月刊Kず 名作選

今月の名作  2002年7月掲載

作品名

著作権者

作品形態

ジャンル1

ジャンル2

13日の金曜日

監督:ショーン・S・カニンガム
脚本: ビクター・ミラー

映画

ホラー

 

出演者

発表年

評価

一言

ベッツィ・パーマー
ケビン・ベーコン  ほか

1980年

☆☆☆☆

シュシュシュシュ・・、ハッハッハッハ・・・

寸評

はじめて見たのはテレビの洋画劇場です。

ものすごいショックを受けたことを覚えています。当時は気が付きませんでしたが、この作品はホラー映画のターニングポイントとなっていると思います。
それまでのホラー映画にもそれなりに怖い映画があり、評価を受けていますが、「怖い」の質が異なります。それまでのホラー映画はその恐怖に明確な理由がありました。しかし、本作品は被害者がその被害を受ける理由がどこにもないのです。ただ、そこにいたから殺されてしまった。
見えぬ殺人者。見えぬ恐怖。怖かったです。

初回作品の成功を受けて続編が多数できましたが、どんどん無理やりな設定になり、駄作となっています。残念な結果です。やはり初回の爆発的な印象を超えることはできないのでしょう。

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