2007 ニューヨーク日記 |
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2月12日(月) オペラ座の怪人 今日はいつもの海外公演のプロデューサー、マイケル・ジャクソンがNY入りする。 フロリダで友人の結婚式に出席し、フロリダにある両親の別荘で少し過ごしてNYに寄って日本に帰る。 マイケルの両親は英国人だけど毎年冬は寒い英国を抜け出してフロリダの別荘で過ごしているらしい。 昼前にうちのアパートに到着。 マイケルもNYは10年ぶりらしく、じゃあ今日はブロードウェーに芝居でも観に行こうとなった。 近所のダイナーで昼食をとった後、地下鉄でタイムズ・スクエアーのチケッツへ。 ここは安売りのチケット屋だけど、あまりいい芝居がないし、もうすでにいっぱい人が並んでる。 観光案内所でもディスカウントクーポンがあるはずとうろついていると、 ビルの1階にアカデミー賞のオスカー像が並んでいる。 入ってみると誰でも入れる展示のようで、ガラスケースにオスカーがずらりと並んでる。 どうやらアカデミー賞の前宣伝のブースらしい。 ふと見ると一角でオスカー像を手に写真を撮ってる人がいる。 誰でもオスカーと写真が撮れるよう。 僕らも並んでオスカーを手にパチり。 意外と重いのにびっくり。 結局ネットでチケットを押さえようと、もう一度アパートに戻って調べてみると、 月曜はほとんどの劇場が休演で、めぼしいのと言えば「オペラ座の怪人」しかない。 仕方がないのでそれを電話で押さえて、もう一度地下鉄で今度はグランド・ゼロへ。 9・11で崩壊したワールド・トレード・センターの跡地。 どれぐらい新しい建物ができてるかと思ったら、まだ基礎工事で、大きな穴ぼこがあるだけ。 そこからバッテリー・パークに出てみると、薄紅に川向こうに隣のニュージャージーのビル群や、 自由の女神が見える。 その後ロックフェラーセンターのスケートリンクなど見に行き、劇場へ。 まだ少し時間があるので近所のバーで少し飲んで時間を過ごした。 せりふはよくわからないが、ストーリーはだいたいわかってるし歌やセットもすばらしいが、 強烈な睡魔が波状攻撃で襲ってくる。 時差ボケのある日本人にはこの8時開演という時間帯はかなりつらい。 マイケルなどは半分ぐらい寝てたかも。 後で人に聞くとブロードウェーでは$111の子守歌が聴けるといわれてるそう。 芝居の後近所のアイリッシュ・バーで軽い食事(のつもりがすごい量出てくる)して部屋に戻った。 マイケルの寝床はリビングのソファーベッド。 ソファーを引き出すとベッドになる。 明日は国連学校でのデモンストレーション。 オスカー像は結構重い。 受賞するまでに腕を鍛えておかなければ・・・・(いつの話やねん!) 現在のグラウンド・ゼロ。まだ基礎工事の真っ最中。 ロックフェラー・センター。 NYの冬の風物詩スケートリンクで滑走する人々。 「オペラ座の怪人」を上演する劇場マジェスティックで。 オーケストラ席(1階)を確保。 派手なイルミネーションがこれでもかと瞬く夜のタイムズ・スクエア。 室内の暖房の強さといい、地球温暖化などこの国は考えてないよう。 もどる |
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