南の島で暮らす人に聞いてみよう!
第4回
『熱帯の食卓』



☆答えてくれた皆さん☆
(南→北に向かって順に紹介します。)

『Talofa lava from SAMOA!』のyahoiさん。
(当時サモア・ウポル島在住)

『MAURI PARADISE』の皆さん。
キリバス・タラワ環礁在住)

『パラオよいとこ一度はおいで』の植村芳子さん。
(当時パラオ・コロール島在住)

ご協力ありがとうございました。


■yahoiさんからのお答え■
(元サモア・ウポル島在住)

★食材別サモアでの食卓

タロイモ…マーケットではココナツバスケットに何十個もはいって
        三百円ぐらい。これを使わない手はありません。

【タロイモの煮物】
タロイモは基本的には日本のサトイモに近いので
しょっちゅう煮っころがしにします。
調理法もまったく普通の煮物のように。
【タロチップス】
ポテトチップスより歯ごたえがあり美味。
スライスや短冊など好みの形に切って揚げるだけ。
小腹がすいた時の子供のおやつにもちょうどいい。
チップスになったものがマーケットなどでも売られています。
【タロイモ入り茶碗蒸】
なぜかyahoiの作る茶碗蒸のメインはタロイモ。
タロイモとニンジンなどを椎茸(日本から調達干し椎茸)と
いっしょに下味をつけて煮ておく。
卵液とともにタコでも白身ざかなでも鶏肉でもロブスターでも
あるものみんな入れる。
青菜にクレソン(これしか手に入らない)たっぷり入れて蒸す。
【タロイモのコロッケ】
ジャガイモの代わりにタロイモでコロッケ。

§^。^§=安いタロイモはその他、スープの具とか、茹でて
ショウガ醤油やマヨネーズで食べたりといろいろ活用。

◆タコ…サモアでは生のタコが手に入りやすい。

【タコ飯】
タコの炊き込み御飯を作ります。
生のタコを軽く醤油で下味をつけておく。
米にタコと水、酒、醤油、などをいれて炊き込む。
味は好みで調節してください。
とっても簡単でおいしい。ご飯が炊けるとき、タコの香りがよく
たきあがりのご飯はきれいなビンク色になります。
【サモア流タコ】
サモア流のタコ調理の代表的なのは
タコをタコ墨とココナツミルクで蒸します。
色は悪いけどおいしい。

§^。^§=タコはスパゲティー用のソースを作ったり、
ホワイトソースに入れてタコ味のグラタンとか…(変かなぁ)
に使っています。

◆マグロ(メバチマグロ・カジキマグロ・トンボマグロなど)
(楽マニ:yahoiさんのページ参照。)

【刺身】
一匹なり買った場合には調理(解体)がたいへん。
サモアに暮らすようになりあらためて日本の魚屋さんに感謝 !
【寿司】
刺身が安いのでよく手巻き寿しを家族で食べる。
…がとうとう海苔がなくなってきた。
そこでこの頃はニギリにした。
夫婦で寿司を握っている。なかなか上手いよ。

§^。^§=鮮度が落ちてくると魚のムニエルとか魚のフライなどに利用。
ショウガとお醤油と砂糖でつくだ煮ふうに煮てもおいしい。

★サモアの家庭料理

「コバイ」と呼ばれるスイトンのようなもの。
小麦粉の団子いりのスープで味は砂糖とココナツミルクで整えてある。
「ココアライサ」はココアライスのサモア語で
その名のとおり米をココアで炊き込んだもの。
仕上げにやはりココナツミルク。
(楽マニ談:サラムムという村に泊めていただいていたときに
出して貰ったことがあります。ココア味のお粥・・・。
興味のある方は一度お試しあれ!!このミスマッチの彼方に
きっとサモアの日々の暮らしが浮かび上がってくるでしょう・・・(^_^;))

「ファーウシ」というパパイヤと小麦粉でつくったおやつも人気。
味はココナツミルクと砂糖で。

メイン素材が違うだけでみんなココナツミルクテイスト。
サモア料理は基本的にはウムでできるものなので難しい小細工なし。
なんでもいいからウムにしてココナツミルクに砂糖か塩で味付けするだけ。

(楽マニ:「これは旨い!」と思った食材を教えて下さい。)
フルーツはどれも美味しい。特にマンゴ、パパイヤ、パイナップル。
メバチマグロの脂ののったとこ。
小ぶりのヒラアジ

(楽マニ:反対に「これだけは、未だに馴染めない」食材は・・・?)
生のなまこを食べた時吐きそうになった。
日本のなまこは好きですがここのはちょっとちがう。
サモアで採れる貝系の生モノはなぜか私の体が受けつけません。
加熱調理モノならOK。理由はわかりませんが体がそう言っている。

(楽マニ:買わなくとも、自分で手に入れられる食材は何?)
釣ってくる魚、カニ。
庭になっている、マンゴ、パパイヤ、グァバ、パッションフルーツ
アピゥ、スターフルーツ、など
バナナ、ラウペレ(食用葉っぱ)、ビィー、などよく頂きます。
どれもそこらじゅうに勝手になるものですが。

(楽マニ:食べてはいけないとか、沢山食べると良くないとか言われている
食材はありますか?)

