編集後記 2003年
12月「坂口征二」
先日、プロレスのリングにあの坂口征二が帰ってきた。
私がプロレスに熱中した学生のころに活躍していたプロレスラーである。
プロレスを知らない人には俳優の坂口憲ニの父親と言ったほうがよいかもしれない。
しかし、プロレスのレベルの低さを露呈する出来事である。
60を越えた人間がリングに立ち、それなりの試合をしたのである。
例え鍛えていたとは言え、60歳の人間が20代、30代と対等に肉体派スポーツができるはずがない。
プロレス自らが、プロレスとはショーである、ということを宣伝したようなものである。
まぁ、俳優の坂口憲ニがセコンドにつくという「メインイベント」の
添え物としては成功であろう。
11月「選挙の戦略」
ただいま、衆議院選挙戦の真っ只中。
今回の選挙は、自民対民主の政権交代可否を決める選挙と言われていますが、
そんなことは置いといて、
立候補者の選挙対策について一言。
我が地区では4名の立候補者がいます。
民主1名、自民1名、その他2名。
問題なのは、このうちのある候補。
選挙ポスターの出来が悪すぎ。
若さを前面に出そうと考えたのでしょうが、
ずるがしこさしか感じ取れないポスター。
果たして、本人を含めあのポスターの出来が
良いと思っているのでしょうか?
そこで予想(11月1日記載)。
この自民候補は当選者の1/2〜2/3程度しか票がとれないでしょう。
追記(2003年12月1日)
選挙の結果は、自民候補は1位候補の50%弱の得票率でした。
私の予想以下でした。
10月「キンモクセイ」
今年もキンモクセイの甘い香りがそこかしこでするようになりました。
キンモクセイの香りを意識しはじめたのは高校生のころです。
当時はただ単に甘い、おいしそうなにおいだったのが、
歳をとるにつれて本格的な秋の到来を知らせる香りになりました。
ところで私はあの香りが植物の香りのなかでは一番好きな香りなのですが、
妻は、嫌いと言います。
なんで人によってこんなに評価が分かれるのか?
人の好き嫌いって、不思議なものです。
9月「石原プロの決断」
何年かぶりに「西部警察」が帰ってくるはずだった。
しかし、撮影中の事故により、制作の石原プロが中止を決定した。
確かに観客にケガを負わせたことは反省すべきであるが、
番組を中止することが正しいことだったのか。
ケガをした方達のケアは万全を期すべきであるが、
それと番組の中止とはまったく関係ない問題だと思う。
石原プロのカッコつけ、自分たちの行動に酔っているとしか感じない。
8月「高速道路の運転」
今年も帰省してきました。
高速道路を運転していつも気になるのが、下手なドライバー。
・ブレーキを安易に踏むな!
高速でのブレーキランプは後続車には精神的なストレスを与える。
前方の状況を判断してブレーキを踏まない運転をすべき。
・前が詰まっているのにアオるバカ。
交通量が多く、前が詰まっているのにあおってフラフラ、イライラしているバカ。
ああいうヤツが事故を誘発するんだよね。
・遅いくせに追い越し車線に出るヤツ。
100キロそこそこで追い越し車線に入るヤツ。
後続車のスピード、接近具合を見越すことができたら
間違っても追い越し車線に出るはずがないのに。
こっちは、ブレーキ踏むはめになるし、
いざその車が走行車線に戻ったら、
前が随分空いてたなんて...
こういう下手なドライバーが高速道路での事故のもと。
7月「変化アサガオ」
すっかり変化アサガオにはまっています。
子葉の形、本葉の形、ほんとに様々で見ていて飽きません。
まだ、花は咲いていませんが、開花の時期になったら
もっとはまっちゃうと思います。
でも、江戸時代の人はスゴイですね。
経験的にメンデルの法則を理解し、
系統の維持を続けていたんですから。
6月「SARS」
中国、台湾を中心とするアジア各国に蔓延しているSARS。
インフルエンザの新型種が出現した時(スペインカゼや香港カゼ)のように
一時的に爆発的な被害を出すが、いずれ人類に抗体ができて
消極的な共存状態になると思われるが、不気味である。
なにが不気味かって、病原体に対する対処方法がなにも報道されていないことである。
どこで患者がでた、○○地区は閉鎖された、感染源はハクビシンである、
などの情報は発信されているが、
少しでも感染の可能性がある場合にどのように対処すべきかが示されていない。
マスクをすれば良いのか、患者と触っただけなら問題ないのか、
患者と濃厚な接触をしていなければ良いのか、etc。
先日の台湾人医師の立ち寄り先の方は気が気ではなかっただろう。
それにしてもあの台湾人医師の行動は、犯罪物である。
5月「インターネット連れ自殺」
最近、多い。
インターネット上で自殺仲間を見つけて自殺する奴ら。
勝手に死ねよ!
