2007 ニューヨーク日記
本文へジャンプ 2月28日 
2月28日(水) ワシントン大学


今日の講演のワシントン大学は夜だし、それほど離れていないので、
ホテル出発は3時。
それまで時間があるので、朝シャワー浴びてPCで少し作業して、朝食に出る。
パイク・プレイスで食事して少しそのあたりを写真撮って、
今度こそサイエンス・フィクション・ミュージアムへ。
3度目の正直。
ガイドブックに朝10時オープンと書いてあるのでもう開いてる頃とモノレール乗り場に行くと、
モノレール乗り場が閉まってる。
あれれと思ってよく見てみると11時からとなっている。
ミュージアムが10時からなのにそこへ至る交通が11時からてどないやねん。
まぁバスはあるらしいけど、バスはややこしいので歩いていくことにする。
距離的には1.5kmぐらいの短い距離だし、モノレールのレールに沿って歩いていけば
道も間違わない。
テクテク歩いてミュージアムへ。
チケットを買って中へ。
「スタートレック」のカーク船長のキャプテン・シート、「エイリアン2」の女王エイリアン、
「禁断の惑星」や「ターミネーター」のロボットなどSF映画の撮影で実際に使われた物が
所狭しと展示されている。
またモノレールで中心部に戻ってきて、真理ちゃんに少し早く来てくれるように頼む。
実はシアトルにはブルース・リーの墓がある。
アメリカ人と結婚してシアトルに一時住み、カンフー道場もこの地で開き、
今日講演するワシントン大学にも通っていたそう。
ショッピングセンターのフードコートで昼食をとり、
真理ちゃんとホテルで合流し、車でレイクビュー墓地へ。
ガイドブックに墓の位置もイラストで記されているが、
敷地も広いしなかなかそれらしい墓が見つからない。
あちこち探してやっと写真で見た墓石を発見。
常にファンが訪れるようできれいな花がいくつか添えられている。
お参りしてすぐにまたホテルへ。
そそくさと支度して領事館の車でワシントン大学へ。
ここは枝雀師匠やかい枝くんも英語落語で来たそうだけど、
日本語の落語は初めてとのこと。
ここも先日設営段取りをすでにしていたのでテキパキとみんな作業して
設営完了。
劇場のようなシートのある教室で80人ほどで満席だが、
観客が予想以上に増え、
通路に2列に座って後ろも立ち見が出るほどの盛況。
アトキンス先生のスピーチの後本番。
落語解説の時のつたない英語のギャグも反応よく笑いが返ってくるし、
落語もよくウケる。
最後の質疑応答もアメリカ人学生、一般日本人など、
あちこちから熱心な質問が飛ぶ。
笑いも交えながらとてもアットホームな雰囲気で講演終了。
本当にいい最終日が迎えられた。
撤収後地元フリーペーパー「北米報知」の取材を受け、
また領事館の車でホテルに送ってもらい、
近所のエスニック料理屋で食事してホテルに戻った。
これですべてのスケジュール終了。
後はNYに戻って夏のNY公演の準備など雑用をこなしながら、
少しNY観光するつもり。



サイエンス・フィクション・ミュージアム。
建物の形もユニーク。真ん中をモノレールが通っている。


「スタートレック」カーク船長の椅子。


出演者サイン入りのエンタープライズ号。
すごいお宝。


「禁断の惑星」や「ターミネーター」、「アイ・ロボット」などの
ロボットたち。


「砂の惑星」のカチンコ。


各種銃器。右上は「エイリアン2」の海兵隊の装備。


「エイリアン2」の女王エイリアン。
すべて実物大の物が展示されている。


ブルース・リーの墓参り。
隣は息子のブランドン・リーの墓。


常にファンが訪れるようできれいな花やお供え物が
たくさん供えられていた。


通路までびっしりの聴衆。
熱心な質問や和やかな雰囲気、本当にいい楽日を迎えられた。



もどる