月刊Kず 編集後記1999年総括

編集後記 きままな発言「・・・」 1999年12月号

おめでとう!!エスパルス Jリーグ後期優勝!!
やったね。チャンピオンシップは静岡ダービーだ。

っていう、明るい話題を今月はお届けするつもりだったんだけど、
またしても悲劇が起きてしまった。

東京の2歳女子殺害事件。

この原稿を書いている時点では、まだ、犯人が自首してきたばかりの状態なので詳しい犯行動機はわからないけれど、報道によると親同士のあつれきによる犯行とのこと。

なんでそんな理由で・・・。
自分も子供を持つ親なのにどうしてそんなことができるんだろうか?

新聞報道を見て、不覚にも涙してしまった(プーさんのマフラーで首を絞めたなんて殺害方法を記者が書くから、記者の術中にはまってしまった)。

どうも子供が自分にもできてから、子供がらみの事件には涙もろくなっている。


編集後記 きままな発言「核」 1999年11月号

 先日見たテレビ番組のなかで某核保有国の国民が「両国とも核を保有しているので核戦争は起きないだろう」と発言していた。

 AはBにバカと言った。Bは腹がたったのでAの頭を小突いた。AはむかついたのでBに蹴りを入れた。BはAをナイフで刺した。AはBを銃で撃った。BはA国にミサイルを撃ち込んだ。AはB国を空爆した。

 焼け野原と化したB国の国民が「両国が滅びるから核兵器を使うのは辞めよう」と思うだろうか?

 先月、2つの注目すべき事件が起きた。

 ひとつは東海村のJCOの臨界事件。中学生でも危険だとわかりそうだけど。あの事件の関係者は・・・・・。そういう者たちに核の力を制御させている、ということを気づかせてくれただけよかったと思うしかないだろう。

 もうひとつは元防衛庁事務次官 西村氏の発言。別に核兵器に関する議論をすることに問題はない。しかし、彼個人のことを考えると、あの立場であの発言をすれば「問題になる」ということぐらいわからなかったのだろうか?
 自分の身を犠牲にしてまでも日本のために核兵器に関する議論をさせるための発言だとしたら、なんてすばらしい政治家だろうか。じゃなければ、ただのヤリたがりエロじじいだ。


編集後記 きままな発言「渋滞」 1999年10月号

ここ数日の間に2回ほど渋滞に巻き込まれた。1回は東名厚木IC付近の30キロもの渋滞である。
渋滞の原因は特にあるわけではない。ただ単に車の量が多いから渋滞していたのである。

以前テレビ番組のなかで交通集中による渋滞が起きる原因を調べていた。簡単に結論を言ってしまうと減速することによって渋滞が引き起こされるとのことである。

確かに今回の渋滞はいずれも流入部分が起点となっていた。流入部分では左車線の車が流入車を嫌って右車線に割り込んでくる。それによって右車線を走っていた車がブレーキを踏む。すいている時は問題がないのだが、ある一定量以上の交通量になると渋滞を引き起こす。
今回30キロの渋滞を起こした場所は毎週日曜日の夕方から夜間にかけて渋滞となっている場所である。このような場所では車線変更を禁止して多少なりとも渋滞緩和をできないだろうか。
できれば車線を増やして欲しい。もっと理想を言えば、早く第2東名ができることを望む。

そしてもうひとつ言いたいことは、渋滞中に路肩を走って行くバカ車。渋滞でイライラしているのによけいに神経を逆なでする。警察には意味もないところで取締りしていないで、是非あのような車を取り締まって欲しいものだ。


編集後記 きままな発言「パソコンのメンテナンス」 1999年9月号

 実は今月の「月刊K's」発行はヤバかった。My PCのシステムが非常に不安定になり、一時、ホームページ作成ソフト(アドビ社のページミル)やフィルムスキャナ(エプソン社製)におまけでついていた画像処理ソフト(スキャニングに利用していた)がアプリケーションは立ち上がるが、ファイルなどが開けない、という事態に陥ってしまった。

 試行錯誤の末、ページミルは復旧させたが、フィルムスキャナのおまけソフトはアンインストールしてしまった (ほかのソフトでスキャニングはできることがわかったのでスキャナは利用可能)。

 結構、いろんなアプリケーションソフトをインストールしているので、なんとなくシステムが不安定になるのは理解できるが、到底、素人(自分ではPC初心者ではないと思っている)では対応ができないこのような事態は全く困ったものである。このような状況の対応策はどんな雑誌を見ても載っていない(雑誌に載っているトラブル回避術なるものは子供だましのテクニックに過ぎない)。たぶん、関連するであろうソフトのサポートセンターに問い合わせても複雑に絡み合ったソフト同士の影響に対して明確な答えを出せるところはないだろう。

