞16着、ジャパンカップ9着、有馬記念14着
	2003年前半の主役も故障で戦線離脱。04年秋に復帰したが、Ｇ1　3戦は惨敗。もはやミラクルはおきないか。
10	欠番

	2004年は10頭に満たなかったため10位は欠番とします。

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