2000年12月30日(土) 【 出発 〜 ホノルル到着 】

航空券が届いてから、あっという間に出発の日がやって来た。
今回は、せっかくの初個人旅行なので、チェックインもTCAT(東京シティエアーターミナル)ですることにした。
TCAT見学も兼ね、早めの14時に自宅を出発。三田線、半蔵門線と地下鉄を乗り継いで、15時に水天宮前にあるTCATに到着。
すぐに、JALのカウンターでチェックイン。全然人がいないので、本当にすぐにチェックインできた。
窓際の3列のうちの通路側2列で良いか聞かれたが、奥に人がいると、その人がトイレに行く時に面倒だとだんなが言うので、真ん中の通路側2席にして貰った。
重い荷物も預け、身軽になって2階へ。まずは、成田までのリムジンのチケット(1日2900円)を購入。見学の時間を計算して16時半のにした。
2階には、大きい売店があり、旅行グッズ、薬、本など何でも売っている。ここで文庫本を1冊ずつ購入した。
しかし、ビジネス客のいないシーズンだからか、こんなんでやって行けるの?とこっちが心配になってしまうほど、人がいない。 あまりに、人がいなくて、さびれた雰囲気まで漂っている。
レストランも営業していないところもあり、ここで、遅いお昼ご飯を食べようと思っていたのに、すっかり目論見が外れてしまった。
ご飯は成田で食べることにし、セルフサービスのカフェで、グラス生ビール(350円)とサラダ(100円)を食べる。
3階で出国手続き。ここも前に1組しかいなく、あっという間に終了。

リムジンで約1時間、初ハワイ以来、数年ぶりの第二ターミナル着。
いつもなら、空港に着いたら、まず旅行会社のカウンターで、チェックインをしなければならないが、今回はもう済んでいるので、まずは、だんなの重い冬物コートを手荷物預かり所に預ける。 10日間以内で1650円(後払い)。
次にJCBのカウンターに行き、ハワイの資料を貰い、粗品の冷んやりシートも貰った。

18時になり、いい加減おなかも空いたので、ご飯を食べることにした。一通り見て回ったが、事前に成田空港のHPで目を付けていた、汁専門店『醤』(ひしお)へ。
ここが、大正解。2人とも、北海あられ寿司・本日の汁(けんちん汁)付(1180円)にしたのだが、空港で今まで食べた中で一番美味しかった。

食事も終わり、出国審査の列を横目に、脇の通路を通りぬけ出発エリアへ。免税店でお決まりの煙草ケントスーパーマイルドと私の化粧品を購入。
化粧品は、ハワイで買った方が安いのだが、ハワイにはヘレナルビンスタインがないので、ここで美溶液パワAを買った。と思ったら、ハワイのDFSにヘレナのコーナーが出来てた。

今回は、搭乗口がサテライトの方だった。無人運転のモノレール(って言うのかな?)に乗り、サテライトへ移動する。前から気になっていた、仮眠室とシャワールームはこっちにあった。しかし満室で利用はできなかった。
20時すぎ、やっと搭乗。リゾッチャペイントの機体ではなく、新しい機体らしく、エコノミー席にも、MAGIC−Tと言う、パーソナルテレビがついている。おまけに、だんなの隣りの席は空席。なかなか良い感じだ。
ちなみにこの、MAGIC−Tと言うパーソナルテレビは、ゲームもできるし、ビデオチャンネルもかなり沢山あり、長い機内を退屈しないで過ごせそう。
時間通り20時45分離陸。

機内食は、だんなが和食(牛肉とゴボウの山椒煮・ご飯添え)、私が洋食(ペンネパスタのフローレンス風グラタン)。どちらも、まあまあ美味しかった。
すこし、ウトウトしたものの、子供も多く、いつもどこかで泣き声がする状態で、あまり眠れない。だんなに至っては、隣りが空席と言う慣れない状態に、体勢が決められず、風邪気味だったこともあって、かなり寝辛そう。

到着前の軽食は、噂のリゾッチャ袋に入った、デニッシュとアップルジュース。寝起きに甘いデニッシュは食べたくなかったので、ジュースだけ飲んだ。

8時、定刻より少し早めにホノルル着。エコノミーでも前の方の席だったので、すぐに機外に出られ、WikiWikiバスに乗らなくても良い場所に飛行機が着いていた為、早足でイミグレーションに到着。
同じ便の乗客の中では、ほぼ先頭でイミグレに着いたため、10分も待つことなく入国完了。バゲッジクレームに行き、JAL1084便のターンテーブルに近づくと、係りの男性から「ここじゃないですよ」と言われる。 あまりにも早く着いたため、前の便の乗客と間違われたらしい。便名を言うと、びっくりしていた。
荷物も既に出ていたので、税関を通って、正面の個人出口から、外へ出たのは8時15分ころだった。
1年半ぶりのハワイ。よく、ハワイの旅行記で、空港を出ると感じる、甘い花の香りのことを書いてあるのを見るが、今まで2回のハワイでは、ハワイに着いた嬉しさで、そんなことを感じる余裕もなかった。でも今回のハワイでやっと私もその香りがわかった。 本当に甘〜い香りだ。

すぐにUIUIさんへ電話。ホテルの50%OFFの料金は、UIUIさんが持っている割引カードを提示してチェックインしないと摘要されないため、ホテルの前で待ち合わせをしなければならないのだ。
UIUIさんに電話をすると、「えっ、もう着いたんですか?8時10分到着でしたよね。もう??」とかなり焦っていた。
外で、だんなが一服してから、タクシー乗り場へ。少し待ち、タクシーに乗りワイキキへ。オハナワイキキビレッジと言ったら住所を聞かれた。何気なく、メモ帳に住所を書いていたので、すぐに答えられて助かった。あまり有名所ではないホテルに行く時には やはり、住所は控えておく方が良いらしい。ホテルまで、料金はチップ込みで$25

8時50分、ルワース通りのホテル着。入り口でUIUIさんを待つ。9時頃、汗びっしょりでUIUIさん、走って到着。UIUIさんもホテルの場所がはっきり分からず、迷ったそう。

すぐ、フロントへ行ってチェッックイン。UIUIさんとフロントの人が英語で話している間、すぐに入れればラッキーだけど、さすがにまだ9時だしなーなんて、思っていると、UIUIさんが「予約した1ベッドの部屋ではなく、ツインの部屋ならすぐ入れるそうですけど、どうしますか?」 と聞いてきた。小さいベッドは、落ちそうで嫌なので、1ベッドを指定したけど、そんなにこだわっているわけではないので、勿論、即OKした。

部屋は11階。行ってみると、シティービューの予約だったはずが、公園側のパーシャルオーシャンビューの部屋だった。やっぱりベッドはシングルサイズで小さかったが、もうそんなことも気にならないくらい良い眺めの部屋だ。

一通り部屋をチェックし、UIUIさんとお別れ。部屋の様子はこんな感じです。バスタブが無いことを除けば(それも最初から分かっていたことだし)、特に不満な部分もなく、かえって豪華なホテルより、馴染んで快適に過ごせた。貧乏性?

ちなみに、オハナワイキキビレッジのホテルの様子は、 こちらの特集ページで詳しくお伝えしています。あまりガイドブックで取り上げられる事もないですので、ご参考にどうぞ・・・(!)


[ 1日目−到着後 に続く ]