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逢坂剛

さまよえる脳髄  2004年1月読了
今日2冊目の本。
タイに来る時に持ってきたウスラばか本が終わってしまったので会社のロッカールームに置いてある本を借りてきた。
元来サスペンス物や推理小説は読み始めると止まらないので読むのを普段から思いっきり抑えている。
いつも、読み始めると朝まで読んでいるのだ。過去に、何遍もそれで辛い思いをしているのである。
今回は、今日が休日であることと、明日も日曜なので多少寝坊してもいいかな?と思い切って借りてきた。
やっぱり読み始めたら止まらないのであった。
この人の本は以前から本屋で興味を持っていたのだが、上記理由で手に取った事は無い。
この本は、フロイトの精神分析や、ユングのシンクロニシティの話が随所に出てきたり、右脳・左脳の解説が非常にわかりやすく書かれている。
当然、この本はサスペンスであるので物語の中で色々な事件が起きて行くのだが、それよりもフロイトやユングの方が読後に頭に残っているのである。
学生の時、心理学の試験の前にこの本を読んでおけば多少ためになったのになぁ・・・
でも、あの頃この本は出ていなかったしな。
2004年1月コラートにて