フルート、つまり笛は打楽器とともにもっとも古い楽器の一つと考えられています。細長い筒に穴が明いている楽器。その単純な構造から出る音はなぜか人の心をとらえてきました。現在でもいわゆる管楽器の中ではフルートがもっとも多く売られています。それは洋の東西を問わずどこの国でも同じです。それだけフルートという楽器が魅力的なのでしょう。あなたも始めてみませんか?きっとその魅力にとりつかれることでしょう。
ここでは特に現代の管楽器としてのフルートの世界をご紹介します。
フルートが木管楽器の仲間というのはご存知かもしれませんが金属でできた(多くは洋白:銅-ニッケル合金か銀製)フルートがなぜ木管楽器なのかご存知ですか? そう、それはかつて木で作られていた時期が長くありその名残りなのです。
それではその歴史にちょっと触れてみましょう。大変長いフルートの歴史を簡単にまとめてみました。今のフルートの形というのは約100年ほど前に発明されてその基本的な構造はそれ以来ほぼ変化していません。そしてその時金属製に大変身したのです。見慣れているフルートの形は意外と最近になって出来たものなのです。興味の有る方はこちらをどうぞ。
フルートの音楽
古今東西の作曲家がフルートのために曲を残していますが、その歴史の長さに比して意外と曲の数は多く有りません。たとえばバロック以前はほとんどがリコーダーつまり縦笛の為に書かれており純粋な意味でオリジナルの曲は少ないのです。ただ、当時は楽器の指定があまりなく「リコーダーあるいはトラベルソ(今でいうフルート)あるいはバイオリンのために」などと書かれていて何で演奏してもいいことになっていますが音域を調べると典型的なリコーダーだったりします。
なぜ当時のフルートはあまり注目されていなかったのでしょうか?はっきりとは分かりませんが、音量が小さく音色も柔らかく(要するにはっきりしない)音程も不確かで人に聞かせる音楽としてはあまり歓迎されない楽器だったのだと思います。
モーツアルトのフルート嫌いは有名な話ですがこれが本当にそうであったかは今疑問視されています。しかし実際にはモーツアルトのオリジナル曲は大変に少ない! すべてが珠玉の名曲ばかりですがやはり残念な気持ちです。
ベートーベンやシューベルトもゼロでは有りませんがやはり大変少ない。
私はやはり音量と音程の問題だったのではないかと思います。扱いにくい楽器だったのでしょう。
したがって本当の意味でフルートが黄金時代を迎えるのは近代以降19世紀を過ぎてからでした。
これはちょうどフルートの改良が盛んになってきたときと一致しています。
近代から現代にかけては本当にたくさんのフルート曲が生まれています。
バーチャル工場見学:オーディオやコンピュータと異なりフルート(楽器はみんなそうです)は驚くほど手の込んだ作り方をされていいます。普段はなかなか見られない工場をぜひ見て欲しい。
メーカー
<日本のメーカー>
ヤマハ管楽器
バーチャル工場見学
ムラマツ
サンキョー
ミヤザワ
<アメリカのメーカー>
Haynes
Powell
Burkart
John Lunn
Dean Yung
<プレーヤー>
Emmanuel
Pahud(ベルリンフィル首席奏者:世界が注目する若手No.1)
Quatre Couleurs(フランスで学んだ新進気鋭の実力派日本人グループ)
<その他>
アルソ出版--The Flute ---
NFA Online -- National Flute Association
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