◆Bryan Singer
◆ぶらいあんしんがー
◆1965年9月17日生まれ
◆出身地：アメリカ／ニューヨーク
◆デビュー作：「ライオンズ・デン」(1988)
◆ニュージャージー州プリンストン育ち。ユダヤ系の出身ながら、子供の頃には第２次世界大戦への憧れから“ナチ・クラブ”なるものに所属（すぐに母親によって止めさせられた）。１３歳のときから写真が趣味となり、中学や高校の卒業アルバム、学校新聞、地元の新聞用の写真の撮影・現像を引き受ける。その後、映画好きがこうじて８ミリ映画を作るようになり、高校時代に２０以上の作品を作製。ニューヨークの名門スクール・オブ・ビジュアル・アーツを卒業後、ロサンゼルスの南カリフォルニア大学（USC)のスクール・オブ・シネマ・アンド・テレビジョン在学中に監督･脚本･編集･録音など、様々な分野を経験する。大学の卒業制作で幼なじみの俳優イーサン・ホークらと共に２５分間の１６ミリ短編「ライオンズ・デン」(1988)を製作、監督・脚本を担当。１９９０年、日本の企業が発足させた新人映画監督発掘プロジェクト「シネマ・ビーム」に「ライオンズ・デン」(1988)と共に、１つの企画書を応募。それが、小林正夫氏らプロデューサーの目にとまり、誕生したのが長編処女作 「パブリック・アクセス」(1993)で１９９３年度サンダンス映画祭審査員グランプリを受賞する。そして、豪華キャスティングを相手に撮影期間３５日間、製作費６００万ドルとすべて予定内で完成させた２作目「ユージュアル・サスペクツ」(1995)が大ヒット。一躍、時代の寵児となる。