愛するかりんへ かりんと出会った時、私は結婚していた家でブリーディングをやっていたから 仲介やさんに行って可愛い子がいないか物色していた。 そこですすめられるままに仲介やさんの手に抱かれていた可愛いミニダックスに 一目惚れしてしまったのね。 新しい家族になったその子はぐーぐー寝ていて、真上から見たら『かりんとう』だった。 それでかりんの名がついた。
その時家を立て直す為に家族で仮住まいに引っ越していて、そこは相当なボロヤだった。 クーラーのタイマーが切れずに付きっぱなしになっていて、一緒に寝ていたかりんは あっけなく風邪を引き、命も危ない重傷な目にあった。毎日蹴りや嘔吐で心配した。 病院にも通って点滴したし、やっとこ回復した時には涙が出た。 そのせいもあってか身体は大きく育たなかった。 3回お産した所で不整脈に気付いた。もうお産させない方が良いと思った。
離婚する事になった。 家庭内別居状態になっていた時も、片時もかりんは私から離れなかった。 私がずっと世話をしてお産も面倒を見ていたかりんは どうしても連れて出たかった。 かりんがいれば寂しく無かった。
かりんと一緒に住めるアパートを中心に、ワールドにも出られる職場探し。 引っ越しもすぐには出来ずに針のむしろだったけど かりんがいたから耐えられた。
ワールド戦も、トーナメントは初めてだし 車の運転も初めてだし お金もないしで車中泊だし、 かりんと一緒じゃ無かったら寂しいし辛くて死にそうだった。 かりんはどこに行っても人気者だった。 かりんのおかげで友達も増えた。
まさかこんなに早くお別れする事になるとは思わなかったけど いつかは来る事だと思っていた。 まだショックは大きいけど、思い出沢山ありがとうね。 今気が付いたら、かりんがいなくてもトーナメント独りで行けるようになってたよ。 お魚釣ったら大喜びだったね。きっと大きい魚釣るから。 見守っててね。 ありがとう、かりん。
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