人物1


テーマ 人物
各々のキャラクターの個性あふれるさまが見事に表現されていることは、慟哭プレイヤーにとって、もはや当然過ぎる事実。 ここではそんな魅力的なキャラクターにスポットを当ててみたい。 事件とは関係ない他愛もないことが大半だが、しばしお付き合い願いたい。
梨代のスカート
薬品を浴びてしまった梨代を助ける為、梨代の衣服を脱がす主人公。 ゲーム中、主人公はまずブレザーとベスト、次いでブラウスとスカートを脱がせる。 ところで、このゲームの未使用画の中にこのシーン絡みのものが2つある。 それは本編の展開と異なり、先にスカートを脱がせているものなのだが、このカットに対して、より強いエロティシズムを感じる者は少なくないのではないだろうか。
梨代の弱点
梨代の苦手とする物、それは幽霊などの登場する話、いわゆる怪談だ。 かなりの怖がりで、作り物であるお化け屋敷にも後込みするほどである。 怖いもの見たさといった余裕もないらしい。 この怖がりよう、もしかして、幼い頃、何かトラウマとなるような経験でもしたのだろうか。
THE FOOL
いつみのグッドエンディングにて、主人公は彼女の部屋を訪れている。 その部屋に面白い物があるのだが、お気づきだろうか。 テレビの横にフール君の人形が置いてあるのだ。 ご存じ、データイーストのマジカルドロップシリーズの人気キャラクター。 これは彼女の趣味なのだろうか。 ちなみにフール君の人形は貯金箱として実際に製品化されている。 興味のある方はゲームグッズの店を覗いてみてはいかがだろう。
いつみのセンス
犬に「ゴロー」「ヒデキ」と名付けたり、「怪傑千砂」なるキャラクターを考えたり、いつみは今時分の女の子らしからぬセンスを持ち合わせている。彼女自身がこれらの元ネタを知っているはずはなかろう。彼女の両親が教えてくれたのだろうか。 だとしたら、彼女の両親も相当の人物といえよう。
千砂の受難
洗車場奥で命の危険にさらされる千砂。 だが、彼女はそれ以外のところでも様々な受難に見舞われている。いつみに後ろから抱きつかれたり、神田川のいやらしい言葉の攻撃にさらされたり、また、彼女のグッドエンディングでは、子供に水着を取られる羽目にも遭っている。 命に関わる受難は別として、受難を引き寄せる彼女のキャラクター性。 それを製作者側の意図によるものと考えるのは勘繰りすぎだろうか。
千砂の父親は婿養子?
なんともふざけた項目だが、我慢して読んで頂きたい。千砂のグッドエンディングで、主人公は千砂の母方の郷里を訪ねる。 その民宿の看板には「あおき屋」と書かれている。 私の言いたいことがお分かり頂けただろうか。 そう、千砂の母方の姓は「青木」なのだ。 父方の姓も「青木」だったならともかく、そうでないなら千砂の父親は婿養子だと考えるのが普通だろう。
あおき屋の由来
前項の考え方以外にも「あおき屋」の由来の可能性がある。 それを考えてみよう。 @地名が青木。 A母方の祖母の再婚相手が青木。 B娘夫婦の結婚に因んで改名。 C母方の姓は蒼樹。 どれもこれもこじつけだが、一応、このような考え方もできる。
セーラー服
ノーマのイベントをこなしていれば、彼女が家出中だということが分かる。 そんな彼女がセーラー服を着ているというのは妙な話である。 しかし、それにはちゃんとした理由がある。 ゲーム中、語られることはないが、ノーマは学校から帰宅直後に母親と大喧嘩し、そのまま家を飛び出し、子鈴に同行してきたのだという。 後先を考えないさまは実にノーマらしい。
型破り
今更ながらではあるが、ノーマはお嬢様である。 お嬢様というと、おとなしい令嬢か高飛車な娘がパターンの中、奔放なノーマは稀有なキャラクターだ。 そんな彼女に仕える子鈴やセバスチャン。 さぞ大変だろうと考えるのはいらぬ心配だろうか。
私立水無月学園創立記念日
事件の起きた日、2月26日は木曜日、平日である。 主人公、梨代ノーマはともかく、いつみ千砂の2人は学校に行ってないことになる。いつみならいざしらず、千砂がサボタージュとは考え難い。 この日は2人の通う高校、私立水無月学園の創立記念日で休校だったと考えたい。 学級閉鎖で休校という可能性もないではないが、それでは、あらかじめ、旅行の計画を立てることなどできないだろう。
4人娘の誕生日
梨代ノーマは高校2年生、いつみ千砂は高校1年生である。 事件の起きた日、2月26日の時点、ノーマは8月21日生まれなので、年度の誕生日を迎えている。 よって、ノーマは17歳となる。梨代は3月5日生まれ、千砂は3月20日生まれ、いつみは4月1日生まれ、3人は共に早生まれで、なおかつ、年度の誕生日を迎えていない。 よって、梨代は16歳、いつみ千砂は15歳となる。いつみの誕生日、4月1日が早生まれに入ることは意外に知られていない。
4人娘の呼び方
梨代は年上のノーマをさん付け、年下のいつみ千砂をちゃん付けで呼んでいる。千砂は年上の梨代ノーマをさん付け、親友のいつみは呼び捨てで呼んでいる。ノーマ梨代いつみ千砂、3人とも呼び捨てで呼んでいる。 4人の中で最年長ということもあるが、そうでなくてもノーマは変わらないかもしれない。いつみも呼び方にこだわらないらしい。 4人の中で最年少なのだが、千砂ノーマを呼び捨て、梨代をちゃん付けで呼んでいる。梨代だけちゃん付けにする理由は不明。いつみの目には梨代は幼く見えるのだろうか。
CDドラマの矛盾
重箱の隅をつつくような話で申し訳ないのだが、CD版「慟哭そして...」に収録されているドラマ、「謀略そして...」と「初雪そして...」には本編とは明らかに矛盾する点がある。 CD版「慟哭そして...」をお持ちの方は聞いてみてほしい。 実に些細なことなのだが、お分かりだろうか。
高校1年生
「謀略そして...」の矛盾。 秋の文化祭の出し物にお化け屋敷を出展するいつみ千砂。 招待された梨代ノーマが彼女たちのクラス、1年2組の教室に向かうのだが、ここに矛盾がある。 彼女たちは事件の起きた日、2月26日に初めて知り合ったのだ。 そんな彼女たちがどうして数ヶ月前の文化祭で一堂に会することができよう。 矛盾が生じることのないよう、いつみ千砂が2年、或いは3年の時の文化祭と設定してほしかった。
東京在住
「初雪そして...」の矛盾。 クリスマスパーティーで梨代の家に招待されたいつみ千砂ノーマ。 パーティーの最中、雪が降り始め、はからずもホワイトクリスマスとなる。 この時のノーマの台詞、「東京でもこんなに雪、降るもんなんやな」ここに矛盾がある。梨代の家が何処なのか明かされていないが、東京でないことははっきりしている。 4人の中で東京に住んでいるのはいつみ千砂の2人なのだ。

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