【 3日目 / 5月1日(月) 】
6:30起床。
この日も天気は快晴。と言っても、雨が降る事が珍しいラスベガスでは、当たり前の事ですが・・・(笑)
この日の朝食は抜き。グランドキャニオンまでは40人乗りの小型飛行機で行く予定なんですが、事前の情報では気流が悪い時などは結構揺れると言う事だったので、揺れに弱い奥さんはかなりビビっていました。当然、何も胃に入れられる訳もないのでした・・・(^。^/)
グランドキャニオンへのツアーには、バスで行くウェストリムへのツアーや小型飛行機で行くサウスリムへのツアーなどがありますが、ウェストリムはグランドキャニオンの西の端っこをチラっと見るだけなので、その本当に雄大な姿を見るにはサウスリムにまで足を延ばす必要があります。
怪しいツアー会社ではグランドキャニオンとだけ言って、ウェストリムをチラッと見せて終わり・・・なんて詐欺まがいのツアーもあるようですので、十分気を付けてくださいね・・・(*^^*)
また、ロッジに泊まる宿泊ツアーもあり、やはり日帰りだけでは時間的に限りがありますので、大自然に興味がある人は泊りがけでゆっくり行かれる事をおススメします。更に、ヘリコプターでグランドキャニオンの谷底に降りたり、ラバに乗って断崖絶壁を谷底まで降りて行くようなオプショナルツアーもあるようですが、大人気のために何年も前から予約が一杯らしいです。
そして、7:10。迎えにやって来たシーニック航空のバスに乗り込み、約10分程でマッカラン空港へ。空港のターミナルビルではなく、空港の外れにあるシーニック航空の事務所みたいな社屋に連れて行かれます。
すでに多くの人達が待合室にたむろしています。このシーニック航空のツアーはbP、との評判もうなづける光景です。係の人も明るくて親切だし、もちろん日本語もOK。安心して申し込めるツアーではないでしょうか。と言う事もあり、待合室にいたのは全員が日本人。ここがラスベガスである事を忘れてしまう一瞬でした(笑)
ツアー代金・一人$218をカウンターで支払い、小さい売店みたいな所で1L入りのペットボトルの水を$2.5で購入。グランドキャニオンでも買う所はありますが、事前に買っておいた方が無難でしょう。ちなみに、この売店にはおにぎりなんかも売ってました。
7:50、いよいよ出発。写真でも分かるように、小型の飛行機は見た目にも小さいです。これでちゃんと飛べるの?・・・って感じ。気流が安定して、無事に飛べる事を祈るだけです。
タラップと言うよりはしごと言った方が似合いそうな階段を上がると、機内も狭く、天井が低くて圧迫感があります。そしてついに離陸(!)
コンパクトな機体だけに、滑走路を走る機体の揺れと加速感が身体にひしと伝わって来ますね。離陸すると轟音が機内に響きます。エンジン音で話し声も全く聞こえません。ヘッドホンでグランドキャニオンの説明(もちろん日本語)が流れるんですが、ヘッドホンでもしなければ聞き取る事はできないでしょう。
ラスベガス市内を上空から眺めたと思ったら、すぐに回りは一面の砂漠です。広大なアメリカ大陸を実感する瞬間(!)です。
天気も絶好だったせいか、上空も天候は安定しており、ほとんど揺れは感じられません。奥さんもホッと一安心。結局、往復とも天候には恵まれて順調なフライトだったので、ラッキーでした。
30分くらいたつと、窓から見える景色が変わってきます。一面の岩山。月面のクレータのようです。これが見渡す限り、遥か彼方まで延々と続いているのです。いよいよ、グランドキャニオンは目前なのです・・・!
約1時間のフライトの後、小ぶりな機体は無事グランドキャニオン空港へ着陸。空港と言っても、ただ滑走路があるだけのだだっ広い所って感じ。標高2100mと言う事もあり、ラスベガスから来ると多少涼しくは感じますが、日差しは強烈。帽子・サングラスは忘れずに・・・!
ここでバスに乗り換え、グランドキャニオン国立公園の中に入り、ビューポイントへ向かいます。バスガイドは派手な格好をした日本人のオバさん。強烈な個性でした・・・(笑)
まずは、ロッジが立ち並ぶグランドキャニオン・ビレッジへ。しっとりと落ち着いた雰囲気のロッジを抜けると、いよいよグランドキャニオンがその姿を現しました(!)
