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熊野詣で 8月16日
<熊野へ>

2004年8月16日
昨日、8月15日はバドミントンの試合が富士宮市の富士フィルム体育館で行われ二人の子供が参戦してきた。
僕は、夕方から前職の会社の海外工場に出向している二人のエンジニアの友人たちと(もう一人、前の会社の部長も居たっけ)お酒を飲んだ。
一人は、会社の労働組合の役員をやっている時に彼が執行委員長で、私が副委員長でコンビを組んだり、海外工場に出向中には一緒に仕事で汗を流 し夜は毎晩お酒を飲みまくり・・・という荒れた生活を共にした方(トゥンサワン日記に出てくるY氏)である。
もう一人は本人が設計した機種はかつて世の中で日の目を見ない・・・といわれ続けたままマネージャになってしまったKU氏であり、彼とも労働組合やら酒飲 みやらで一緒に飲んだりもしたが、仕事づっと一緒にしてきた方(トゥンサワン日記のKU氏)である。
部長は僕が入社してしばらくしてからその後はづっと首 根っこを押さえ続けれれて来たFおやじである。
良く覚えていないのだが、途中でY氏がFおやじを夜の街の中でまいてしまい中盤から三人でお酒を飲んだ。
そして、したたかに飲みすぎたおかげで朝までゲロって居たのである。

17日あたりから熊野に行こうか???なんて考えていたので、出発前の最後の買い物をしなきゃ・・・と言うことで、「汗かけば気持ち悪りいのも直るだ ろ・・・」と、杖やら懐中電灯やらを買いにスポーツ用品店なんぞ に家族で買い物に出かけた。
ちょっと前に伊豆の実家に帰った時、「今度、息子と熊野に行く・・・」と話したら、「そういえば17日って熊野って花火大会だよね・・・」って叔母が言っ ていたのだ。
一昨日まで熊野の歩く経路を決めかねていた僕は、
(候補1:滝尻王子→本宮→速玉→那智→大雲・小雲取越え  候補2:速玉→那智→大雲・小雲取越え本宮)
候補2のルートに決め、出発日を17日、遅くとも24日迄には家に戻る・・・という余りに大雑把な日程計画を建てたのである。
そこで、花火の日だから電車の切符を買っておこう・・・と思い、JR藤枝駅へ名古屋→新宮のワイドビュー南紀1号の指定席券を求めに行った。
しかし、既に指定席券は売り切れており・・・「もしや、花火に行く人で名古屋からの電車は超満員??」と思い、
でっかいバックを背負って行く我々はとても乗れそうも無いな・・・と勝手に判断したのである。

そこで、ちょっと考え・・・「うん、候補1にルート変更だ。じゃ、今日の夜10時に静岡駅を出る高速バスに乗ろう!」・・・
と言うことになり、高速バスならJRだけど静岡駅のJRバスの窓口だよね・・・と思い、一生懸命電話をする。
なかなか接ながらなくって、30分程してやっと話が出来た。
すると、残念なことにバスのチケット売り場の割り当て分はもう完売であると告げられた。
しかし、さすが親切な静岡県のおばさんである。
「JRのみどりの窓口にも割り当てがあるからそっちに聞いてみてください、申し訳ないんだけれど此処では調べられないから・・・」
と言う事で、JRの何でも相談室みたいなところの電話番号を女房が知っていたのでそこに電話してみる。
用件は、藤枝駅のみどりの窓口でも静岡発のバスのチケットが買えるか?って事なんだが・・・
またまた親切なおじさんは、僕の乗りたいバスの便名を告げると・・・「あと4席空いてる、すぐに窓口に行けば買えるかもしれない・・・」
と、またまた藤枝駅に戻り何とか静岡→大阪間のバスのチケットをゲットしたのである。
「あっくん今日出発ね・・・」「うん。」あっくんは自分の分も杖を買ってもらったのでご機嫌なのである。

JRの高速バスの料金と言うのは非常にリーズナブルで、夜行で片道6500円なのである。(子供は半額)
大阪へ行くのに2人で一万円でおつりが来てしまうのである。(昼間は片道4600円)

家に戻り、あわててバックに荷物を詰め込みお風呂に入って晩飯を食う・・・・と、もう出発の時間である。

JR藤枝駅まで妻に送ってもらいJR藤枝駅から酔っ払いが乗って酒臭い静岡方面行きの電車に乗り静岡に向った。

駅でしばらく待つと我々が乗るバスが来た。バスに乗り込んでみると意外なことにJRバスは非常に快適で・・・
なんでも、ダブルデッカー(床が2つあるってこと・・・2階建て)というタイプのバスで、横に座席が3列しかなく非常にゆったりである。
前後もかなり広めに取ってあり、丁度DC−10という飛行機のビジネスクラスのシートぐらいの広さがある。
このバスにはあっくんも感動してくれて、「すごく良いね・・・」 ご機嫌であった。
おかげであっくんは爆睡出来たのである。

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