2004 トルコ公演
本文へジャンプ 3月26日〜4月2日 



3月28日(日) アダナ移動

6時45分にロビーに集合して車に荷物を積み込みアタテュルク空港へ。
トルコ航空でアダナまで約1時間半のフライト。
アダナの空港にはフェスティバルのスタッフ、アルカンさんが待っていた。
車に荷物を積み込みホテルへ。
アダナのホテルはアダナ・ヒルトンSA。
川の畔にそびえ立つ新しくて大きなホテル。
荷物を置いて早速公演会場の国立劇場へ向かう。
劇場は川を挟んでホテルの斜め向かいにある。
今日は芝居の公演があるようで舞台にはベッドなどの家具が置かれている。
高座になるような物を探し、プロジェクターの位置などを確認、明日の段取りを簡単に決め、
ホテルに戻って昼食。
今回トルコ語の翻訳で協力してくれた旅行会社のネスリンさんも合流し、
ホテルのビジネスセンターで僕とマイケルのノートパソコンを並べて
遅れている翻訳作業をする。
我々が作業している間、他のメンバーは自由時間。
マイケルがネスリン、アルカンさんらに英語で細かなニュアンスなどを伝え
翻訳作業を進める。
しかし夜になってもはかどらず、今回の公演はショートプログラム、
「お玉牛」のみとなった。
歌舞伎舞も後半あるので全体の公演は2時間弱と言ったところ。
8時半頃レストランに集まって遅い夕食。
フェスティバルのプロデューサーもやってきて歓談しながらの夕食となった。
トルコには12の県があって、それぞれ国立劇場がある。
それぞれが独自にフェスティバルを催しているが、
当地出身の実業家サマンチ氏がトヨタと組んで数年前に国際演劇祭として
いろんな国から公演を招聘しているらしい。
我々の他にはロシア・オーストラリア・アルメニアなどが参加しているらしい。
サマンチファミリーは傘下の会社の名前に「SA」をつけいてるそうで、
我々が泊まっているヒルトンSAもサマンチ系のホテル。
このホテルはきれいな公園になっている川岸に建っていて、
斜め向かいに大きなイスラム寺院が見える絶好のロケーション。
サマンチ氏の工場の跡地にホテルを建てたそうで、
ホテルから見えるイスラム寺院もサマンチ氏が建てたらしい。
夕食後福矢の部屋に集まって、ビールや地酒ラクを飲みながらバカ話で盛り上がった。


ホテルのレストランテラスからメルケズ・ジャミィが見える。


ホテルで翻訳作業するアルカン、ネスリン、マイケル。


福矢の部屋に集まって一杯やる。妙に盛り上がってしまった。



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