第30話  新潟ドライブの旅−寺泊&柿崎温泉


今年のGWは、久々の遠出・・・GWの大渋滞に苦しみながらも新潟まではるばる足を延ばして来ました。
2泊3日の旅は地元の民宿に腰を落ち着け、日本海の海の幸を堪能し、温泉でゆったりくつろぐ・・・そんな旅でした。
1泊目は寺泊、2泊目は柿崎・・・と、渋めに攻めてみました(笑)あまりメジャーな所ではないと思いますので、
今回の旅のレポートでその雰囲気を少しでも味わって貰えれば良いなぁと思います・・・!
それでは、今回の旅を写真中心の旅行記でたっぷりとお届けしましょう(^_-)☆



2002年5月3日(金)


朝7:30、家を出発。前回の旅と同じくマツダレンタカーで予約したファミリアで、GW旅行のスタートです。
ちなみに今回の旅は、宿泊先の民宿もレンタカーも、我が家が良く利用する激安情報満載のホームページ・クラブトクー!で予約したのですが、クラブトクー!とマツダレンタカーとの間の情報連携が上手く行ってなかったようで、オプションのカーナビ君の準備ができてなーい!!!
今から手配するのを待ってると出発が遅れそうだったので、泣く泣く断念(>_<)
しっかし、ダンナはすっかり意気消沈してました。前回のカーナビ君大活躍で、すっかりカーナビがお気に入りのダンナだったので・・・。

関越自動車道に入るなり・・・さすがにGW。腐ってもGW。そりゃ、渋滞するなっちゅーのが無理な話し。予定通り(!?)の大渋滞。全く車が動きません。
おまけに高速に乗って約1時間、ダンナはWCが早くもガマンの限界。ようやくサービスエリアにたどり着き、最悪の結果だけは何とか回避しましたが(笑)、この旅のスタートは雲行きが怪しいです。

長岡を過ぎて北陸自動車道に入る頃、ようやく車もスムーズに流れ始め、快適なドライブ・・・


・・・と言いたい所ですが、予定を大幅に超過する所要時間で、おまけにカーナビ君がお留守だったせいで、燕三条のインターを降りた後、寺泊へと向かう道でも迷いに迷い、農道じゃないの?って感じの道に迷い込み、ようやく寺泊の町に着いたのはもう午後の4時過ぎ。旅の一日目は移動だけで終了です…(T_T)
本当は、寺泊の町から程近い弥彦温泉岩室温泉の立ち寄り湯に寄ろうかなって思ってたんですけど…。

寺泊の町と隣の弥彦村の境を通り、日本海へと流れ込む信濃川

こちらは上流の流れ。意外と川幅が狭いなって言うのが、正直な感想。
車がビュンビュン走る橋の上で車から降りて撮影していたダンナは、他の車に轢かれそうになりながらも撮影に夢中(笑)

車内から撮影した、寺泊の名所・魚の市場通りの風景。
この日は立ち寄る時間はなし(>_<)

もう夕陽が日本海に沈もうって頃、ようやく本日のお宿『民宿・清原屋』に到着。

清原屋は寺泊の西の外れに位置しますが、海が目の前です。

海水浴場の民宿にしては、家の中はまあまあキレイですねぇ。

個人的な希望を言わせて貰えれば、TVはあまり高い位置には据えないで欲しいです。布団に寝転がって見ていると、首が疲れちゃいます。

お風呂も結構広め。清潔感もありますし。
早速ひと汗流し、丸々一日ドライブしてた疲れを癒します。

待ってました!夕食タ〜イム!
広めの客間でゆったり食べれます。品数も結構豊富。

一人一人に、このタラバガニとお刺身盛り合わせがつきます。豪華ですし、味も納得!
民宿の定番(笑)であるフライ物もイカフライ・エビフライとなかなかのお味。

すっかり陽も沈み、新潟旅行第一日目の夜は暮れて行きました…(*^_^*)



2002年5月4日(土)

2日目の朝食。まあ、可もなし、不可もなしって所ですかね。


お土産に自家製って言うお米まで貰い、清原屋を後に出発です。清原屋は宿の人も良い感じの人達で、雰囲気的には○でした。
車に乗り込み、寺泊の町の中心地に戻ります。観光協会に立ち寄り、先ほど清原屋で貰ったプレゼント抽選会に参加。抽いたのはダンナ・・・が、なんとこれが大当たり〜!
見事GETしたのは・・・宿泊優待券¥10000。でも、有効期限が今年の9月まで(ーー;)それって夏の海水浴に来いって事だよね。さすがに来る事はないでしょう。って事で、まだ間に合います。ご希望の方がいればお譲りしますよ!
と、朝からちょっと良い気分になりながら、車は昨日寄り損なった魚の市場通りへ。

ここには海産物のお店がズラーっと立ち並び、活気があり、朝からすごい人出でした。
店頭にはカニが並び、豪快に魚を丸々一匹焼いた浜焼きが美味しそうな匂いを立ち上らせています。

市場の中も、魚、魚、また魚!!!

