2001 英仏公演日記
本文へジャンプ 8月17日〜9月16日 



8月26日(日)グラスゴー公演


午前中シャワーを浴びたり洗濯したり、
ばたばた用事を済ませてグラスゴーへ出発。
今日は昼間グラスゴーの回転寿司屋OKOでの落語会。
シンプル・マインズというバンドのメンバーがオーナーらしい。
珍しくスコーンと晴れ渡りいいドライブ日和だった。
エジンバラから車で約1時間、田園風景を楽しむ。
1時過ぎに到着し簡単に昼食後設営にかかる。
会場は2階ラウンジ。
自分たちでテーブルや椅子を動かしてセッティングしないといけない。、
設営にかなり時間がかかってしまった。
宣伝があまり行き届いてなかったようで、入りはよくなかったがいいお客さんだった。
撤収が終わって寿司を少しつまむ。
酢が少し少ないよう。
また1時間かけてエジンバラに戻ってまた公演。
劇場に着くと今日はタトゥー客のバスが停まっていない。
タトゥーは昨日で終わったよう。
心なしか町に人が少なくなったよう。
劇場に入ると客席や楽屋は誰もいない。
僕らの前に芝居していたグループが昨日で楽日だったよう。
おかげでゆっくり設営できるし、楽屋にごちゃごちゃ置いてあった
小道具類もなくなってて、すっきりしている。
もうフリンジもおしまいなんだなぁと改めて思う。
今日の入りは20数人。
一番前に可愛い女の子の団体がいた。
高校生ぐらいと思われたがよく笑ってくれる。
終演後上田さんがインタビュー。
僕らと同じ劇場で芝居している高校生で、日本の古典のものでこんなに笑えるものがあったとは
知らなかった、みたいな事を言っていた。
日本人の女の子2人はフリンジのプログラムで偶然見つけて来てくれた。
やはり古典だと聞いて古典でもこんなにおもしろいとは知らなかったと言っていた。
公演の度に設営撤収があるのでかなり疲れる。
おまけにプロジェクターや変圧器などいつもと違う機材もあって、
宿に帰って5階までの階段がかなりこたえる。
疲れが溜まってるのかもしれない。
のどが痛い。
夕食はエジンバラに着いた日に食べに行った近所のイタリアン。
味が薄味で僕らによく合うし、おやじが気さくでおもしろい。
アボガドサラダを頼むと福矢がアボガドは初めてだという。
マイケルがおやじに「アボガド・バージン」と福矢を指さすと、
おやじに大受け。
ビールで乾杯し、途中からワイン。
宿に帰ってまたスコッチ。
こっちに来てからよく飲む。
今日で全行程の1/3が終わった。
明日はエジンバラフェス最終日、観光客はかなり少なくなってるよう。
客の入りはどうか?


日本と同じような回転寿司屋。


設営撤収がたいへん



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