東西450kmに広がり、幅の広い所では対岸のノースリムまで約20km。コロラド川の絶え間ない流れが、17億年もの長い年月に堆積したアリゾナの地層を数kmの深さに削られて作ったこの雄大な峡谷。大自然の神秘と悠久の時の流れに感動する一瞬です(!)
これだけはどんなに言葉で表そうとしても、表し尽くせない神秘の世界です。せめてその一端だけでも、
こちら
でご覧になって下さい。拙い写真ではありますが、その感動をほんの少しでも感じて頂ければ幸せです。
こういった大自然の眺めが大好きなダンナさんは、食い入るように眺めいったままです。が、ツアーでは時間に限りがあります。残念ながらもバスに戻り、次のビューポイントへと向かいます。
のはずだったのですが、集合時間を過ぎてもいまだに戻って来ない人がいるようで、なかなかバスは発車しません。そして20分が過ぎても、依然として戻って来ない様子。これはいけませんねー。団体行動ですから、最低限のルールは守るのが常識。みんなが迷惑します。他の乗客の人達も怒り始めます。
そうこうしていたら、ガイドさんが ”じゃあ行きましょう”と言い出し、バスは発車してしまいます。これは気持ちが良かったですね。胸がスーっとしました。こういう不貞な輩には、これくらいの罰を与えるべきです。でも、集合場所に戻って来てバスがいなかったら、きっと焦るんでしょうね(笑)
いちおう名誉のために言い添えておくと、ガイドさんはロッジの人に後の事は頼んでおいたようです・・・(*^^*)
そしてバスで5分程で、次のビューポイントであるヤヴァパイ・ポイントへ。ここは更に眺めが格別。峡谷に張り出すように設置された岩のテラスからは、遥か眼下を流れるコロラド川や吊り橋なんかも見えます。左右の景観も開け、柵も何もない(!)崖ギリギリに立つと、渓谷に吸い込まれそうなほど我を忘れてその景色に見入ってしまいます。モチロン、吸い込まれはしませんでしたが・・・(笑)
ロッジには可愛いリスなんかも姿を見せますが、狂犬病のような病気を持っているようですので、むやみに近づいて手など噛まれないように(!)
ロッジのお土産物売り場には、原住民の作った民芸品やらいろいろ興味をそそられるものがありましたが、まだこの後もお土産物屋に寄る所があると言う事だったので、ダンナさんがどうしても欲しがったグランドキャニオンの写真集($6.95)だけを購入。
そして、ビューポイントの見学は終了。あっけないですが、時間の関係で仕方ないのです。でも、名残惜しかったですね。まだまだ見ていたかった。本当に時間を忘れさせてくれる風景ですから・・・。これだけは、絶対おススメです。何があっても見に行くべきです。余裕があれば、一泊くらいして満喫して欲しいですね。
バスはグランドキャニオン・ビレッジを抜け、グランドキャニオン国立公園を後にし、空港近くのトゥシヤンと言う村に向かいます。キャニオンスター・ホテルと言うロッジ風のホテルのダイニングで昼食バイキングの時間。しかし・・・料理の味は今イチ・・・今サン・・・くらいでしたね。品数も少なく、味も大雑把。まあツアーに付いた昼食なんてこんなものでしょう。でも、ホテルの内装はしっとりと落ち着いていて良い雰囲気でした。
ここで最後のお土産を見たんですが、残念。さっきのお土産物屋に比べて品数や品揃えが貧弱。さっきの所で買っとけば良かったと後悔でした。皆さんも教訓にして下さいね。
グランドキャニオン空港へ戻り、一路ラスベガスへ戻ります。帰りの飛行機も揺れる事はなかったんで、半分お昼寝モードに入ってました・・・(^。^/)
ホテルに戻ると、もう15時。でも、まだ太陽は強烈な日差しを浴びせ掛けて来ます。当初の予定通り、早朝から精力的に動きまわった疲れをちょっと癒そうと、ホテルのプールへ行きました。ラスベガスのホテルにはどこも広いプールがあり、遊びまわった疲れをほぐしたり、カジノで火照った身体を冷やすには最適です。
但し、このラクソーのプールはちょっと・・・ね。
黒光りするピラミッドが目の前に聳え立ち、一体ここはどこなんだっていう不思議な感覚にとらわれ、それはそれで面白いんですが、プール自体は素っ気もない造りで面白味がないんですよね。流れるプールや波のプールがあったり、ちょっとは凝った造りにしてくれても良いと思うんですけど。ただプールがあります・・・って感じっだたのは残念。それに照り付ける日差しは強烈で、日陰に入らずにジッとしていると焦げそうです(笑)
後日、他のホテルのプールをちらちらと覗いてみたら、いろいろ趣向を凝らしていて面白そうだったので、余計に残念です。
結局、1時間でプールからは退散。そして、この後は一度もプールに足を運ぶ事はありませんでした。
部屋に戻って一息ついた後、再び遊びに出掛けます。

ちょっと早いですが、軽目の夕食を取る事に・・・。歩いてMGMグランドへ移動。ちなみに、普通カジノホールの写真撮影は御法度ですが、このホテルのカジノフロアは上から眺められるので、こっそり撮ってみました。
お目当ての夕食は、ジャングルをイメージしたレインフォレスト・カフェです。がその前に、ダンナさんの足はカジノのフロアを横切って、ガラス張りの檻の方へ。そうです。ここMGMグランドには、
ライオン・ハビタット
と言う呼び物があるのです(!)