写真は右から、イナダ(1尾¥150)・本マス(1尾¥10000)・銀鮭(1尾¥600)。

美味しそうな雰囲気を漂わせる磯料理のお店に後ろ髪を引かれる思いを残しながらも、車は日本海沿いを一路柏崎に向けて出発。

走る事、約1時間。原子力発電所の脇なんかも通り抜けながら、無事柏崎に到着。
まず今日最初のお目当ては、日帰り温泉のソルトスパ潮風です。

入館料は大人¥940。まだできて間もないようで建物の中はキレイな造りでした。
と、ここでまずはのんびりと昼風呂なんぞを楽しみます。


置いてあった柏崎観光協会の観光パンフレットを見ながら、この後の予定を検討。
まだまだ時間もたっぷりあり、ドライブがてら、市内を出てちょっと南に位置する柏崎ぶどう村まで足を伸ばす事に…。

市街地を抜け、郊外に抜け、その後結構な山道を走り、約3〜40分でぶどう村に到着。
この日はあいにくの小雨模様で、ちょっと空もどんよりしてます。

ここはレストランを備えたワイン醸造所で、醸造の様子を見学したり、秋にはブドウ狩りもできます。
館内は欧風の、木の雰囲気を漂わせる感じです。

ズラーっと並ぶ試飲のワイン。赤・白・ロゼとバリエーション豊富。酒好きにはたまりません。

ちょっと小腹を癒すため、鉄板で焼いていたフランクフルトを購入。ジューシーな味わいでした。


小1時間館内をブラっとし、再び出発。ところが、慣れない山道…また道に迷いました。気が付いたら、グルーっと回ってぶどう村に戻っていたりもしながら、何とか柏崎市内に戻り、また南下を続けます。
更に走る事、約30分。次なる目的地、日本海フィッシャーマンズケープへ到着。
ここはホテルやレストラン、お土産物屋・各種グッズのお店…等々、いろんな施設が一箇所に集まったマルチレジャースポットです。駐車スペースを探すのが困難なくらい、この日もすごい人出でした。

地魚を食べるならここ!と言う鮨健…でしたが、ご覧の通りの長蛇の行列。断念しました。

しばらく辺り一帯をブラつき、おやつ代わりにこの浜焼きを食べます。焼きたてのホカホカ。しっかりした身に、漂う潮の香りと風味。これは絶品!おススメです!


フィッシャーマンズケープを後に、またまた更に走る事、約30分。今日の宿泊地、柿崎へ到着。
しかし、この町は地味でしたねー。まあ、よく言えばひなびた日本海の町、悪く言ってもひなびた日本海の町…かな?(笑)

今日のお宿、民宿わすけに到着。
歩いて5分くらいで海岸に出れますが、この辺りは普通の住宅街。民宿じゃなくて、ただの民家?って感じです。

部屋はこんな感じ。増築した後の建屋だったみたいで、意外と部屋はキレイでした。

まだ時刻は夕刻前。って事で、柿崎観光協会のパンフレットで確認した、日帰り温泉・ハマナスふれあいセンターで、もうひとっ風呂浴びる事に…。
先ほどのソルトスパ潮風とは違い、ここは地元の人のための庶民的な大浴場って感じでした。


そして夕食・・・と、ここでハプニング発生!!!
一人用のコンロの中から、な、何と、ゴキブリが登場!!!
これにはビックリしました。ゴキブリ大っ嫌いな僕達(まあ、好きな人はいないでしょうけど…)は悲鳴を上げて、急いで宿のご主人を呼んで退治して貰いましたが、もうすっかり食欲も無くしてました。あんなの見ちゃね。宿のご主人ももっと恐縮しろって言いたくなる横柄さだし…。

更に、別注で頼んだ舟盛はやたらとマグロだらけ。もっと日本海の地魚を食わせろっちゅーの。何のために日本海まで来たんだか、分かりゃしないですよ。
と言う訳で、ちょっとテンションの下がった夕食でした。

ここ民宿わすけには、バルWASUKEって言うスペイン風居酒屋が隣接しています。

夜にはここで、軽くおつまみとカクテルで一杯やりました。って言うか、ここでお金を使わせるために、宿の夕食を地味にしてるんじゃ?と疑いたくなりましたけどね(笑)


ってな感じで、新潟二日目は地味ぃ目に過ぎて行くのでした・・・。



2002年5月5日(日)

朝食も貧弱。この後、昨日とっても食べる気がしなくて残した舟盛の残りが出されましたが、あまり食べる気になりませんでした。


これで〆て、お二人様で¥16750では文句は言えないんでしょうけど、
それにしても、ちょっとガッカリの宿でした。
って訳で、早々に民宿を後にして、帰途へと向かいます。帰りは北陸自動車道上信越自動車道を経由して帰る事にしたのですが、またもや大渋滞。長岡の辺りで車はピタっと動かなくなりました。

ようやくの事で渋滞を抜け、お昼過ぎに妙高・赤倉の辺りに着く頃には、回りはすっごい霧。すぐ目の前も何も見えなくなってしまいました。

霧の怪しい雰囲気にちょっと心躍らせながら、このまま帰るのも忍びないと…妙高高原のインターを降り、赤倉温泉に立ち寄る事に。
写真は、赤倉温泉大野天風呂・滝の湯です。


この露天風呂は良かったですよ。幻想的な霧の世界って事もあったのかもしれないけど、野趣溢れる風情の露天風呂は、これぞっ露天風呂だわーい!…って感じでした。
高原に位置する赤倉温泉の町も、スキーってイメージだけじゃなくて、ちゃーんとした温泉場の雰囲気も漂わせていて、なかなかの好感触。

更にちょっと足を伸ばして、野尻湖をしばし散策。

そして一路、帰途へと付きます。長野の辺りを抜ける頃には天気も回復。

本当は戸隠そばとか食べに寄ろうって話しも出ていたんですけど、時間の関係で断念。って事で、サービスエリアのおそばです。



今回の新潟の旅はこれにて終了。ウーン、今思い起こしてみてもあまり良い思いではありませんが、これも旅!って事ですよね(^^)v