2007 ニューヨーク日記 |
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2月21日(水) ホフストラ大学 今日はNY郊外のホフストラ大学での講演。 朝7時45分に領事館の高島さんが迎えに来て車でロング・アイランドへ。 今日はずいぶん暖かい。0度以上はありそう。 昨日のボストンもおとついの−13℃から一転して+5℃ぐらいになってたし。 こっちの天気は極端やなぁ。 天気もいいしちょっとしたドライブ気分。 道もそれほど混んでなかったようでマンハッタンから1時間ほどでホフストラ大学に到着。 会場は図書館の最上階、10階のコンベンション・スペースのような所。 この大学もボストンのアンネさんがコーディネートしてくれた。 会場で今日の担当者のパトリシア・ウエルチ先生と合流。 ウェルチ先生も時期は違うがアンネさんと同じように早稲田で落語を研究してたそう。 ウェルチ先生にアメリカでどのくらい落語を研究してる人がいるのですかと聞くと、 5〜6人はいるそう。 会場はすでにいすが並べられ、高座になる台も置かれている。 台はこのために作られたようだけど、天板が黒く塗られているだけ。 これだけかと思ったら職人さんがやって来て、赤い布を巻いてきれいな高座ができあがった。 さすが落語の研究をしている先生、抜かりがない。 その後また別の二人が来て今度はプロジェクターとスクリーンをセット。 位置決めをした後手際よくケーブルなどをテープで床に固定していく。 先日食事に招待してくださった立命NY校友会の三田さんが、お友達2人を連れてきてくださった。 生徒・先生も含めて約40人ほど。生徒たちはノリもよくよく笑ってくれた。 終演後片付けをして昼食。 アメリカの学生がどんな物を食べているのか興味があったので高嶋さんと学食へ。 中は日本のファミレスみたいな造りで、結構うまいけど値段はそれほど安くない。 食事の後また車で1時間のドライブ。 外もコートなしで歩けるほどポカポカ陽気に、車内でウトウトする。 アパートに戻って着物を部屋につるし、洗濯タイム。 こっちはみんな週末に1週間分まとめて洗濯するようなので、 週末はランドリーが混む。 それでなるべく洗濯は平日の昼間にすることにしてる。 はじめ、週末に洗濯物をランドリーに持って行ったがどこも洗濯物が入っていて、 中国人のおばちゃんがせっせと洗濯機から乾燥機に衣類を入れ替えてた。 どうもアルバイトのよう。 こっちは洗濯物は外に干さないのでみんな乾燥機を使う。 乾燥は時間がかかるのでこういったバイトのおばちゃんに任せたりするらしい。 できあがるとたたんで部屋に届けてくれるとか。 洗濯の間部屋でいろいろ作業して、夜は近所のダイナー、スターゲートで ワイン飲み飲みチキン・ポッド・パイを食べる。 チキンの入ったクリームスープをパイでふたしたもの。 日本なら少し大きめのマグカップぐらいの大きさだけど、 ここはアメリカ。 特大のグラタン皿にたっぷり入ってる。 ここの料理はおいしいけどいつも残してしまう。 部屋に戻ってまた水割り飲みながら日本から持ってきた イギリスのコメディーDVDを夜中まで見て床につく。 図書館最上階から見たホフストラ大学。 広大な敷地に大学施設が点在する。 キャンパスの芝生の上にひょいと採点する先生のブロンズ像が。 会場にうまいこと障子風の屏風があったので借用。 アメリカとは思えない立派な高座ができあがった。 ちゃんと名ビラも作ってくれた。 アメリカのプリンターには日本語フォントが入っていないので、 普通につないでも漢字はプリントされないが、ウェルチ先生の研究室は別。 最前列は床に座って桟敷席。 パトリシア・ウェルチ先生と。 もどる |
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