| パンダナスの木の高さは、だいたい3〜5mくらい。稀に10m程になることもあります。根元近くの幹からは真直ぐで太い多くの根(気根/支柱根)を出して、岩だらけの場所でも幹が倒れないように支えています。枝や気根にはたくさんの刺が生えています。葉は枝の先端部からラセン状に出ます。葉の長さは1〜2m、幅10〜20cm程で、周囲と裏側の太い筋に刺が生えています。雄株と雌株があり、雄花はたくさんの小さな花が集まって複数の穂を形作り、全体をクリーム色の苞(花を守るために変形した葉)に包まれています。とても良い香りがします。雌花は枝の先端――葉がラセン状に出ている中心部分――に球状に集まり、やがて楕円形のパイナップルに似た果実になります。果実は熟すと、黄色からオレンジ色、種類によっては赤くなります。50個ほどの小さな果実に分かれいて、それぞれの付け根にあるジューシーな部分を食べることが出来ます。パンダナスの実は軽く海水に浮き、また長期間海水に浸かっていても発芽する事が出来るので、人の手に頼らずにオセアニア
一帯に広がったと考えられています。岩場や環礁の砂浜などの土壌の悪い土地でも育つために、パンダナスの実が食糧として重要な位置を占めている地域もあります。太平洋及びインド洋地域の熱帯から亜熱帯に広く分布しています。 パンダナスはポリネシア地域において最も有用な植物の一つで、特にその葉は、マットやかご、帆や帽子を作り、屋根を葺くのに使われています。また、果実や若い芽、気根を食用とする地域もあります。気根の繊維は編んでロープにされることがあります。 ■パンダナスの栽培と加工 ■シングル・マットの編み方 ■ダブル・マットの編み方 |
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