ガラス張りの檻の中で、完全に人になついた子ライオンが飼育係のお兄ちゃん達とジャレ合ったり、ゴロンと寝転がったり、ガラスのすぐ傍までライオン達がやって来て、可愛らしい愛嬌を振りまいてくれるのです。頭の上の天井にもガラスが張り巡らされ、そこにペタンと寝転がった姿をまじまじと見詰めると、ライオンがちょっと大きい猫に見えて愛らしい限りです。動物好きにはたまらないスポットです。当然動物好きのダンナさんのお気に入りになった事は言うまでもありません。この後も、MGMグランドを訪れる機会がある度に、いつの間にかガラス張りの檻に顔をくっつけて相好を崩していたダンナさんがいた事を報告しておきましょう(笑)

そしていよいよ、カジノフロアに隣接したレインフォレスト・カフェへ。ここはうっそうと生い茂る熱帯雨林のジャングルがテーマで、象やサイ・チンパンジーなどのジオラマに囲まれ、時折彼等の鳴き声が響き渡ったり、雷鳴が轟いたりするのです。
ガイドブックによると、激しいスコールの音と共に冷たい霧が吹き出す演出もあるって触れ込みだったんですが、そういうシーンはなくちょっと拍子抜けの感はありました。
肝心の料理の方ですが、僕達の頼んだのは前菜盛り合せのトライバル・フィースト($12.99)。春巻風のチキンと野菜のスティック・餃子・ココナツチキン・串焼きステーキなど、中南米やアフリカを彷彿とさせる野趣溢れる料理。独特のスパイスによる味付けは、人により好みが大きく分かれるところでしょう。
名物のマルゲリーラ($7.5)もかなり甘ったるく、評価は今イチ。
その後、バスに乗ってダウンタウンへと移動。ストリップの混雑もすごく、1時間(!)近く掛かってしまいました。
ストリップの北に位置するこの街は古くからカジノで栄え、地元の人が多く、庶民的でアットホームな感じが漂いますが、ちょっと崩れた雰囲気もあり、酔ったオジさん達が徘徊したりと危険な香りもありますので、あまり夜遅くまでウロウロするのは考え物です。

ストリップ沿いの街並に主役の座を奪われたダウンタウンが、観光客を取り戻そうと作ったのが『フリモント・ストリート・エクスペリエンス』です。ダウンタウンの中心・フリモント通りを長さ450mのアーケードで覆い、取り付けられた210万個の電球をコンピューター制御して、様々なカラフルな映像を映し出すのです。
僕達もダウンタウンにはこれだけが目当てで行ったのですが、その美しさと派手さには目を見張るものがありましたね。
こちら
で、その迫力ある映像をちょっとだけご覧いただけます。

ダウンタウンにあるゴールデン・ナゲットというホテルには、世界一大きな金塊があるという話しを聞いていた僕達は話しのネタにとちょっと覗いてみる事に・・・。金ピカである事は間違いないですが、それほど感動はありません。ただの金色の塊って感じ。ちゃんと加工して、アクセサリーにしないと感動は湧かないんでしょうか?
