第十四回 昔へ戻るとは言わないのです!

 さて、第14回でございます。今回は過去に向かっていくことについて語ろうと思います。・・・ん?予告と内容が違う?ま、まぁ、やっぱし具体的な話は、過去に行くことについても触れないと語りよーがなかったものでして・・・ねっねっ。んじゃまぁ、空想科学ぅー、ということでっ。

 過去へ行くこと・・・前回のような未来に行くことと違って、さらにみょーな話ではありますなぁ。なんせ、今ある現実をもう一度引き起こして行くわけですし・・・、そもそもあり得る話かと言われると・・・ねぇ・・・? が、しかぁしっ!んな無理ムチャをテキトーに考えるのがこの世界だぁっ。で、過去に行くとはどういうコトなんでしょねぇ?とりあえず、時間の流れというモノを考えてみましょう。「時間の流れはこの世の動き」といってましたが(前々回ね)、この世の動き、詰まるところ粒子の動きがあるわけでして、この粒子の動き、性質的には何かの方向性があると考えてみましょ。つまりは何の影響もない場合(自然状態というやつですなっ)は、一つ方向に動く性質とか、回転方向は右だけだとか、方向性としては、一様な方向性を持っているということになりませんか?モノを投げたら下に落ちるという性質は決まった動きですよね。・・・では、この動きの性質を反転させてみるとどうでしょうか?全ての粒子の動き方が逆になる・・・エネルギーとか物質の動きが逆になる・・・詰まるところこの世の動き方が逆になる・・・というわけです。そして、自分という空間内だけ普通の粒子の動き方をしておけば・・・自分の周りがどんどん昔の状態に向かって動いていく・・・わけなんですねぇ。

 自分と別の空間の粒子の動きを逆にする(自分には逆に動くように感じさせるというのが個人的な考えでは正確なトコ)・・・この状態を作り出せば過去に行くことも可能というわけであります。過去へは戻って行くんじゃなくって、過去に向かって進んでいくというわけなんですねぇ。で、この手段で過去に行って、前回の方法で未来(現代に戻るというのも含む)に行ったとして、果たしてどのようなコトが起きるのか・・・そろそろ時間でございます(^^)。

謎が増えてきたなぁ・・・次回ダイジョブだろか・・・(冷汗)


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