特定の魚などのワタとか…?楽マニでチェックしなくちゃ!
パパイヤやマンゴ、パイナップルなど食べ過ぎてたまに下痢する。


■マウリパラダイス特撰MENU■
1999年夏に『楽マニ』がお邪魔した際に
中村シェフが出してくれた料理の数々です。感謝。

8月31日(火)「楽マニ、無人島上陸を画策する・・・。」
キリバス共和国タラワ環礁着。カヌーで2時間、ついに目的地ブワリキ村に到着。
この夜、現地のスタッフと「無人島」ミーティング。位置は確認してはあるものの、
上陸したことのあるものはおらず、まして夜を明かしたことなど誰もなかった。
そこで急遽、村の現役ばりばりフィッシャーマンに同行して貰うことにした。
■夕食メニュー■
パンの実のフライ
☆キハダマグロのチリソース和え
☆キハダマグロの刺身
☆キハダマグロの兜焼き
☆キハダマグロのカマ塩焼き
☆インド風野菜カレー
テ・ゴウマラ(貝)の塩ゆで

9月1日(水)「楽マニ、無人島で暮らしてみる。」
朝食もそこそこに、カヌーで出航。2時間ほどの航海で無人島が姿を現す。
珊瑚礁の切れ目を見つけて島に近づく。
何とそこには、漁師が避難用(?)にこしらえた簡易小屋が建っていた。
ラッキー!と同時になんか拍子抜け。しかし、棲み家はあっても食料はない。
早速、漁へ。
手始めは、ヤシガニ獲り。倒れたヤシの根元や、落ちたココナッツのまわりを探す。
1時間ほどで、小振りながら2匹GET。
次は、追い込み漁。これが一番面白かった。
全く言葉の通じない地元のフィッシャーマンとコンビを組む。
浮きとおもりの付いた10mほどの網をセットし、それに向かって魚を追い込む。
両手を拡げ身体全体で水面を打ち、いかに大きな水音を立てるかがポイント。
30〜40cmの魚2匹GET。(写真を撮ってる暇がなかった・・・残念。)
続いてタコ獲り。干上がったサンゴ原で、タコのいそうな穴を捜し、棒でほじくり出す。
もの30分で、タコ3匹、ウツボ1匹GET。ウツボは生命力が強い。なかなか死なない。
現地スタッフの中ちゃんは炊事当番。
佐々木君は、スピアフィッシングで、20cmくらいの魚を5〜6匹GET。
■夕食メニュー■
☆タコ刺し
ブダイのフライ
フエダイのココナッツ煮
☆ウツボの塩ゆで
☆ヤシガニの塩ゆで
☆ブダイのみそ汁
*「塩ゆで」には、海水を使用。ココナッツは現地調達。「飲料水」「油」等は持参。
漁師小屋を無断借用して就寝。一晩中貿易風が吹き込み寒いくらい。

9月2日(木)「楽マニ、無人島から逃げ出す。」
本日の満潮は9時。(礁湖が浅いため)その前後2時間以内に脱出しなければ、
明日まで出航できそうにない。しかも雲行きまで怪しくなってきた。
雨が降れば水が確保できるという利点もあるのだが・・・。
相談の結果、今回は帰ることにする。
〓今回の探検で分かったこと〓
☆無人島には蚊がいない。
☆無人島は意外に寒い。
☆コツさえ掴めば、食糧の確保は出来る。
☆飲料水の問題は解決されていない。
■夕食メニュー■
シャコガイの貝柱の刺身(無人島帰りに漁師からGET)
ハタヒメジの刺身(〃)
☆ヒメジのフライ(〃)
☆カワハギの塩焼き(〃)
☆タコのマリネ
☆タコ刺し
☆パンの実のココナッツ煮

9月3日(金)「楽園潮干狩り・第1日」
■夕食メニュー■
☆イセエビの塩ゆで
☆タコピラフ
☆タコと野菜の天ぷら
テ・コイコイ(貝)の甘辛煮
☆ペケイデフラワー(小麦粉とココナッツで作ったお菓子)

9月4日(土)「楽園ダイビング・第1日――楽マニ、カメに遭う」
■夕食メニュー■
☆イセエビ刺身
☆トガリエビス刺身(美味)
☆ハタの塩焼き
☆手巻き寿司
☆キハダマグロ入り中華風野菜炒め
☆トガリエビスのみそ汁