彼らの死を知るたびに、
生きたくても生きていられなかった
池田小の子どもたちや山道に迷って死んでしまった姉妹のことを思う。
どんなに、恐ろしく、痛く、辛く、母親、父親に助けを求めながら死んで行ったか。
簡単に自分の命を捨てるのであれば
幼くして突然命を奪われた子どもたちの変わりに死んでくれ。
簡単に命を捨てる奴らの報道を知るたびに
激しい怒りがわいてくる。
4月「タマちゃん報道」
「タマちゃんを守る会」と「タマちゃんを見守る会」の衝突が報道されていました。
以前もこの欄で書きましたが、こんなことを報道しないでほしい。
どっちでもいいでしょ。
「守る会」:いわゆる偏狂の動物愛護団体
タマちゃんの勝手にすればいい。
大の大人がとやかくする必要はない。
「見守る会」:
はずかしくないのかなぁ。
大の大人が、なにが‘タマちゃん’だ。
どっちにしても勝手にやってろ!!
報道関係者も、いいかげん、くだらないこと報道してないで、
もっと意味のあること報道しろ!!
3月 3月は、お休みです。
2月「貴乃花引退」
ついに平成の大横綱、貴乃花が引退した。
ここ1年以上は故障でほとんど休場だったので当然の結果であるが、残念である。
千代の富士なきあと正統派の力強い相撲をとれる力士であった。
このような結果になってつくづく思うのは、2年前のあの一番である。
本割で敗れ、優勝決定戦となった。本割の際、ひざを傷め、まともに相撲が取れる状態ではなかったが、強行出場し、勝ち、優勝した。
しかし、この時、対戦相手の武蔵丸は、まともに相撲のとれない相手を気遣い、戸惑い、本来の相撲を取っていない。
武蔵丸にとってみれば、相手を気遣い、逆に騙されて負けてしまった。
当の貴乃花にしても、その一番のために無理をしてその後1年以上休場、そして引退、と自らの相撲人生を短くしてしまった。
あの一番は、勇気を持って欠場してほしかった。そしてケガをしっかり直して、強い横綱相撲を見せて欲しかった。
それにつけてもあの一番を見た小泉首相の一言「感動した!」 バカか。
ノー天気な彼の言いそうなことである。
真に横綱を、相撲を、応援する人間は、こう言っていた「無理をしないほうがよかったのでは...」
1月「2002年総括」
日朝国交正常化交渉開始、拉致被害者帰国
拉致被害者を一時帰国させるべきではないか。朝鮮側からすれば日本の対応は拉致と同じ。そんなことより残された家族が可哀想。拉致被害者の安全を保障するために政府関係者を同行させた上で一旦帰国させるべき。
FIFAワールドカップ
おもしろかったです。Jリーグもそれなりにおもしろいはずなのに興味があまりわきません。チームが多すぎるような気がします。J110チーム、J210チーム程度でよいのではないでしょうか。
ノーベル賞ダブル受賞 (&タマちゃん)
田中さんにつきます。田中さん(&タマちゃん)を取り巻くメディアの姿勢にはいつもながらあきれます。
牛肉偽装、食品不正表示、不正農薬問題
大なり小なり、どこもやっているでしょう。メディアに焚き付けられた消費者が騒ぎすぎました。企業にとってはネガティブな業務ばかりでますます景気は悪くなっていくことが心配です。
ゴジラ松井、大リーグへ
松井、好きです。大リーグでも活躍して欲しいと思っています。でも、彼は日本に残った方が良かったと思います。大リーグでは、それなりの選手で終わってしまうでしょう。
有名政治家不祥事で辞任
加藤議員、田中議員など有力者が辞任しました。誰でもやっていることでしょうが、バレちゃいましたね。いずれ復活するんでしょうが。
おまけ 幼児虐待、事故死
今年も多くの命が失われた。最近では、しつけのため家から出した子どもが自動車にひかれて死亡するという痛ましい事故がおきた。自分にも覚えがあるので人事とではない。心が痛む。
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