次なる目的地は、ちょっと南にあるストラトスフィア・タワーです。地上261mにある展望台からはストリップのネオンが瞬くパノラマが楽しめるのです。
移動には、ツアーについていたラスベガス・ファン・シャトルを利用する事に。しかし、乗り場が分かり難い(!)案内書を頼りにそれらしき場所に行っても、何の目印らしきものもないのです。あきらめかかった時、近くにいた日本人らしき男女に動きがあったので、何とかバスが近づいた事に気付いたのですが、このバスがまた小さく、結局乗り損なった日本人観光客も出て来る始末。本数も少なく、このバスを移動手段に考えていると大きな間違いですね。
何とかバスに乗り込んだ僕達は、程なくホテル・ストラスフィアへ到着。$6の入場料を支払い、展望台へのエレベーター乗り場へ。ここの通路がまた寂しげで、本当にこっちで良いの(?)と不安になりますが、間違いはありませんでした。

展望台は360°のパノラマが広がり、ネオンに輝くラスベガスの街全体が見渡せます。ロマンティックです。やっぱりここからの眺めは夜に限ると思いますね。但し、手摺もちゃっちい物だし、高所恐怖症の人は足が竦むかもしれません。
またここの名物として、展望台の回りを走り抜けるローラーコースター『ハイ・ローラー』($5)と、展望台の上約50mの高さに時速70kmで打ち上げられる『ビッグ・ショット』($6)があります。このスリル満点のアトラクション、スリルと刺激に快感を覚える人なら是非乗るべきでしょうが、ジェットコースター類が苦手な奥さんは勿論パス。意気込んでいたダンナさんも、結局ビビってしまいパス。(情けね〜!)
タワーからの夜景を満喫した僕達はホテルの前からタクシーに乗り、ラクソーへと戻りました。ストリップ通りが混雑という事もあり、タクシーは裏手のハイウェイをスイスイと走り抜けて行きます。時間的にも10分そこそこ、値段も$13とまずまずはお得です。こういう手があるのは、覚えておいて損はないでしょう。
いやー、この日はいろんな事をしましたね。もう充実、満点です(!)
しかし、しかし、まだまだこれだけでは終わりませんよー。ホテルに戻った僕達は、疲れを取って明日からの行動に備えるために、ホテル内のスパ『オアシス・スパ』へ向かうのでした。
受付で$20の入場料を払い、男女別のスパへ入場。ここからは、奥さんとダンナさんがそれぞれ、中の様子をレポートします・・・!
【ダンナさんのレポート】
中に入ると、まずはソファの置いてあるリラクゼーションコーナーがあります。ここではミネラルウオーターや各種のジュースが飲み放題。りんごやバナナなど果物もあります。湯上がりにくつろげる場所です。
その奥の脱衣室で服を脱ぎ、ガウンをまとい、バスタオルを手にして中へと入ります。
中は、スチームサウナ・ミストサウナ・ジャグジーバス・寝湯などがあり、回りの装飾も落ち着いた雰囲気を醸し出し、すっごくリッチな気分にさせてくれます。ほとんど人もいなく、ラスベガスの喧騒を忘れてゆったりとお湯につかっていると、疲れも徐々に抜けていきますね。室内の各所にも冷たい飲み物が置いてあるので、それをチビチビやりながら温かいお湯の中で手足を伸ばすのも乙なものです(!)
すっかりのぼせた後は、リラクゼーションコーナーでくつろぎ三昧。やっぱり日本人、広いお風呂は良いですね・・・>^_^<
【奥さんのレポート】
スパの造りは男性用と同じようです。マッサージ大好きの私は勿論全身オイルマッサージ$80を申し込みました。個室で受けるマッサージはもう最高!と言いたいところですが、これがあまりにもソフトタッチで全身凝り性の私には全く利きませんでした。その内核心に触れてくれるかなと思っている間に終わってしまいました。グアムのマンダラスパは良かったなー。(ほのぼの旅行記・グアム編を参照)
その分スパは十分に堪能しました。何しろ他に人がいなくて全部貸切りだったのでジュースやミネラルウォーターを好きなだけ飲みながら、ふやけまくりました。
スパを出ると、すでに時刻は夜中の12時。しかし、ラスベガスの夜はこれから。スパでさっぱり汗を流した僕達は、またまたカジノで勝負に挑むのでした。
しかし、この日も成績は芳しくありませんでした・・・(トホホ)
奥さんは一時調子を上げ、最後には$30を換金して手元に取り戻したのですが、それでも$50を投資していたのでトータルは$20の赤字。勝負弱い(?)ダンナさんは良いところなく、この夜も$30をスっていました。
ドカーンと一発(!)なんて甘い夢を見ていても、現実は厳しいですね・・・(-.-)
[ 4日目 に続く ]