2001 英仏公演日記
本文へジャンプ 8月17日〜9月16日 



8月22日(水)大阪から叔父と叔母がやって来た


朝早くに松井さんがロンドンに向け発った。
毎日遅くまで精力的に芝居をはしごし、よく飲むタフな方。
3日間で10個ぐらい芝居を見たらしい。
午前中はたいがい自由行動なので朝はみんなゆっくり寝ている。
僕はいつも早く起きてシャワーを浴びてパソコンに向かう。
去年の英国公演と同じ生活パターン。
プロバイダーがなにか設定を変えたようで、海外から受信はできても
送信ができないと言う不都合があり、設定を変えるのに苦労したが、
今では調子がいいとは言えないがなんとかやりとりできるようになった。
昼からチラシ配り班とその他作業班に別れて行動。
フラットで作業して去年もお世話になった、れい子インダーさんのおうちに
チラシを持っていくことにする。
地図で見るとれい子さんのおうちは、うちのフラットから歩いて10分ほどの所。
チラシを持っててくてく歩いていく。
今日は気温が高い。24度はありそう。
厚着して出てきたので途中で上着を脱ぐ。
去年一度おじゃましたので家はすぐに見つかった。
れい子さんのところでお茶をいただきながら作戦会議。
帰りは方角を見定め、公園の中をショートカット。
広々とした芝生が広がり気持ちいい。
公園でゴルフしている人がいる。
見るとそのエリアはゴルフ練習用のスペースで、
30ホールほどグリーンが作られている。
ピッチングとパターだけを使いアプローチとパッティングの練習のみできるみたい。
3歳ぐらいの子供も親と練習していた。さすがスコットランド。
宿に戻ってしばらくするとチラシ配り班の福矢・マルコも帰ってきて。
夕食の仕込みにかかる。
今日は岡本さんが持ってきてくれた炊飯器で米を炊き、
日本から持ってきたカレーを作る。
マルコと福矢がキッチンでせっせとカレー作りに励んでいた。
7時頃に劇場に行きまたまた戦争のような設営で汗だくになり開演。
今日は15人ぐらいの入り。
昨年も言われたがフリンジの平均入場者は6人で、0のグループもあり、
この時期になると公演を中止して帰ってしまったグループもあるので
よしとしないといけない。
昨日来たミネソタのフリンジ関係者が今日も来ているらしい。
昨年ロンドンで世話になった、いとこの聡君の両親、
つまり僕の叔父と叔母が聡君の奥さんと息子と一緒に見に来てくれた。
聡君は仕事でこれなかった。
叔父と叔母は豊中に住んでいるが、孫に会いに来たついでに
甥の落語もとエジンバラまで足を延ばしてくれたよう。
終演後ロビーで会う。
先日法事で会ったとき膝を痛めているのでイギリスまではと言っていたけど、
杖をつきながらエジンバラまで来てくれた。
ありがたいことだ。
フラットに帰りカレーを食べる。
マルコがかなりいろんなものを隠し味で入れたみたいで、
辛いけどうまい。
マイケルがスーパーで野菜などをたくさん買い込んできたので、
これからが福矢シェフの腕の見せ所。


ゴルフの練習もできる近所の公園


マクラで扇子手拭いの使い方を説明



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