ほとんど乗らないんだけれど、僕の愛車”ハチ(8)”にナビを着けた。
RX−8にナビを付けるのがこんなに大変なのか・・・と実感したので記録しておく。
ナビ取り付けに2日・・・(今なら一日)
バックモニタ取り付けに半日(今でも半日)
↑結構スッキリしているでしょ?
この車を買う時に検討した純正のナビ(Panasonic製)の評判がWeb上ですこぶる悪く・・・
ナビは後で自分で付けようとナビ無し仕様で車を買ったのである。
色々ナビを調べる中、どうせなら携帯PCっぽいナビが良いや・・・となったのである。
理由は、拡張性やバージョンアップの手間、
もしこの車で旅や家出なんかをする様になったらインターネットにも接げるしな・・・。
で、選んだのがSONYのXYZ−77なのである。
どうせ、自分で付けるしクレームがあれば自分でするし・・・安いが一番と言う事で
Webで「あきばお〜」から買った。
代引きで送ってもらったのだが、代引きの方が運送業者に送る物の値段がわかるから大事にしてもらえるのかな?
以前、仕事でS社を使って計測器を送ると100%投げられて壊されていた経験があり、
家にXYZを持ってきた業者がS社だったのでかなりビビッタのだが・・・無事であった。
内装のバラシ手順や配線の事などは他のWebサイトに詳しく掲載されている。
キーワードは「RX−8にNAVI」などで結構ヒットする。
RX−8作業工房
The Mazda RX-8 Community
等の一般サイトと、
Sonyのカーフィッティング情報 を参考にした。
この中で、Aピラーの上側のボスの外し方に関して適切な記述が無かったので追記しておく。
このボスは2段構造のラッチを持ち、取り付け面に対して垂直に引張ると一段外れる。
この状態になると、下側のラッチも外れAピラー自体は上側ボスを軸にフリーになる。
回転軸に対して45度ラッチを回転させると次の段がスルリと取り付け穴から開放され
Aピラーは芽出度く取り外されることとなる。
以下は、私の工夫した点だけ・・・
[ナビ本体の固定に使う「手の平君」の処理について]
ナビを取り付けるにあたって、この手の平状の貼り付け金具が気に入らない・・・
そこで、付属の手の平君を分離し、手の平をトップカバーの下へ隠すことにした。
私の手の平君はM2.6のネジがネジロック(接着剤)で止まっていた。
従って、結構強引に取り外したのでネジの再利用は出来なかった。
近所のホームセンターで新しいネジを買い、ネジに接着剤を付けてドライバーで締め込んだ。
トップカバーの裏側にはリブがあるので、手の平を取り付ける処のリブは彫刻等なので削っておく。
手の平に付いていた両面テープを取り、新しいテープ(買ってきたもの)を反対側に貼り仮止めする。
私は両面テープだけでの接着が不安だったので、手の平の第一関節にある取り付け穴を利用して、
M3の黒い化粧皿ネジを買ってきて補強した。
内装の、センター周りは前から後ろまで一気に外すと良いと思う。
シート関係も、助手席と助手席後ろは最終的に外して作業をした。
GPSセンサはダッシュボードセンターのスピーカ横のスペースに置いてある。
場所的には余んまり良くないのだろうが私の車では取り合えず使えている。
拡張ステーションを助手席下に付けようと思ったのだが、
助手席を外してみるとスペースが少なく、トランクに付ける事にした。
後ろのシートも外し、配線経路を確保する。
アンテナの取り付けで・・・
ステッカーが邪魔だったので・・・はがしました。
・・・で、どうしも欲しかったバックモニタ・・・も付けました。
後方視界が悪く、余んまりこの車に乗らないせいか
車両感覚もナカナカ掴めないので純正部品を買って取り付けました。
買った部品は、カメラセットとカメラカバーの2点です。
穴あけ用の型紙台紙が付いているので、トランクの内装や、ハイマウントストップランプを外してから貼ります。
私は、穴あけの周辺にはフエキ糊を付けて糊で密着させました。
ぺら付くと作業がやり難いのと、台紙とボディーの隙間に入り込んだ切り粉で塗装面に傷が付くのを防ぐためです。
また、穴あけ箇所の裏のトランクの内側の袋状になっている所には、
切り粉取り用にガムテープで切り粉ホイホイを作り切り粉を改修できるようにしました。
切り粉は錆を呼びますので・・・ね。
取り説に書いてあるほど大きなドリル刃は持っていないので5mm程度のドリルで沢山穴を開けました。
ドリル刃が向こうに突き抜けないように刃には抜け防止のテープを巻いて作業しました。
仕上げにヤスリで台紙の穴と同サイズに仕上げます。
ヤスリの先端でボディーを突いて傷を付けない様に周辺をガムテープで保護します。
穴あけが終わったら、清掃してタッチペイントで錆止めをします。
どうせ隠れる部分なので色は何でもかまいません。
私は昔乗っていた車のタッチペイントを使いました。
私が取り付け作業をした日は・・・12月の少し寒い時期だったので、
両面テープで貼るカバーの取り付け等はドライヤーで暖め柔らかくしならが行いました。
カメラの配線は・・・この先は改造になりますが・・・
赤:ACC電源
黒:電源アース
黄:信号
白:信号アース
・・・です。XYZの場合は拡張ステーションのRCA端子に接続になります。
カメラセットについてくるハーネスからカメラの部分とコネクタを使い
拡張ステーション近くまで配線を引き回します。
その先にRCAプラグをつければOKです。
電源も、拡張ステーションまで来ているのでその電源をパクリましょう。
バックカメラに映る映像もバッチリ!
視界もバッチリ!
PCとも簡単に接がるし・・・
後は、FM飛ばしの音楽の問題だな・・・
実は、この車・・・BoseシステムなのだがMDしか付けていない。
ナビをつければそっちから音楽聴けるし・・・・と甘い考えで居たのである。
Boseシステムがこんなに融通がきかないとは・・・
・・・ということで、自作のBose割り込みシステムを作ることに決め、
現在はFM飛ばしでガマン(って乗らないので良いけど・・・)している。
<つづく・・・そのうち>