零号機 ＹＡＭＡＨＡ ミニトレール（通称ミニトレ）
これは私の先輩が乗っていたのを時々借りていたのだ。クラッチ操作とかはこいつで覚えた。だからこいつでウィリーをやったこと数回、犬のお散歩（ウィリー状態で、自分が振り落とされてバイクだけが前に言ってしまう状態）も２回あり。しかし、借り物と言う意識があったせいか、転かしたことは一度も無し。
初号機 ＹＡＭＡＨＡ ＲＸ５０
中古だったが、１年でエンジンを潰す。やはりかなり回しすぎたせいだろうか？
原付なのにアメリカンスタイルと言う面白い奴だった。でも２スト。最高時速は
100km出したことあり。最後は中古としても売れず、鉄くずとして解体屋行きとなった。こいつに乗っていたときは、友人にサーカスのゴリラの曲芸みたいだ、とよくからかわれていた。今出しても売れると思うんだけどなあ。
弐号機 ＨＯＮＤＡ ＮＶ４００Custom ２型
きっちり６年乗る。現在のアメリカンブームの前に出た、俗に言うジャパニーズアメリカンスタイル。まだまだ走ったのだが、高速移動がきつくなったのとオン
ロードに乗りたくなって泣く泣く乗り換える。マイナーチェンジ後最初のロットの１台だったが、故障という故障はついに全く無かった。シャフトドライブのお
かげでメンテナンスフリーだったし、本当に手間のかからなかったなあ。
でも、最初からシーシーバーもどきがついていたので、シートの交換等は全く不可能だった。後ろに乗せると皆が寝てしまうという程良い乗り心地だったらしい（なんせ自分では乗ったことが無い）。こいつで殆どバイクのおもしろさを教わったようなものだった。こいつでコケたこと３回。そのうち１回はマフラーが火花を出しながら滑っていき、変に綺麗だったのを今でも覚えている。又、アメリカンなのにコーナーでステップを擦りながら走っていたのは仲間内では有名な話(^_^;)。今頃は多分アジアのどこかを走り回っている可能性大。売ったのを未だにちょっと後悔している。ああ、金があればなあ。
参号機 ＫＡＷＡＳＡＫＩ ＺＺ−Ｒ４００ 91年型
こいつが現在の愛車。９９年１０月で４回目の車検が来るのだ。
買って１年目にエンジンのメーカークレームが出た他は大きなトラブルは無し
（と言うかとりあえずは自力で何とか出来る程度の故障はチョコチョコあり）。
左のカウルにミラージュ騎士のシンボルをつけているが、買った当時はやたらと数が多かったので自分のがわからなくなったりしたため、目印換わりに貼ってある。現在タイヤははピレリのドラゴンシリーズを履いているので、コーナーでの信頼感はあり。しかし、いきなりパタッと倒れるので慣れるまでに時間がかかった。ほぼ１年近くまともに動かさなかったらエンジンの調子が悪く、自分で修理しているが全く直る様子がないので近日中にバイク屋に持っていく予定。今度の車検が限界かな？でも買い換えるお金は全くないのだ(^^;)。
おまけ バイク笑い話１・初心者
おまけとして、今まで私が経験した笑える話を一つ。
もう１２年位前の話だが、私が大学生の頃はバイクブームで、とにかく学生はバイクに乗りまくっていた。ある日、行きつけのバイク屋でダベっていると、いきなりＶＴが入ってきてこう言った。「すいません、オイルランプが点くんですけど…。」そこでバイク屋の社長が調べてみるが全然悪くない。そこで「いったいいつ点いたの？」と聞くと、「交差点で信号待ちをして、エンジンが止まった時に点いたんです！」これを聞いた瞬間私らはひっくり返ってしまった。よく見ると、バイクはまだ1,000Kmも走っていない、つまり全くの初心者だったのだ。エンジンが止まればニュートラルランプやオイルランプが点くのは当たり前なのである。私らは彼が帰った後「そんなことも知らん奴がバイクに乗るな〜！」と叫んだ事はお約束。
バイク笑い話２・煙幕マシン
皆さんはＭＶＸ２５０と言うバイクをご存じだろうか？ホンダが１４年前位に出した画期的バイクだ。どこが画期的かというと、２サイクルＶ型３気筒というとっても珍しい構造だったのだ。で、こいつはエンジンも画期的だったのだが、何と言っても凄かったのは排気煙のすごさだった。何せそいつがツーリングの時に前を走ると、前が真っ白で何も見えなくなるくらい煙が出る、しかも油もビンビンハネてきてヘルメットのシールドや服に付きまくる、と始末が悪かった。更に始末が悪いことに、持ち主はうちのチームでも１、２を争う飛ばし屋だった！当然、全員からクレームが来てしばらく後ろを走っているのだが、やはり我慢できずに途中でカッとんでいってしまうのだ。結局このパターンはこいつが買い換えるまで続いてしまった。尚、こいつがウチのツーリングチームのリーダーで、時速２０Kmで猫をよけ損ねて転けてしまったのは仲間内では有名な話だ(^O^)。
