DZ140を上手に使う ![]()
新しく山田産業よりNEWタイプエンジンDZ140が発売されました。
使用上の注意調整法をレポートします。
今までのYSエンジンの特徴でもありましたタンクにプレッシャーを加えて制御するのをやめてタンクから燃料をポンプで吸うという方式になりました、まずタンクの錘を付属のバブレス錘に変えてください、タンクも細くて長いものより太くて短いタンクが燃料の残量が少なくなりますタンク内のシリコンパイプもできるだけ柔らかいものを使ってください、今までの錘の感覚とは違い重さで動くというのではなくスポンジが燃料を保有し燃料内に浮遊して燃料と一緒に動きます、また錘の表面張力により錘が液面より出ても泡を吸いにくい構造です。
タンクが完成しましたらシリコンパイプの配管をして下さい燃料を吸う方の配管はT字配管とエンジンの間でいったん機体の外に出し燃料を止める事ができるようにした方が良いと思います、構造上今までのYSエンジンのように圧力を止める構造ではありませんのでT字配管などで燃料をタンクに入れるときエンジンにも入ってしまいますのでいちいちニードルを閉めて燃料を入れなければならず面倒なので機体外のパイプをクリップなどで止めて給油するのが一番いい方法だと思います。また気温が上昇しても燃料をストップさせて置けるので便利ですまたタンクのエアー抜き側はT字配管の後タンクに空気が入るように逆止弁をつけておけば漏れがありません。

エンジンの取り付けは従来のYSエンジンと同じです。
まず付属のキャブのインサートを装着して運転してくださいリミテッドよりパワーがあり静かです。
構造特徴はYS山田氏が記述したのを確認してください、簡単に説明するとカムフォロアーをピストンにしたポンプで発生させた燃料圧力をレギュレーター内でリターンさせ回転に必要な圧力を制御してキャブに送り吸気バルブの近くでバルブが開くと同時に噴射し直接シリンダー内に吹き込みますこれの気化熱によりシリンダー内の温度を下げますノッキングしにくく充填率も上がります、システムの説明はこれ位にして実用面での説明をします。
説明書に書いてあるように冷却は必ずして下さいこのHPの熱対策にも記述してあるので参考にして下さいレギュレーターの調整ねじとポンプのフィンのとこるも風が当たるようにカバーを大きめに穴を開けておくこと。
調整時カバーは外して調整してくださいカバーをつけたまま長時間調整するときちんと調整できません。
メインニードルを2回ほど開き、スローでキャブのバタフライが0.5〜1mm開いているのを確認してスターターでスタートしてください、最初にエンジンを積んでスタートするときポンプに入った空気を追い出すまでスターターを長く回してくださいまたはタンクに息で圧をかけて自然に燃料が来るようにしてスロットルを全開状態でペラを回しキャブからシリンダーヘッドに行くパイプに燃料がくるのを確認すればすぐにエンジンがスタートしますまたポンプに行くパイプをつまみ忘れまたはニードルを閉め忘れて燃料ポンプなどで給油したときは燃料がオーバーになっていてスタートしない時はニードルを全ペイまたはパイプをつまんでオーバーな燃料を追い出してください、スタートしたならば徐々にスロットルを開きフルハイにします、フルハイの状態でニードルを閉めてゆきピークが出て回転が下がりかけ音が悪くなったらすぐ戻しピークの所(安定して最高回転を維持する)を確認しそこから少し戻し少し甘い音になるニードルセットにして下さい。
エンジンがなかなかスタートしない(燃料がこない)時は圧力が低いと思われますのでレギュレータを閉め面から1mm位入った状態にして下さい。
慣らし運転を甘めで2タンクぐらいして下さいポンプのリードバルブのアタリがつき圧力が安定します慣らしをしてからもう一度メインニードルを調整しなおします。
今度はスロー調整です、スティクをスローにして回転の安定する最も低い回転(2000rpm〜2200rpm)をトリムで調整して下さい、すぐにまたハイにして少し回した後スティクを下げスローが安定して続くのを確認してください。
スローを長く続けると回転が下がる時は濃い(圧力が高い)状態ですレギュレーターを戻し圧力を下げ薄くします極端に濃い場合はエンジンの振れが大きくなりブッブッブッブツという感じで止まりますこのときプラグヒートをするとスローが続く場合は完全に濃い状態です、また徐々にスロー回転が上がり急に吹かすと息付をして吹ける時はレギュレーターを閉めて圧力を上げてスローを濃くしますこれを何度も行い完全にスローが安定して続くようにレギュレーターを調整しますレギュレーターを調整したとき圧力が変わりメインニードルも変わりますのでそのたびに調整してくださいレギュレーターは1度調整するとほとんど変わりません、スローから中スローまでレギュレーターの圧力により平行移動するため燃料、気候が変わってもスローのみ調整すれば中スローも合うようになっています。
スローが上がりも下がりもしないのを確認したならば機体を持ち上げて45°から90°翼を傾けてしばらくスローを続けてくださいこのとき止まってしまうときはまだスローが濃い状態ですレギュレーターを90°ほど戻し完全にこの状態で止まらないようにまた急に吹かして息がつかない状態まで繰り返しレギュレーターの位置を調整して下さいこの
レギュレーターの調整は90°ずつ回して調整して微調整は45°でして下さい。
さあ今度はフライトですペラはAPCですと14.4×14、15×13、15×14、16×11、16×12、16×13、16×14位のペラが使えますハイで7800rpm〜8800rpm位で使用してもらえれば静かで十分なパワーが実感してもらえます。
上空で止まってしまったときは圧力の高すぎですレギュレターを90度くらい戻せば解決すると思います
また長くスローで降下させた後水平に起こし吹かしたとき息付をして吹けるときはレギュレーターを90°ほど締めれば息つきは解消するはずです、この息つきが気温の高い時に起こった時はハイパワーゆえの発熱で起こる過熱による息つきであり冷却を完全にすれば解決します、このホームページの他項に載せてある冷却方を参考にされて行ってください。
DZ140はトルクが大きく長く上昇させても回転が落ちません、また直接シリンダー内に燃料を噴射するためレスポンスがよくスティクに忠実について来るためパターン、アクロがやり易くなります。