第五回 世の中皆兄弟っ!!
じっくりと話が進んでいくこの世界、今回はこの世の原点に迫っていくお話・・・。
この世の中には本当にいろんな存在ってのがありますよね。生物、機械、気体、液体、個体、細菌、大動物、地球、月、太陽、恒星、暗黒星、その他色々、っとほとんど無制限に考えることができます。これらの存在全てに対して、その成り立ち、つまるところ「何によって出来ているか」について考えてみましょうっ、うーん、空想科学ぅ(今回はトントン調子で進めていくんだーい)。
今の世の中最もよく言われている事ってのは、「この世の全ての物質は、それ以上分けられない原子と言うモノで出来ている」ってコトですよね(中学校位で習うと思うゾ)。んでもって、原子ってのは正の電荷を持つ陽子と(あっ、ここら辺から面倒ーなお話になってるかもしんないからテキトーに読み飛ばしてOKよ(^^))、中性子を中心として、負の電荷を持つ(っていうかそのモノ)電子がその周りを回っているってコト、更に細かく見ていくとクウォークやらなんやら・・・って、まぁ色々と解明していっているようです。んでもってそれらが集まって元素となり、分子となり、色々なモノの成分となっていくわけですな。
(読み飛ばした人はここらから読もうっ)結局思うところのモノは、この世の全ての物質をこまかーく、ホントに小さい状態を考えると「全ての物質は一つの、もしくは数えられる程度の種類の素体で出来ている」ってことになるんですね。そして、「その素体の途方もない組み合わせによってこの世が出来ている」というわけなんです(それが原子かどうかは別としてね)。ということはだ、今この場にいる自分も、目の前のパソも、そこらの人も、虫も、空気や海、冷蔵庫や洗濯機、地球や宇宙、何でも元をただせばおんなじってコトなんですよ。こりゃもう”人類皆兄弟”なんてレベルじゃないです。もはや”この世の中は皆兄弟”ってわけですな。うーん、同じ人間同士でケンカしてる場合じゃないやも・・・(はて?(^^;)。
ま、何はさておきこの「全ては細かい同一のモノから出来ている」、っていう考えはこれからしばらくのこの世界(空想科学の世界ねっ)での論拠に使われることが多いので、気に留めておいてください・・・。
では次のお話まで・・・。