第三回 全知全能の神への挑戦状!?(前編)

とまぁ、なんだかんだで三回目。今回は思考に関する、ふっかーい考察のお話。頭を柔らかくして考えてみてねっ。

皆さんはこの世の中に"全知全能"っていう存在があり得るかどうかってコト考えたことありますか?まぁ、もちろん神様は何でもお見通しだとか、そういった思想何タラってのもあるにはあるんでしょうけども、ここではちょっとそのコトは置いといて(信じる信じないは別ということでねっ)、とにかく文字通りの「過去だろうと未来だろうと誰のことだろうと見えてることでも見えないことでも全てのコトを知ってるぜ」っていった感じの存在について空想を広めてみてください・・・。うーん、空想科学ぅ(って、無理矢理この言葉使ってない?)。

どうですか?考えが浮かんできましたか?では、ちょっとばかし質問を頭の中でやっていきましょう・・・。
では、質問。その全知全能の存在は、「あなたが今、その"全知全能の存在を考えた"ということを知っている」ということになりませんか?
・・・当然、全知全能なんだから知っていて当然ということになりますね。さてココからが今回のポイント。もう一つ質問しましょう。
その全知全能の存在は、さっきの「 」内のコトをあなたが考えたっていうコトを知っているってコトになりませんか?更に言うと、今の質問について考えたってコトも知っているってコトになりませんか?

ちちっと解りづらくなっちゃったので、例えをあげてみましょう。
全知全能の存在がいるとして、そのヒトが(とりあえず例えとしてヒトっぽい感じとさせてねっ)、閻魔(えんま、と読む)帳のごとくあなたの考えたことを記録しているとしましょう。ここで、あなたは閻魔帳のことを考えたら、その閻魔帳に「考えた」と記録されますね。そして、さらにその記録されたってコトを考えたら、閻魔帳には「”記録されたこと”を考えた」と記録されますよね。んでもって、またさらにその記録されたってことを考えたコトを考えると、閻魔帳には「”記録されたことを考えた”ことを考えた」と記録されるわけで、以下考え続ける限り同じ言葉が永遠に続いて行くわけです。
この”永遠”に続くというのが問題でして、これから一体どういう考えに至るのか?っと言ったところで、話が長くなったので今回は話切り上げまーすっ。簡潔にやるつもりだったのにぃー、ごめんなさーいっ。


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