9月5日(日)「楽園ダイビング・第2日――楽マニ、カメにぶつかりそうになる」
■夕食メニュー■
☆テ・イポ(ゴカイの仲間)の塩ゆで
☆イセエビサラダ
☆ハタの刺身
☆寄せ鍋
☆キハダマグロのカツ丼
☆テ・ブン(貝)の塩ゆで

9月6日(月)「楽園潮干狩り・第2日」
■夕食メニュー■
テ・ゴウマラ(貝)のヤシ酒煮
☆BBQ(テ・ブンとタマネギの串焼き、キハダのニンニク醤油、ソーセージ、鶏、
フエダイ、シャコ(美味)etc.)
ヤシ酒

9月7日(火)「楽園潮干狩り・第3日」
■夕食メニュー■
☆イセエビの塩ゆで
☆パンの実のフライ
シャコ(美味)の塩ゆで
ロウニンアジの刺身
☆マグロのチリソース
テ・カスラ(貝)のみそ汁
☆チキン入り野菜炒め

9月8日(水)「楽園潮干狩り・第4日」
■夕食メニュー■
サザエの刺身
☆イセエビの刺身
☆スマの刺身
☆シーフードカレー
☆アジの塩焼き
☆バナナのココナッツ煮
テ・マナイ(オカガニ)の塩ゆで
☆種なしパンの実のフライ
☆タコのげそ焼き

9月9日(木)「楽園出発」
キリバス出発。フィジー経由、ナウル経由、ポナペ経由、グアム着。


■植村さんからのお答え■

基本的にはシンプルな調理方法です。何故か「味の素」は必需品のよう…。

Titiml(特に魚料理にこの葉は必需品。3cm位の緑色から熟すとオレンジ色の
    実がなりジュースにして飲む。2月末頃、付近は甘い香りでいっぱい)
(楽マニ:昨年、パラオにお邪魔したとき口にしました。確か、柑橘系の葉だったような。山椒の葉ような香りだったような・・・??? もしかすると、フィリピンで言うところのカラマンシーかも・・・。)

   @BELDAKL(パラオ名) Fish Soup
      新鮮な魚を鍋に入れ水を加え火にかけ2,3分後Titimlの葉を入
      れ火を止める。Titimlの葉が魚の臭みを取る為、日常的に使われ
      るようです。 調味料は塩、胡椒。

カンクン(葉はほうれん草に似ており茎は空洞ちょっとぬめりがありパラオ
     ではナッパと呼ばれている)
(楽マニ:中国野菜で、ヨウサイ、エンサイ、クウシンサイ(空心菜:茎が空洞の菜)と
呼ばれてる野菜だと思います。インドネシア語でカンコン(kangkong)。
植物としてはサツマイモの仲間ですが、芋がありません。)


   @カンクンソテー
      カンクンをバターとにんにくのスライスで炒め醤油を少々とても美味
      しい。

   Aすき焼き等鍋物の野菜として利用しております。

パパイヤ

   @緑のパパイヤをスライスし鰯やツナ(多分缶詰)玉葱を油で炒め醤油+
    味の素

タロイモの葉
 
   @タロスープ
     タロイモの葉をココナッミルクで煮る調味料は塩+味の素。

ササップ(サワサップ) 果物 写真添付


(楽マニ:ヴァヌアツのメレ村ではシャウシャウと言ってた。いわゆる“soursop”。)

   @硬い種を取り果肉を裏ごしにかけペースト状
     アイスクリームのソースとして使用 (アイスクリームはバニラに限る)  

   A牛乳に混ぜて飲む(我が家のみかも、乳製品も輸入品の為賞味期
     も1年位で味が馴染めない)

(楽マニ:「これは旨い!」と思った食材を教えて下さい。)
  ・余り思い浮かばないです

(楽マニ:反対に「これだけは、未だに馴染めない」食材は・・・?)
  ・フルーツバット(こうもり)
    話だけ聞いていたのですが、先日お客様から送られてきた
    パラオ旅行記のビデオを見てびっくりフルーツバットをレス
    トランでそのまま丸ごとを食べているのです。
    メニューにあるそうです。
 
(楽マニ:買わなくとも、自分で手に入れられる食材は何?)
  ・我が家の青じそ
  ・たまにバナナを戴く

(楽マニ:ココヤシは、どんなものに利用されていますか?)
  ・ホテルではフルーツバスケットのバスケット
  ・レストランの装飾

(楽マニ:ご自宅に、パンダナス製のものはありますか?)
  ・自作の鳥
       海老
       小さな箱
       バスケット
  ・物入れ (パラオ人はビートルナッツ4点セットを入れている)
       我が家では手紙入れに使用



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