模型エンジンのエンストを考える  

エンストの原理を思考するとき原理原因はそんなに複雑ではないと感じています


1、混合気が濃い場合
  
第一の原因としては燃料が大量にシリンダー内に入りプラグの火を消してしまう。
全速から急にスローにして降下させてプロペラが回されるとき一番条件が悪くニードルが甘いと濃い混合気で飛んでいて急にスローでキャブが閉じられて空気が入らずペラが回され負圧が強くなり燃料が強く吸い出されてダブルで濃い混合気になりエンストしやすくなります。

2、プラグが悪い場合

プラグが良いと少しくらい混合気が安定しなくて濃い場合でもプラグの火持ちがよく爆発を継続できると考えられます。
プラグのフィラメントの表面に異物が付くと爆発が阻害されるまたは赤熱が悪いなどで着火が悪くなる。
燃料の不良などでエンストが増えるのもフィラメントの表面に異物が付くなどと考えられます。 

3、機械的に部品が不良な場合

圧縮が極端に低いとき(何かの部品が不良で)正常な混合気の圧縮が行えず正常に爆発をしない。


4、エンジンがオーバーヒートしている

燃料の主成分のメチルアルコールの沸点が65度前後なのにエンジンの温度が高いと燃料が沸騰してしまい正常に混合比を制御できません。
冷却を考えると結構効果があり単純にカバーにスポンジを張り流速を上げるだけで3分しか飛ばなかった機体がフルに飛ぶようにパワーも上がり音も静かになるメリットが在ります。

5、スローを薄くしすぎた場合

スローを薄くしたのは良いが回転が高いのでキャブを閉じて回転を下げすぎた場合リンケ−ジのがたなどで閉じすぎ空気の入りが悪くエンストすることがあります逆にいうと調子いいときのキャブのスロー開度を覚えておきその開度で回転が会うように濃さを調整することもいい方法です。
スローの濃さを推測するときハイでニードルを合わせ素早くスローにしたとき少し高めのスローで徐々に下がるときはスローが濃い状態です
逆にスローがいったん下がって徐々に上がって行くときは薄い状態ですこのときスローを合わせるとキャブが閉じすぎているのでエンストの原因になります。
スローが薄くてエンストする場合地上でも再現できますハイを数秒続けて急激にスローにしてみてください回転がいったん下がってしばらくすると回転が上がってくる場合エンコントリムの位置によってはエンストの危険があります急激にスローにしても回転が下がらないように調整して下さい。

6、空気が入らない

前項でも書きましたがリンケージのガタ等でキャブが閉じすぎて空気(酸素)が入らなくエンジンが窒息してしまう場合がありますスローを低くしすぎたとき等起こりやすくなりますリンケージの再確認サーボの不良などに気をつけてください。
又たまに見かけますがエンジンカットが入ったままま又はリンケージのずれ等でキャブは全ペイでスーターターをずっと回してかからない時がありスロットルが確実に開いているか確認してしてください

7.DZ特有のエンストの原因

上昇中に全速で消えるようにエンストする場合メインニードルが濃すぎの場合が多いです構造上長く上昇すると上昇し始めより濃くなる傾向がありメインニードルを確実に調整すれば解決します。

離陸して早い時期に中速でエンストする場合圧力が高く燃料が噴射しすぎで止まるのでレギュレーターを開け圧を下げスロー調整をしなおせば解決します。

長いスロー(スピンなど)長くスローで降下中に止まる場合も同じで圧を下げてスローを調整すれば解決しますもちろんプラグは新品にして診て下さい。

長く飛行後降下スナップで止まる場合スローが薄すぎの時がありこれも調整すれば解決します。

5月以降数分飛行後わけもわからず止まる場合ほとんどオーバーヒートですキャブのパーコレーションで燃料が 行かない状態です冷却を考えてくださいDZはパワーが有りパワーの分発熱も多いのです。
アンダーカバーの空気の出口をマフラーなどで狭くなっている機体は要注意で狭くなっている前でアンダーカバーに大きな穴をあけると解決することがあります手ふさがりになったら試してください。

今まで何とも無かったがエンジンを変えたらエンストするようになった場合発熱の具合はパワーに比例しますし慣らしの進み具合で温度が違いオーバーヒートを一度は疑ってみてください。
機首部分のえらが張ってマウント冷却用の穴が開いている場合要注意です吸入の風が分散されてしまいエンジンに十分冷却の風が当たらないときがあります塞いで見るのも解決につながると思います。

思いつくまま書きましたまた思いついたら追記します。