2006 フランス公演日記
本文へジャンプ 5月16日 

今日はリヨンに移動する。
フランスの新幹線TGVでの列車の旅。
10:00の列車だが渋滞が怖いので8:30に大使館の車に全荷物を積み込んで駅へ。
渋滞は心配するほどのこともなく、9時には駅に着いた。
リヨン行きのホームを確認しようとしたが、列車番号と時間は表示されてるが、
ホームは表示されてない。
しばらく駅のベンチで暇をつぶすが、30分前になってもまだ表示されてない。
結局ホームの番号が表示されたのは10分前。
僕らと同じ列車に乗る人々がゾロゾロ大移動。
TGVは全部2階建てで僕らの列車は17号車の2階。
荷物置き場を早い目に確保して太鼓類やスーツケースを置く。
向かい合わせの4人がけに僕と福矢、風喬、マルコが座り、マイケルは横の4人がけ。
列車が走り出しパリの街を出るとすぐに広大な田園風景が広がる。
6年前の英国公演の時にロンドンからエジンバラまで列車で旅したときのことを思い出す。
その時もそうだったが、外国の列車に乗って外の景色を眺めている間、
ずっと頭の中でテレビ番組「世界の車窓から」の音楽が流れている。
窓際に収納されたテーブルを出し、ノートPCを出して遅れている公演日記を書く。
リヨンまでの2時間はあっという間だった。
リヨンPerrache駅にはリヨン駐在官事務所の穴見さんが迎えに来てくれていた。
車に荷物を積み込むが全員乗り切らない。
2回に分けてホテルへ。
荷物を置いて外に食事に出る。町で中華料理屋を見つけ今日は中華のランチ。
何となく懐かしい味にみんなほっこりする。
今日は公演がないので午後からはリヨン観光。
リヨン第3大学で日本語を教えている山口先生がリヨンを案内してくれることになっている。
3時にホテルのロビーに山口先生がやってきて、領事館の車で観光に出かける。
サンテグジュペリ像のあるベルクール広場、世界遺産のリヨンの町並みが一望できる
フルヴィエールの丘、石畳の美しい旧市街などを回り、明日の公演会場リヨン第3大学を下見。
ある程度の段取りをたてる。
夜は地神領事主催の夕食会。
ホテルから歩いて10分ほどのレストラン「Bistrot de Lyon」へ。
マルコは知人がリヨンにいて会う約束をしてたので、
僕とマイケル、福矢、風喬、山口先生、そして地神領事の6人での食事。
リヨンはフランスで一番料理がうまいところらしい。
フランスで1番ということは世界で1番とのこと。
フォアグラのサラダや、リヨン名物のソーセージなどをいただく。
どこも食事の量が多く、フランスに来てついつい食べ過ぎてしまう。
みんな体重が増えたよう。
10時頃に領事、山口先生と別れ、ホテルへ戻る。
そしていつものように福矢の部屋でサンブッカを飲んで1日を終えた。



リヨンPerrache駅に着いたTGV。


世界遺産リヨンの旧市街、雨に濡れた石畳が美しい。


Bistrot de Lyonでの夕食会。風喬の後ろが地神領事。
一番向こうが山口先生。



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