第32話  思い出の箱根小涌園・親孝行の旅


ダンナの小さい頃、家族で毎年旅行に行ってました。箱根小涌園やらハトヤホテルとか・・・
同居しているダンナの母親がポツリと、『また行ってみたいねぇ』とつぶやくのを聞いて、
年老いた母親が思い出の地を訪ねたがってるんだなぁって思い、ここは一発親孝行しとかなくちゃ!
って事で、ウチの夫婦で母親を連れて行く事になったのです。メチャクチャ喜んでました(^_^)
さぁ、そんな親孝行の旅をスナップショットと共にご覧いただきましょう♪



2002年9月21日(土)


事前の予約も済ませ、当日は家族3人元気で出発。
小田急ロマンスカーで一路箱根のお膝元・箱根湯元へ向かいます。
車内では、途中で買った稲荷寿司と海苔巻きをつまみに、ビールで乾杯!(朝っから・・・笑)

お昼前には、箱根湯本駅に到着。
天気も快晴で、近くを流れる川面もキラキラ輝いていました。

箱根湯元駅から歩いて10分位、湯本温泉入り口にある豆腐料理のお店・知家茶屋(しかぢゃや)で昼食。
さっき稲荷とか散々つまんだ母親は、
”エーっ、また食べるの?”
って顔をしてましたが(笑)

まずは、こちらで詳しいメニューをご覧になって下さい。
ご注文はお決まりになりましたでしょうか?(*^_^*)
では、豆腐とき膳(¥2300)のコース内容をご賞味あれ・・・♪

わさび味噌奴
コクのある豆腐に、わさびとくるみの味が香ばしいアンが掛かってます。

一番の名物料理・早雲豆腐
温めた豆腐に擂りおろしたとろろが掛かっています。

豆腐ステーキ姫がんも煮
豆腐ステーキは醤油ベースのソースにバターが利いています。姫がんもは豆腐の味がしっかり出ていて、甘辛煮です。


腹ごしらえも十分過ぎる程済ませ(笑)、箱根湯元駅に戻ってバスで移動。
約30分、箱根の険しい山道を走り、バスはいよいよ思い出の地、箱根小涌園に到着!!!
まずはこちらで箱根小涌園の全貌をご覧いただきましょう。

こちらが箱根ホテル小涌園の本館でーす。すっかりこギレイになって昔の面影は残っていません。(と言っても、30年近い昔ですけど・・・)

今回のお泊りは本館ではないので、こーんな急な坂道を登らなくちゃいけません(>_<)
実は巡回バスが走っていたんですけどね(笑)

坂道の途中から見た、湯〜とぴあユネッサンの建屋。屋外温水プールの歓声も聞えてきます。

やっとの思いで坂道を登りきり、今回お泊りのニューペガサスインに到着。

入り口でーす。
キレイな感じですよね。

ロビーも、旅館・・・って言うより、ちょっとおシャレなホテルって感じ。

とりあえず荷物だけ預け、まだチェックインまで時間があるんで、先に湯〜とぴあ&ユネッサンスで遊ぶ事に・・・。
いやー、しっかし遠いっす(@_@;)
曲がりくねった通路を行き、何回もエレベーターを乗り換え、迷路(笑)を抜けてやっとたどり着きました。

ここが受付。
湯〜とぴあ&ユネッサンスは水着で遊べる温水プールとスパです。

さっそく更衣室で水着にお着替え(^_^)
ここのロッカーは腕に嵌めたリストバンドの磁気で開け閉めできて便利。

このコメントには笑いました。
はいらいないで下さい。
 とじこめられます

って事は、誰か閉じ込められた事があるんでしょうね(笑)

館内では写真は撮れなかったんで、ちょっと上の方から盗み撮り(笑)

館内は想像してた程は広くありませんでしたね。屋外プールゾーンも狭いし、この時期は温水って言っても寒い(>_<)
館内のスパゾーンも人で人を洗うような状態(@_@;)
ただ湯〜とぴあは色んなお風呂があって楽しいですよ。
特におススメは、死海と同じ塩分濃度と言う触れ込みの死海風呂
本当に浮きます!身体が軽くなったような気がして、無重力状態を楽しめます。ただし、身体に傷があったり、肌が荒れた人は要注意。シャレにならないくらい滲みます。傷口に塩をなすりつけたようなもんですからね(笑)
母親も童心に返ったように、あれこれ楽しめたようです。

その後、大浴場でさっぱりと汗を流し、再びニューペガサスインに取って返し、チェックインを済ませてお部屋に・・・。

和室の部屋は狭いですが、まぁまぁキレイです。
あれこれ遊ぼう!ってのがメインのホテルですから、部屋は寝れれば十分!?(笑)

窓からの眺めもこーんな感じ(T_T)
温水を流すパイプが縦横無尽に走っていました。

ニューペガサスインの最上階にある大浴場をすかさずチェック。

決して広くはないですが、みんな本館の大浴場に入る事が多いようなので、ヒノキのお風呂がゆったりのんびり楽しめそう。

ゲームコーナーも充実。
母親はパチンコやら、こう言うゲームが大好き。無邪気にはしゃいでいます。そんな様子を見ていると、こんな事で親孝行になるんなら、また連れてきてあげたいなぁって思っちゃいます。

売店です。
でも、こっちの売店はごくごく平凡・・・

本館ゾーンの中央にあるショッピングゾーン・ミーオモールです。
巨大なお土産物屋!?(^_^)です。
あれこれ見ているだけでも楽しめます。

その脇にはちょっと風情のある小径にレストランが併設されています。

そんなこんな事をしている内に、夕食の時間です。

夕食は大広間でバイキングです。

地ビールで乾杯〜っい!
母親も
『いろんなものが少しずついっぱい食べれるから』
って事で、バイキングはお気に入り。

和洋中、ちょっとずついろんな物を食べちゃいます。
ちょっとずつって言っても、結局お腹がふくれるまで食べちゃうんですけどね(笑)

デザートも忘れずに。ここまで余力を残しておかないといけません(^^)v


すっかり遊び疲れた母親は早めに就寝。
僕達は、またお風呂に入ったり、先ほどのミーオモールで買っておいたカマボコとビールで一杯やったり、ボケーっとTVを見たり、グダグダの箱根の夜は過ぎて行くのでした・・・。

2002年9月22日(日)

二日目の朝もバイキング。
朝からまたまた満腹モードです(笑)

帰りのバスを待ちながら、まだ朝の涼しさが残る山並みをボーっと眺めます。
夫婦二人の気ままな気まぐれ旅も良いですけど、やっぱり
『親孝行、したい時には親はなし』
も大事だよなぁ・・・なーんて思う旅でした!