 しかたがないので、恐る恐る利用している現状である。

 今はやりのリナックスはシステムが安定していると聞く。もう少し普及してきたら一考の価値はあるだろう。

 マイクロソフトよ。何とかしろ。


編集後記 きままな発言 「子供置き去り」 1999年8月号

 自分も子供を持ったからだろうか?やけに子供を車に乗せたまま大人が離れ、事件や事故にあうというニュースが目に付く。

 3、4ヶ月前に「車に子供を乗せたまま離れ、その隙に車を盗まれた。車を盗んだ男は子供が乗っているのに途中で気づき、ダムに子供を落とし、一人は助かったが、小さな男の子が死亡した。」という報道があった。

 この事件は結構ニュースでも頻繁に取り上げられ、子供を残して車から離れる危険性が十分に一般にも浸透したと思ったけれど(少なくとも子供を持つ親には)、その報道が覚めやらぬ頃に私は、とある駐車場でエンジンがかかった車の後部座席に小さな子供が一人で寝ているのを目撃した。あまりにも腹が立って、車のワイパーに警告文でも挟んでおこうかと思った。

 そしてまた、先日、痛ましい報道を耳にした。パチンコに夢中になった両親が子供を車に置き去りにし、子供が死亡してしまった。あの親はなにを考えていたのだろう。自分のやったことが危険であるということをわかっていたのだろうか?

 たしかにちょっと車を離れるだけの時、子供が寝ていると起こしてはかわいそうだ、と思う。だけどとても怖くてできない。

 なにを考えているのかわからない奴らが多すぎる。子供とそいつらが替わればいいのに。


編集後記 きままな発言「1999年7の月」 1999年7月号

 ついにこの時がやってきた。

 子供のころに漠然と想像していた1999年7月が。あのノストラダムスの予言に記された人類滅亡の時である(ただし、多くの解読者たちはこの時に滅亡するのではなく、大変革が始まると言っているが)。
 しかし、いざ、この時を迎えてみるとおかしくなる。どう考えても現状では世界が滅亡するような何かが起こるとは思えない。もちろんなんらかの大きな事件、事故が起きる可能性はあるが、最近の日本、世界ではなにが起きても特に驚きはしないほど様々なことがおきている。ここ何年かを見ても日本では地下鉄サリン事件、阪神淡路大震災、日本のワールドカップ出場(冗談 ^_^;)、そして世界では最近のコソボ問題などである。

 世紀末論があいまって不安感を増幅させているが、これなどはお笑いである。あくまでも世紀末とは西暦での話であって、日本では今年は紀元2650年ごろである(特に信じているわけではないが)。それぞれの文化によって世紀末は異なる。このように「世紀末だから何かが起こる。」という話はナンセンスである。起きるとしたら西洋の国々だけだ。

 たぶん何事も起こらずに過ぎていくだろうが、なにか起きるとすればコンピュータの2000年問題が関係するのではないだろうか? とは言っても人類滅亡の引金にはならないだろう。

どちらにしても結構おもしろい時代に生きていることだけは確かである。この時をじっくりと味わってみたい。


編集後記 きままな発言「ネクタイ」 1999年6月号

 また、うっとおしい梅雨と暑い夏がやってきます。

 さて、この時期に思うのはネクタイのことです。サラリーマンはどんな時でもネクタイを締めています。これは非常にばかげていると思うのですが。

 人間は服を着ている場合には体温を首筋から抜いていると聞いたことがあります。また、ネクタイの起源は防寒のためのネッカチーフやマフラーだとも言われています。

 ということは夏の暑い時期に防寒用に首周りを閉めていることはあまりにも愚かしいと思うのですが。以前、某政治家が省エネスーツを着ておりましたがそんなことより真剣に夏季のノーネクタイを定着させたほうがよいのではないでしょうか。職場などでは男性が暑い暑いといいながら冷房の温度を下げ、同室の女性が凍えているのが現状です。

 たぶん誰もが間違っていると気がついていると思いますがなんとかならないでしょうか。ネクタイをしていなければ非礼だ、などと誰もが思わないようにすれば良いだけなのに。電力の節約にもなるでしょう。こうすることによって誰も被害はないでしょう(ネクタイに関するお仕事をされている方を除いて)。


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